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2011年01月12日
大根と里芋のおでん
QPで見た料理。酒を少々入れた水で大根を15分ほど煮てから骨付きの鶏肉と里芋を加えて塩で調味しじっくりと煮込む。昆布出汁を酒、味醂、醤油、砂糖で味付けし、水溶き片栗粉でとろみをつけ、仕上げにスリ黒胡麻をたっぷり加えた黒胡麻餡をかけて食す。
今日も食事しながらNHKの「クローズアップ現代」を見たら、本当に人間そっくりのアンドロイドが登場したのでギョッとした。マジにこんなものを作ってる人がいるんだ~(@_@)と感心しつつ、日本がこの種の研究や技術に優れているのは至極当然な気もするのだった。 何しろ「鉄腕アトム」や「火の鳥」を読んで育った人が少なからずいる国だという点もあるけれど、それより文楽人形という世界に類を見ない3人遣いの人形劇を生んだ国であることも忘れてはなるまい。この点については現代人形劇センターの塚田さんともよく話すのだが、文楽人形ほど人間に近い動きをとことんまで追求した人形劇はやはり珍しく、ふつうなら逆に人形らしさということをもっと重視しそうなものである。なぜ生命のない人形を、そんなに人間に近づけたのかの理由を、ただアニミズム的な精神の発露としてに片づけるわけにもいかないのはリアルの追求がアジアの中でも特異だからで、この話をきちんとすれば日本人論が一冊書けそうな気もするくらいである。
ともあれ民族性というものは存外しぶといと感じる時があるが、近ごろのタイガーマスク現象は、それが流行ってしまった点を含めて、いかにも日本人的であります。
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コメント (1)
見てきました、ちょうど今日文楽の初春公演を(^◇^)
お目出度い「寿式三番叟」「傾城反魂香」「染模様妹背門松」
蓑助丈が使われるおとくはそのままで世話女房、なんで人形にあのように細やかな動きをさせる事が出来るのか。いつも感心します。上方の世話物でも女形の役者よりも艶と色気がにじみ出る時があります。確かに他国の人形劇ではあんなの細やかな動きは見たことが無いですね。
投稿者 お : 2011年01月12日 22:50