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2010年09月06日

茄子と豚肉の南蛮漬け

QPで見た料理。出汁に砂糖と味醂、鷹の爪を入れて煮立て、火からおろして醤油、酢、玉ネギの薄切り、生姜の千切りを加えて南蛮酢を作る。茄子は皮に切れ目を入れて、豚肉は薄力粉を振って揚げる。意外と簡単に手早く出来ました。
NHKBSハイビジョンで放送されている「日めくり万葉集」の出演依頼には、いくら日本の古典でも全く守備範囲外だし、なんで私に???という感じだったが、別に専門的な話をする必要はなく、好きな歌を1首選ぶだけでいいとのことだったのでなんとなく安請け合いしてしまったところ、気に入った歌はほとんどすでに選ばれていて、セレクト段階でも相当に厄介なお仕事なのだった(-_-;)今日はそのディレクターの松井氏と関根さんが打ち合わせにおいでになり、帰り際に「大宮は意外に近いんですねえ。すぐに来られたのでビックリしました」と仰言ったのが印象的で、今日はたまたま大学時代の友人からも、「三茶みたいな便のいいとこから、さいたま・大宮とは、また思い切った転居ですね。なにか、心境の変化でも・・・」というようなメールをもらったので、湘南新宿ラインのこととかはまだそんなに知られてないんだろうか?なぞと思いながら、そういえば30年前に目白から三茶に転居したときもずいぶん辺鄙な場所に引っ越したようにいわれたことを想い出したのだった。三茶に引っ越して15年ほど経ったころ、たまたま世田谷パブリックシアターを訪れられた某大学のH先生から、一体いつの間にこんなに拓けた街になったんでしょうか!という驚愕のおハガキを頂戴した覚えがあって、とにかく当たり前だが、どんな人も自分が日ごろ見ない場所や物事の変化には気づきにくいということのようである。ワタシ的には、三茶が「便のいいとこ」としてピークを迎えたのは約20
年ほど前で、その後はずっと横ばい状態が続いて、最近はやや下り坂かと思われるくらいだったのだけれど、世間的な認知度は急上昇したせいか、もともと庶民派の街だったのに、100㎡超級の億ションがどんどん建ち始めた時点で、今後はいささか住みづらくなりそうな予感がして離れたというのが正直なところである。
 それにしても、こうしたギャップは何も土地に限られた問題ではなかろう。会社や学校や、その他もろもろの組織でも、有名になってしまった時点でそこに入るよりも、世間的にまだあまり知られていない伸び盛りの時点で入ったほうが絶対にお得感があるのを、もっと若い人に訴えることもすべきではないのだろうか。なんて、大卒者就職率の低さをテーマにした今日のBSフジ「プライムニュース」を見ながらふと思ったのでした。


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