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2010年10月19日

同級生交歓

 今日は大学時代の寮の仲間である鳥とカエルと豆狸(いずれも顔が似てるところから来た仇名)がわが新居を訪問とあって、先日合羽橋で買ったパエリア鍋をさっそく使いました(^_^)!
昼食後はやっぱり氷川神社と大宮公園に案内し、再び家にもどって延々と夜まで10時間近くもオシャベリが続けられたのは、何たって寮時代に幾晩も徹夜で話し合った仲間だからであります。
3人とも立派に子育てを終えた専業主婦であり、現在私の身近には妹しか専業主婦がいないわけだし、同い年の話が聞けるのも久々とあって、興味深く耳を傾けたのだが、3人とも学生時代とあまり変わらない考え方をしていて、現代社会に対する驚きや、日本の将来に対する不安や、高齢の親を抱えた悩みや、さまざまな点で共感できるのは、やはり同世代として当然のことかもしれない。
3人とも20代後半から30代の子を持つ親たちだから、「ホントやることが地味なのよ~会社にお弁当を持って行くし、海外赴任は絶対嫌だっていうし、ちっとも偉くなりたくないらしいんだけど、こっちはそれを本当の気持ちだと理解するのが大変だったわね」などと口々に言うのである。「なんでそんなになっちゃんたんだろう?育てたのはあなた方でしょ」と私。「私たちだって、まさか自分の子がそんなふうになるとは思わなかったわよ」と異口同音。「でも、私たちの世代あたりから母親のほうが強くなったのは確かだわね。うちのお父さんはそれでも強いほうだったけど、息子の同級生の両親を見てると、みんなお父さんの影が薄いのよ」とカエル。「そう、今の若い男の子はみんな母親が育てた子だから結局やさしいのよ」と豆狸。娘ふたりを持つ鳥はボランティアで中学校のカウンセラーをしていて、「今はもう、親子ぐるみでケアしなくちゃならない人も沢山いて大変なのよ~いろんな細かい点まで評価の対象になる時代だから、その流れにのっかったら逃げられないし、外れたら思いっきり外れることを覚悟しなくちゃならないし」というのを聞いたりしてると、私はますます日本の将来が不安になり、「ねえ、私たちが老人になるころは一体だれが税金払ってくれるのかなあ」と、わが身の心配ばかりしていたのでした。


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