トップページ > ピータン&甘酢白菜、海老チリ、豚とキャベツの辛味噌炒め、海鮮おこげ他
2011年08月24日
ピータン&甘酢白菜、海老チリ、豚とキャベツの辛味噌炒め、海鮮おこげ他
国立劇場で「京のみやび」公演を見た帰りに旧友の河合さんと一緒に赤坂の「栄林」で食事。
今日は午後からサンケイリビングさいたま中央版の取材を受けてまずは氷川神社境内で撮影。その現場をたまたまご覧になった読者の方から早々と投稿を頂戴してビックリです(@_@)さいたま市誕生10周年の特別企画で大宮という町についてのインタビューを受けたので、こんなにベンリで住みやすい町はありませんよ!!!とお答えした。編集長の丸山さんは昔から拙著をご愛読くださっていて、ブログもよくご覧になっていたそうなのだが、まさか私が大宮に引っ越してくるとは思わなかったとか。で、ご主人が劇団を主宰なさっている関係で旧友の岡本蛍をご存じだということを聞いて、相変わらず世間は狭いな~と思いながら国立劇場に向かう途中で、なんとこれまた大学の同級生で三越劇場の蓮池氏とすれ違い、劇場に入ったら、当然ながら次から次へと色んな時代に知り合った方たちにご挨拶で、今日はまったく人生の総ざらいみたいな一日でした。
「京のみやび」は京舞の井上八千代と笛の藤舎名生のジョイント公演で、大切りに芸子さんたちによる「手打ち」もあるから、久々に祇園町の引っ越し興行という雰囲気が漲ってロビーの賑々しさは格別だし、古典芸能関係者も今宵はここに集結したという感じだった。八千代さんの出し物は「玉取海士」と「もさ順礼」という共に井上流の大曲ながら、片や能取り物を素で舞い、片や衣裳付きで人形ブリをふんだんに見せるという、毛色の違う演目を2本並べたプログラム立てがまずは功を奏したといえそうだ。「玉取海士」は幕があがった一瞬、祖母の四世八千代を髣髴とさせ、全体に落ち着いた舞いぶりで、技術的にはもちろん何の問題もないのだけれど、欲をいえばもう少しドラマチックな雰囲気が漂ってもいいように思われた。四世八千代のこの舞いはTVの映像で見ただけだが、それでも広々とした海に女ひとりで分け入る高揚感のようなものが全身から滲み出ていたような気がするのである。それゆえこの出し物に関しては却って今後がまだまだ楽しみにも思われたのだった。「もさ順礼」は井上流ならではのアクロバティックな人形ブリがあるし、また舞い手が若い娘に設定されているために、ひょっとしたらこれが舞い納めになるかもしれないと思いながらも、まだ可愛らしい娘に十分見える八千代さんの舞いぶりに感心させられました。
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/2014
コメント (1)
同じ時間に小劇場の落語研究会。
遊馬「佐野山」、喜多八「死神」、白酒「お化け長屋」、一朝の「定五郎」がよござんした^^。
投稿者 佐平次 : 2011年08月24日 11:25