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2010年08月28日
ジャガイモとキュウリのアチャーレ、ネパール餃子、ニガウリとキーマのカレー、鶏肉のカレー、ナン、
スラッシュの進藤さんと大山のネパールレストラン「マナカナマ」で食事。アチャーレはぴりっとした胡麻和えみたいなもの。料理はいずれも美味しくてリーズナブルでした。
整体治療の帰りに東京都健康長寿医療センターに入院中の進藤さんのお母様をお見舞いしたら、胃潰瘍はすっかり治癒したとのことで、顔色もよく、とてもお元気そうに見えたのは何よりだった。聞けば同病院は老人医療の最高峰だといわれていて、進藤さんが大山に引っ越したのも、いざとなればこの病院が頼りになると思われたからだそうである。実際のところ、医師も看護師も療法士も至れり尽くせりのケアで、高齢者にとっては本当に素晴らしい病院なのだとか。それだけに常時満床状態だからずっと居座り続けるわけにもいかないのが悩ましいところらしい。次に近くの老健施設に移りたくても、そちらはそちらで入所するのに何ヶ月待ちという話だから、「オリンピックをするほどの金があるなら、東京23区すべてにこの手の老人医療施設を造るべきよ」と進藤さんが言うのはもっともで、とにかく施設も人手も全く足りていない状態なのである。待機児童の問題と考え合わせても、政府や行政機関はこれまで一体何を考えてわけのわからん不要なハコモノをいっぱい造っちゃったんだろう!と腹立たしさを覚えるばかりだ。
ところでこんな立派な老人医療施設がなぜ大山にあるのかという疑問について、「あなたの小説にも出てくる人物と関係があるのよ。まあ見ていってよ」と病院の真っ暗な病敷地を案内されてお目にかかったのは渋沢栄一の巨大な銅像で、彼が院長をつとめた「東京養育院」が上野から何度か移転を重ねて同地に落ち着いたのだという。「なるほど、だからこんなに良心的な病院なんだって納得したわよ」とのことでした。
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