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2010年10月31日

鶏肉と根菜の洋風炒め

 QPのレシピ本で見た簡単な炒め物。つぶしたニンニクで香りづけしたオリーブ油で鶏もも肉と乱切りにした人参、レンコンを蒸し炒めにし、さらにシメジを加えて塩胡椒で味つけ。最後に醤油少々を鍋肌に注いで仕上げる。レンコンは切ってからさっと水に通し、鶏肉は余分な脂を除いておくこと。
写真で見ての通り、今日は蹄跡(馬の通り道)さえ定かでないグチャグチャの馬場だったし、専用馬のチアー君が疝痛でダウンしたため、別の馬に乗ってコントロールが巧く行かなかったりもして、駈歩が満足に出来なかったのはザンネンでした。疝痛とは腹痛のことで、その昔は人間の病気にも使われた言葉だったが今はそれを知る人も少なかろう。馬に関する用語には意外と古語が生きており、ラチがあくとか、あかないとかいうラチが現代でもちゃんとタームとして使われているので最初ビックリしたものであります。
 今日はONコンビのOさんが例の読むだけで禁煙できたという本を人事部のSさんに貸して、もしSさんも禁煙したら、次は私が借りる番なのだけれど、本といえば、昨日オペラ歌手のSさんが「うちのクラブで知らない人ないんじゃないの~」と言ったのが、おがわじゅりさんのマンガ本「元競走馬のオレっち」シリーズである。サラブレッドの競走馬の多くは種馬にも繁殖牝馬にもなれず、廃馬として殺処分される運命をたどるが、中には乗馬クラブで訓練をやり直して乗用馬になるのもいて、プロのジョッキーを乗せて猛スピードで走ってた馬が、私たちのような素人を乗せてゆっくり走るようになるには、またそれなりの才能と努力が要るのだった。「元競走馬のオレっち」は、そうした競走馬から乗用馬に転向した馬たちを主人公に、ほのぼのしたタッチで描かれたマンガだが、そこには心ならずも第二の人生ならぬ馬生を強いられた馬たち独特のペーソスが漂い、人生の挫折をいかに乗り越えるかのメタファーとしても読めるので、乗馬をする人ならずとも十分に共感できるところはありそうだ。第2弾が出たので早速読んだところ、今回は腰かけOLっぽい牝馬が登場し、若い女性の共感を得るところも大きかったのだろう、「あの場面で、号泣しちゃったって言う人もいたわよ」とSさんに聞いて、号泣とはいさかかオーバーだけれど、私も読んでホロっとなったシーンは確かにあった。クラブハウスではじゅりさんのイラスト入りグッズもよく売れてるみたいだし、ブログのファンも多いとかで、なにしろ乗馬という日本ではまだ決してメジャーではないスポーツを題材にしたフィクションは滅多にないだけに、コアな読者がしっかりついてるものと思われます。


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