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2010年10月04日
豚の生姜焼き、ゴーヤのアンチョビソース和え
ゴーヤは先日マンガ家の高見まこさんから頂戴したアシスタントさん自家製のもの。前に大島さんからも頂戴したので、今年はどうやら趣味のゴーヤ作りが流行ってるらしいのであった。アンチョビソース和えはQPのレシピ本で見た料理。薄切りしたゴーヤをさっと湯通しして、ニンニクのみじん切りとアンチョビを炒め合わせたソースで和えるだけ。簡単でオイシク出来ました。
検察審査会で小沢氏の強制起訴が確定したニュースにもさほど驚かないのは、なんたって検察の特捜部長まで逮捕されるご時世だからで、朝見た報道番組で、東京地検のOBが、大阪地検の中は一体どうなってるのか、東京じゃとても考えられない!というような発言をされたので、ついつい拙著の「辰巳屋疑獄」を想い出してしまった。これは大財閥の家督相続をめぐる裁判が大坂町奉行所で開かれた際に贈収賄の不正が起きたため、江戸の評定所に上告されて、すでに寺社奉行になっていた大岡越前守忠相らが再審議に当たり、結果、死罪4人を出す大疑獄事件に発展した歴史的事実に基づく時代小説なのだが、ちなみに死罪になったひとりは大坂東町奉行の用人で、彼に関わった与力は自害し、直属上司の東町奉行ばかりでなく西町奉行までが罷免されて、共に閉門や逼塞の処分をこうむったのである。江戸時代においても裁判の不正はかくも厳しく断罪されたくらい、時の政府を根幹から揺るがす大問題だったわけで、この事件についてもっと詳しくお知りになりたい方は拙著をお読み下さい。
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