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2010年12月14日
鶏挽肉の袋煮
QPにヒントを得て作ったオリジナルメニュー。鶏挽肉と卵、生姜とネギのみじん切りを混ぜ合わせて塩、醤油少々で味付けし、片栗粉を加えてしっかりと練り混ぜた肉だねをふたつに切り割った油揚げの中に詰め込んで、味醂と醤油で味付けした出汁で煮る。最後に水菜を入れてさっと火を通す。
NHKの「クローズアップ現代」を見ながら食事。今日のテーマは妊婦のエコー検診で、出産前に胎児の異常を知ることが果たして良いことと断じきれるのかどうかという問題が語られたが、今や各分野におけるテクノロジーの著しい進歩が人類に色んな問題を突きつけ、考えさせる時代だよな~と、つくづく思われたのだった。人類の遺伝子が完全に解読できたというのだから、そのうちきっと、いやもうすでに、生まれる前に遺伝子をいじくることが当たり前になるであろう。結果、あまり病気をしない、頭や体格や運動神経がよくて顔もキレイな男女ばかりが世界中にあふれてしまうのだろうか?いや、世界中にあふれる前に、まず一部富裕層のあいだで遺伝子をいじくることが流行して、色んな失敗例が出ちゃいそうで怖い〈-_-〈
先日車中のラジオでちらっと聞いて、こわっ!!!と思ったのは、地球温暖化を早急にくい止めるのが困難だとするアメリカで、上空に何か冷却剤のようなものをばらまく案が出されたというニュースで、下手にそんなことをしたら世界中の気象がムチャクチャになるような気がするのだった。 とにかく自然をなるべく自然のままにしておきたい東洋人の私としては、人間が一部をよくするために何かをやると、そのつど別のところに支障をを来して世界はどんどん悪化の一途を辿るような気がしないでもないのであった。ことに遺伝子と気象の操作は人類を滅亡に向かわせる公算大に思えてならない。恐竜はその特徴である巨大化で滅んだという説もあったが、人類はテクノロジーで滅んじゃいそうである。
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コメント (1)
遺伝子いじり、気象いじりに関する松井さんの危惧に全く同感です。遺伝子いじりのほうは、多分、先ずは個人的な形で顕れるでしょうから、まだよいとして、何かを撒布するということは、直ちに全地球的に拡がりますから、よほど全地球的合意を経てからでないとマズイでしょうね。
地球の温暖化と寒冷化は、何らかの宇宙的サイクルでこれまでも
繰り返されてきていることは南極から切り出した氷の解析から明白です。しかし、今の、いわゆる温暖化のフェイズが本当に人為的なものかについては、科学者の間でも一致した見解があるわけではありません。もちろん浪費はよくないことで、有限な資源を有効に使っていくことは、いつ、いかなるところでも望ましいことです。
京都議定書についても米国や中国が参加しないのに単なる延長など無意味ですし、やはり真に望まれるものは、地球に関する純粋に科学的研究ではないでしょうか。
投稿者 armich : 2010年12月15日 12:43