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2010年09月02日
もりかわ
「星と輝き花と咲き」刊行の打ち上げで、講談社の国兼ブチョー、堀さん、森山さん、塩見氏と一緒に赤坂の「もりかわ」で会食。割烹の名店「京味」出身の店とあって期待度も高かったが、酢で〆たコハダとイカの黄身酢がけからスタートして、鯛のちまき鮨等の八寸、小柱、銀杏、とうもろこしの揚げ物、のどぐろと冬瓜とずいきののお椀、伊勢海老と鯛のお造り、ぐじの塩焼き、ほかにも箱ごと出された3箱分のウニや2皿に山盛りの蒸し鮑を各自でたっぷり取り分けるなどして、さらに脂がのった鰻がご飯と一緒に出たあと、デザート2品という超豪華版で、胃がはち切れそうなほど盛りだくさんの料理をいずれも美味しく頂戴した。お椀は焼いたのどぐろの香ばしさが引き立つ薄味で、ちまき鮨は笹の香りが得も言われず、とうもろこしの甘みは絶品で、ほかもすべて吟味した素材の持ち味を最大限に活かそうとしたシンプルな料理は割烹料理の王道を行くものとして好感が持てた。お土産に頂戴した炊きたての松茸ご飯は明日の楽しみである。
堀さんは出産育児中の禁酒から解放されて以来、毎日欠かさずビールを飲んじゃうそうで、片や森山さんは今度お二人目が出来て11月から産休に入られるとかで、働く女性の出産育児はなかなか大変そうだと思いながら話をお聞きしていたら、横から国兼ブチョーが「でも男は不要な感じというのも辛いもんがありますよ」と仰言る。ブチョーの3歳になるお子さんはとにかく朝から晩までお母さんにべったりで、家の中にふたりだけの世界を築かれて自分はそこから閉めだされたような感じになるのだそうで、「だからいっぺん隠れてみたんですよ」「は?隠れた?家の中で?」「そう、ベッドの下に潜り込んだんですよ」「ええっ、いい歳してマジにそんなことしたわけ!!!」「で、いつ気づいてくれるんだろうと思ってじっとしてたら、それが全然気づいてくれないんですよね~」と仰言るブチョーには一同すっかり呆れ返ったのでした(笑)。
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