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2010年07月30日
鶏肉とアスパラガスのカレーマヨ炒め
久々に作った実にQPらしい簡単料理である。マヨネーズにケチャップとウスターソースとカレー粉とニンニクのすり下ろしを混ぜ込んだ合わせ調味料の半分をフライパンで熱して、マヨ油が浮き出てきたところで削ぎ切りにした鶏むね肉を炒め、さらに玉ネギとアスパラガスを足してから、残りの合わせ調味料を加えて仕上げた。料理を作りながら日テレの特番をちらちらと見て、海老蔵があんまり嬉しそうに映っているので、気をつけないと女性ファンがいっきに引いてしまうのではないかと心配されたくらいである。
昨日の披露宴の帰り道でたまたま一緒になった林真理子さんから「松井さんはきっと着物をたくさん持ってらっしゃるんでしょう。いいわねえ」と言われたが、別にそんなに持ってるというほどでもないと思うのだけれど、ひと夏に一度着る機会があるかどうかという絽の着物がなぜか4着もあり、絽の袋帯も2本あったので今回は大いに助かったというところだ。
着物は自分で誂えたのはほとんどなくて、母親や周囲の着物道楽の方から頂戴しているうちに、いつの間にか手持ちの小さな箪笥には入りきらない量になってしまい、引っ越し時に近所のボランティアセンターに何着か寄付したのだが、引っ越し後にもまだ完全に収まりきらないことに気づいて、先日たまたまわが家を訪れた幻冬舎のヒメに、帯揚げや帯締めの類ともども少し差しあげたりもした。「ヒメ、うち着物があまってんだけど持ってく?」と訊いたら、ヒメは着物を干物と聞き間違えらたようで(笑)「はい、頂戴しま~す」とごく軽いノリで答えてから着物と知ってえらく慌てたのだそうである。もっとも着物は着る習慣のない方に差しあげても迷惑なだけだが、ヒメはときどき着てらっしゃるのを知ってたので、この際強引に持ち帰ってもらったのだった。
今日は夕方から昨日の着物を片づけるついでに、箪笥の中をもう一度きちんと整理して、これだけの着物があれば、ふだんからもっと着てもよさそうなものだと思いつつ、どうも面倒くさくて、その気になれない。帯一本、いや、帯揚げ一枚取り替えるだけでもガラッと違った雰囲気にできるから、オシャレな人なら組み合わせに凝り甲斐もあるだろうが、私は元来オシャレにはほど遠い人間で、それでいて他人の着物姿を見ると、わあ~悪趣味だな~とか、着こなし方が下手くそだな~とか、わかるくらいに目だけはしっかり肥えてるので、ますます自分が着る気はしなくなるのである。後始末や保存にも手間がかかるし……なんちゃって、乗馬は下手の横好きで、とても他人様のように巧く乗れないと知ってからも続けてるわけだから、要は身につけるものに関しては全く興味が湧かない人間なのだろう。800個のダイヤをちりばめたティアラと、アルダブラゾウガメのどちらか一つをあげると言われたら、迷うことなく後者を選ぶ私であります(笑)。
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