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2010年10月16日

一族集合

今日は京都から来た父母と叔母、甥の4人を大宮駅に出迎えて、まずは駅前の銀座アスターでランチ。そのあと一行はわが新居で亀ファミリーと対面してから(笑)氷川神社に参詣。大宮駅からウチまでのあいだ母は「町の感じがなんや三軒茶屋とちっとも変わらへんがな~」と言いっぱなしだし、氷川神社に行けば行ったで、「下鴨神社にムッチャ似てんで~」と甥っ子が言う。なにしろ京都には神社が山ほどあれど氷川系は関西に皆無だからして、ご神体すら知らない父親も、「この橋のあたりは上賀茂神社にも似てるし、格が高い神社やということは見ただけでわかるわ」とのこと。今回が初参詣の妹も、「私ら京都の人間はやっぱりこういうとこへ来るとなんやホっとするわ~お姉ちゃんがここの家を選んだ理由がようわかるわ~」と言う一方で、「いいや、ほんまの理由はこっちのほうやで」と母は馬の手綱を持つ手つきをして混ぜっ返しにかかるのだった。
それにしても久々に会う母親がまだ意外に元気そうだったのは何よりとはいえ、要介護認定の病気持ちだけに、今回こちらに来るかどうか本人はギリギリまで迷ったらしい。理学療法士の資格を取るべく、現在某大学のリハビリテーション学科に学ぶ甥っ子が懸命に説得し、自ら介護役を買って出て一緒について来てくれたのだから、たった一人しかいなくても実に良き孫を得たというべきだろう。ふだん母はまだ車イスを使わずに済んでいるが、今回は大宮駅の雑踏に揉みくちゃになってもいけないし、氷川神社に参詣する予定もあったので、甥っ子が京都でレンタルした車イスを押して移動させ、駅での手配や何かにも万全を期したから、母は安心して身を任せていた。途中で私が少し代わって車イスを動かすだけでも、傾斜面が想像以上に大変なので、日ごろ介護に携わる方のご苦労が偲ばれた。ともあれ新居をお披露目して両親にちょっぴり安心させたかった娘としては、甥っ子と共に、介護の付き添いで一緒に来てくれた叔母にも大感謝でした。


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コメント (1)


お母様、お元気そうで良かったですね。
これだけ高齢者が多くなって、介護の現場も大変です。(存在すら分からない方も多くいらっしゃるらしいですが・・・笑)
日々の介護もちょっとした工夫や・コツで介護者もご本人も生活し易くなることがたくさんあります。結構海外旅行に出かけられるかたもありますよ。いろいろな情報収集も参考になりますよ。
我が家は85才と80才母が(それぞれ独り暮らし)いますが、介護が必要になったら、うるさい利用者の家族としてレッテルを貼られそうです。
今朝ちゃんのところは頼もしい甥っ子さんがおられ、今後もご安心ですね。

投稿者 HEDE : 2010年10月17日 11:06

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