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2010年08月06日

中華バイキング

整体治療の帰りに池袋でスラッシュの進藤さんと会ってルミネ内の「香港茶龍」で食事。この店のバイキングはちょっとしたホテルなんかより種類も豊富でずっと美味しいし、リーズナブルなのでガッツリ食べたいときはオススメします。
入院中のお母様に昨日やっと要介護認定が降りた進藤さんは、認定度がハイレベルだっために昨日はいささかショックで落ち込んだと仰言るが、同じくハイレベルの要介護認定を受けた母を持つ私としては、「正直いって、そのほうがよかったんじゃないの」と申しあげたのだった。「それに今年の夏はお母様にとっても入院なさってたほうが幸いだったと思うよ」とこれも正直な意見。「おまけに入院費用がびっくりするほど安かったのよ」とも仰言るので、「そうそう、うちもそうだったみたい」と同調しつつ、「しかしそれが今の日本の抱えてる医療保険の問題点でもあるんだよね~」とお互い顔を見合わせるはめになった。現役世代でも多くの人が「後期高齢者」とされた親たちを持つ身だという現状を考えれば、この問題の解決は実に難しいといわなくてはならない。
ところで世界に認められた日本の「舞踏」の開祖ともいうべき土方巽(ひじかたたつみ)のアーカイブスが慶大にあるそうで、進藤さんは最近そこの取材原稿をまとめる仕事を通して、「土方さんは秋田工業高校出身で、うちのお父さんのもろ後輩だったことがわかったの。大変な硬派の学校だから、当時その学校を出た人がモダンダンスを習ったなんて、めちゃめちゃ変わり者だったに違いないわよ」とのこと。彼の作品の中には「ぎばさ」と題するものがあるのもわかったそうで、「いかにも秋田の人らしいでしょう」と聞かされて「そりゃ『ぎばさ』なんて題は秋田の人しか思いつかないかもね」と答えた私は「ぎばさ」がねばねば系の海草でオイシイ食品であることを知ってるのであります。舞踏で演じられる「ぎばさ」はなんとなく想像がつくような気もしつつ、「やっぱりちょっと見てみたかったわよねえ」とこれまた意見が合いました。


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コメント (2)


松井様のお母様が要介護認定を受けられていたなんて、びっくりしました。お店を譲られてまだ2年?くらいですよね。
切ないですね。つい2年前には料理屋の女将として店を切り盛りされていたのに。知人というか歌舞伎友達に90歳近い方がおられ、まだご自分で会社を切り盛りされ、好きな役者さんが出演される舞台を見る時は一人で地方にも出かけられます。最近の100歳以上の方の行方不明事件と鑑みて複雑な思いです。

投稿者 お : 2010年08月07日 23:01

母は病気を致しまして仕事を続けるのが難しくなり、要介護認定を受けましたが、精神面はちっとも変わりませんし、ときどき介護の方の手をお借りしながらでも、身のまわりのことは自分でしっかりしております。

投稿者 今朝子 : 2010年08月07日 23:31

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