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2010年10月13日
鯛かぶら
QPで見たのはブリかぶらだったが、近所の伊勢丹クインズではブリのあらが売り切れ!とのことで鯛かぶらに変更。もともとブリは大根、かぶらは鯛と合わせるのが正統派なのでは?要は鯛のあら炊きに蕪を加えただけだが、あら炊きは酒醤油砂糖味醂を思いきり多めに使って濃い味付けにしたほうがオイシイ。あらは炊く前に湯通しして、炊くときに生姜を加えるのがポイント。
今日のTVはチリ鉱山事故の救出報道一色で、たまたま昼食時にライブ中継で最初の救出シーンを見てしまったが、30代にして実に落ち着いた対応ができる男性だったことにいささか驚いたものである。もともと人間力のある人たちだからこそ想像を絶する極限状況を乗り切れたのだろうが、人はそうした極限状況に置かれると却って精神面がパワーアップするということも大いにありそうである。
ところで最近よく女性と話すと、今どきの日本男児はめっぽう打たれ弱くなっているらしいことがしばしば話題になるのだけれど、それは生まれ落ちた時点からあまりにも快適な環境に置くために、まず根本に動物的な強さが欠けてきたことに原因があるのかもしれない。動物的な強さがないからおのずと過保護な環境に身を置くようになって、あげくますます人間力が弱まってしまうという悪循環を断ち切るのは難しそうである。極限状況とはいわないまでも、どこかの時点で厳しいイニシエーションを受けずに通過してしまうと、あとあと本人も辛いだろうし周りも至極迷惑することは、子育ての段階でもっと強く意識されてもいいのではなかろうか。
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コメント (1)
男性に関するお説、全く同感です。今日の朝刊(読売と八戸の新聞デーリー東北)で国立極地研究所の研究テーマの応募(何を研究すべきか)して採用になったのが、名前から見てですが、全部女生徒だったように思います。
さて、本日、青森県のお米、まっしぐらの新米(玄米)10kg、くろねこやまとより、ポプラ社編集部気付 松井今朝子様宛て発送させていただきました。二、三日前、手に入りましたのですが、雨がちの日が続いておりましたので、ひかえておりました。今日はすっきりとした秋晴れで、空気もからっとしておりました。発送日和と思いました。
このお米は、青森県上北郡東北町上北南(旧上北町)の蛯名家の田んぼで収穫されたものです。この地方は、汽水湖である
小川原湖と温泉で有名です。地域の人々は、小川原湖を宝湖と呼んでとても大切にしております。小川原湖には伝説がありまして、橘の大納言忠道が京都から蒸発してしまったのを、二人の姫君、玉代姫と勝世姫が悲しんで、父を探し求めながら、とうとう陸奥の国まで来てしまいましたが、小川原湖まで辿り着いて、父が湖の主になっていることを知り、玉代姫も、勝世姫も入水しました。玉代姫の入水したほうが姉沼、勝世姫の入水したほうが小川原湖と言われております。橘の大納言は沼崎観音、玉代姫は姉沼大明神、勝世姫は広沼大明神として湖畔に祀られております。小川原湖は、時計回りに三沢市、旧上北町、東北町、六ヶ所村に囲まれておりますが、旧上北町に先覚者がいたからでしょうか、小川原湖は、旧上北町の番地で登記されております。三沢駅、三沢空港、小川原湖公園、等、には市女笠の二人の姫君の木彫や人形が、ひっそりと、あるいは空高く
市女笠の薄絹を風に靡かせているのが遠望されます。また、湖畔には、二人の近代的な銅像もあります。
新幹線が12月4日には八戸から青森まで延伸され、途中に
七戸十和田という駅が新設されました。百年に一度のことと、
近隣の人々は張り切っております。駅のある場所は七戸町ですが、十和田、八甲田方面への新たな玄関口にあたりますので、
このような駅名になり、七戸町の町長さんはじめ町民もオカンムリのようでしたが、大勢の人が乗り降りしたほうが地元にとってもよいことでしょう。北の下北方面でも、秘境である下北半島に人を呼び込もうと、いろいろ工夫して張り切っております。
どうぞ松井さんも、まっしぐらを召し上がって、一路みちのくへ、まっしぐら…、心よりお待ちしております。
投稿者 荒谷 美智 : 2010年10月14日 15:42