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2010年09月05日

プロヴァンスヴェール

元国立劇場と元ポプラ社というより、現京都造形芸術大学とクルックにご所属の矢内さんご夫妻が小学2年マー君ともどもご一家で見えられて、急なご訪問だったのでこちらも準備がなく、歩いてすぐのフレンチR「プロヴァンスヴェール」にお誘いしてランチを共にした。ここも前を通りかかって、一度チャレンジしたいと思っていた店だが、三茶にあった「プロヴァンス」と同じく家庭的なフレンチで、ポーションが大きいし、野菜をふんだんに使ったヘルシーな料理がそこそこお味もいけて、非常にリーズナブルな店である。生ハムとパテのサラダ、冷製の野菜ポタージュ、鱸のソテーにデザートとコーヒーが付いたランチコースは食べ手があってお腹いっぱいになり、一旦帰宅してから氷川神社と大宮公園を散策。男の子は生き物好きとメカ好きに分かれるような気がするけれど、マー君は鉄道博物館よりもわが家のカメと大宮神社の池のカメに頗る興味を持たれたようで、どちらのエサやりにも熱心だった。そういえば、去年奄美大島に日食を見に行ったときも、水族館で私と一緒にウミガメの子のエサやりをしたのだった。一年はあっという間で、2年生になったマー君は今や乗馬にも凝っていてジムカーナの試合にも出ているとのこと。一緒に乗馬を始めた矢内夫人は、腰痛を抱えるダンナ様にも盛んに勧められるのだが、文系プロパーのダンナ様はスポーツにはあまりご興味がないようで、私が大量に所持する戦前の舞台写真に見耽っておられたのだった。おふたりは今回のご訪問で何よりも氷川神社の立派さと、大宮が意外にも大都会であることに相当驚かれたご様子で「今まで持ってた先入観と全然違いますよね~」と関西圏出身の矢内氏が仰言るのは無理もなく、私とて乗馬でこちら方面にご縁ができるまでは、正直言って眼中に入ってこない土地だったのである。「すっかり大宮ファンになりました。編集の仕事じゃなかったらこちらに越してきたいくらいですよ」と矢内夫人は
幻冬舎のヒメと同じようなことを仰言って、氷川参道の名物団子を食べたりしながら散策を十分に満喫して
ご帰宅になったのでした。



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