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2011年10月04日

豚肉とジャガイモとキムチの炒め煮

この具材のを炒め合わせは昔からよくやっていたが、今日はQPのレシピ本を参考にして、炒め合わせたあとに煎り子出汁を加え、味噌とコチュジャンと醤油で味付けして食す。
食事しながら見たNHKの「クローズアップ現代」のテーマはギリシャの財政破綻に端を発する欧州金融危機で、IMFが思いきってするという融資額がたった11兆円と聞いて、そういえば日本はIMFに10兆円も出資した過去があるわけだから、国際的な組織の力って結局そんなにあてにはできないわけかも?という気持ちにさせられた。
欧州各国が社会保障の歳出過多による財政危機を抱える一方で、比較的社会保障の少ないアメリカではウオール街デモが起きており、世界は再び「富の偏在」を認めるかどうかの岐路に立たされ、人類は今後どいう道筋で新たなステージに向かうのか、まことにもって予断が許されない状況だなあとつくづく思うのであった。最初の世界恐慌が起きた直後の1930年代には世界は徐々に戦争に向かって行ったことをつい思ってしまうのは、新連載を予定している小説がまさに1930年(昭和5年)の日本を舞台にしているからで、きのうからいよいよ執筆を開始して、なんとか予定通りの枚数が書けたので少しホッとしているところだ。あさってから4日間遅ればせの夏休みを取るつもりで、それは長期連載開始直前のリフレッシュ休暇のつもりでもあったのだけれど、私は意外に気が小さい人間で、思い通りに書き出せなかったらどうしよう (-_-;) という不安が先立つため、休暇前にアタマだけ書いておくことにしたのだった。書いた小説の数はもうそこそこあるにもかかわらず、新作を執筆する前は必ず本当に書けるかどうかを心配してしまう。特に今回は現代に近い時代を扱うために余計に心配だった。でもって、私は人前で話したり、エッセイやこのブログを書いたりもしているけれど、本業はあくまで小説を書くことであって、それさえなんとかできればオールOKの気分になれるし、そうでないと何をしようが気もそぞろになるのでした。


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