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2011年08月22日

茹で豚と叩きキュウリの香味ダレ

QPで見た料理。香味ダレはニンニク、生姜、ネギのみじん切りに醤油、酢、砂糖少々、豆板醤、胡麻油を混ぜて作る。豚はしゃぶしゃぶ用の肉を使う。キュウリは4分割してから叩いたほうが仕上がりがキレイになる。今日の天気とは全然マッチしないとても夏らしい料理だと思いながら作ってしまった。
昨夜バスの中でラジオを聞いて、ふと耳に止まったのは、三陸の地層に千年おきの巨大津波の痕跡が発見されたというニュースで、こんどの東日本大震災がやはり千年に一度の自然現象だったことが地学的に検証されたのを知った。前回の貞観大地震の9年後には、関東で元慶大地震があり、さらにその9年後には、近畿地方に仁和大地震が起きたことを思うと、今回がそうしたパターンを辿らないようにただただ祈るしかないのだけれど、それにしてもよくぞこんなキケンな島に大勢の人間が長らく住み着いているものだとほとほと感心してしまう。とにかく昔よりも科学が発達しているとはいえ、一方で昔とは比較にならないほど多くの人間が密集しているのだから、リスキー度はむしろ高まっているのではあるまいか。
天変地異が相次ぐと元号を変えたり、政変が起きたりするのはこの国の常であり、江戸時代だとたとえば天明期の相次ぐ天災の直後に松平定信が登場して、極めてドラスティックな寛政の改革を行ったことが知られるが、拙作をお読みの方は、私が寛政の改革の必ずしも良い面ばかりを描いているわけではないのをご存じだと思うのだけれど、それでも当初において松平定信は民衆から待望されたヒーローであったし、彼が世の中をがらっと変えてくれることが期待されたのも事実である。
現代の民主主義というシステムにおいては、なまじヒロイックな指導者が登場するほうが怖いような気もするのであるが、それにしても千年に一度かもしれないクライシスの中で、今どきの政治家の寝ぼけ方には何をか言わんやであります(-_-;)


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コメント (3)


三週間ほど、田舎に帰っていたので、地方紙では詳しくわからなかった、大文字焼きのことや、小沢君のあやしさなど都会と田舎は時間の流れが少し違っているなと感じました。
 しかし収穫も。関心がなく覚えていなかったのかもしれませんが、わたしの地方で津波の言い伝えは潮が引いたら逃げろ程度でほぼ皆無でした。今回聞いてみると、母の祖母?にここまで津波が来たと聞いたと言われた場所は、実家より三キロほど川の上流でした。今まで毛ほども知らなかったので、大きな地震があったときに、どこまで逃げると安全か考えましたが、裏山に徒歩で登るのが一番よさそうな気がしました。どこに住んでいても標高が高くないと津波の危険は日本中どこでも同じだと思い、改めて背筋の凍る思いです。
 自民も民主も当てにならない今、共産党が躍進してもよさそうなのに、どんどん議席を減らして発言力がなくなっているのも不思議で、なりません。もしも共産党が与党になったら、民主党よりはた迷惑な政策を打ち出しそうでこわくかんじますけど(苦笑い)。

投稿者 nao : 2011年08月23日 02:32

以前、教わった「川上」の板前さんが出たBSの街歩き番組、昨日も放映されて、やっと見ることが出来ました。
先日、友人から、昔「川上」でご馳走になった事があると聞いて、ビックリ。社会人になって間もない頃、その日、たまたま知り合った年配男性から、奥様が急に都合が付かなくなり、「折角、予約したので、良かったら…」と誘われたのだそうです。舌の肥えた友人ですが、若かったし、入った瞬間、店の格式を感じて、緊張してしまい、何を頂いたか、良く覚えてないそうですが、そんな事あるんですね。そうした偶然を期待できない私は、自力で伺いたいと思っています(笑)。

投稿者 ウサコの母 : 2011年08月23日 22:05

はじめて書き込みさせていただきます。
今日母と一緒に、松井今朝子先生の行きつけ(?)の場所、氷川神社に参拝しにいきました。そしたらば神橋で撮影中の松井先生発見!!まさかまさかの遭遇!撮影中だったので、参拝してからお声がけしようと思ったのですが。参拝終わりに神橋をみたらば、もう撮影撤収。。。時すでに遅しでした、残念!!帰りの電車の中でも母と「凛としてるってああゆう人のことゆーんだろねー!」と興奮がなかなか醒めずここで思わず書き込みしてしまいました(汗)。

投稿者 sayaka : 2011年08月23日 23:42

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