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2011年10月02日

上方ちらし寿司、海老とキャベツのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
次第に冷え込んでくる曇天の馬場で2鞍騎乗。1鞍目はお馴染みのスーパー氏だったのに、私の乗り方が悪かったのか駈歩がゼンゼン出ずに沈没。スーパー氏を相手にこんなことではまたもやスランプに突入かと気落ちしたが、2鞍目のこれまた超お馴染みハイセイコーのお孫さんはいつも通りに快走してくれて、展望台からレッスンを見ていた人事部のSさんやペンギンのOさんには「さすがブルー(お孫さんの呼び名)ですね~」「気持ちよさそうに乗ってましたね~」と言われました。レッスン中に暴走しそうになった馬が2頭も出たけれど、お孫さんは全く動じないのでこちらは安心して乗ってられるし、何しろ賢い馬なので、こちらのことをよく憶えていて、騎乗前後にめちゃ甘えてくれるのが嬉しい。喉が渇くとフツーの馬は前足で地面をひっかいて知らせるが、この馬は蛇口をくわえてひねろうとするのがいつもスゴイ(@_@)と思っています。
帰宅して食事しながらNHK7時のニュースを見ていたら、今月の国立劇場の歌舞伎公演で、菊五郎があのガガを真似た扮装で登場することが紹介されて、このところ何かと話題作りに懸命な歌舞伎界である。
それにしても歌舞伎なら古来伝承の荒事ファンション&メイクと比べればガガってずいぶんフツーよね~という感じだし、斬新な演出というと必ず猿之助のスーパー歌舞伎みたいになっちゃうのは一体どうしたものか。いいかげん宙づりに代わる何か新しいスペクタクルを見つけてほしいもので、それこそ『歌舞伎の中の日本』で紹介した『御狂言楽屋本説』収録の「火炎首」など奇怪なスペクタクルを再現するとかしたらどうなんだろうか。歌舞伎は常に新しい血を入れるべき舞台芸能であって、別に古典オンリーにする必要はさらさらないと思うのだけれど、近ごろはひと昔前と違って新作や新演出がわりあい容易くできるようになったおかげで、却って何をやろうと新味が薄れてきたのは皮肉な現象ともいえます。


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コメント (3)


先日、仙台のクレインにてマックインというお名前の馬に乗せていただきました。
彼女はレッスン後無口をつけてもらうとおねだりのポーズとして、右前肢を後ろに上げます。
インストラクターのお話では、他の馬達が前掻きを注意されるのを見て、この方法を編み出したそうです。
賢~い!!!
ちなみに彼女は津波から運良く逃れられた被災馬です。

投稿者 小山 雅子 : 2011年10月02日 21:30

昔、猿之助歌舞伎が盛んだった頃にも疑問に思ったのですが、宙乗りって3階席では所作が見えますが、一階席からは見えないです。今年明治座で亀治郎さんが四の切りの忠信の最後を宙乗りで見せましたが、宙乗りになりながら手は狐の所作をやってるのは劇場の一階では全然見えなくて、後日WOWOWの
中継でやっとどんな所作をしているのかわかりました。
演目にもよりますが、出来れば舞台の上で芸を見せて頂きたいと思います。
菊五郎さんがレディ・ガガのような衣装にコッテリ化粧、アップでなければ「これもアリかな?」と(^◇^)

投稿者 お : 2011年10月02日 22:22

たぶん何でも一番最初にやりだす人がいっちゃん大変。後の人は一番手の真似をしてもそう風当たりが強くないから楽ですよね。
もう今や宙乗りをしても観客はそう喜ばないから何か新手をどんどん観せてほしいなと思います。
それには歌舞伎役者も舞台のお稽古だけに重点を置かずに、命の洗濯(クラブ御茶屋通い以外のなにか)を充実させていい舞台人になってもらいたいな、とかく視野が狭いといい役者になれないと思うので。
それと現役で勤めていたら、今の開演時間ではまともに観れないので、運営会社の松竹さんに何か工夫してもらいたいです。

投稿者 毎晩晩酌 : 2011年10月03日 16:53

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