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2010年06月27日

チャプチェ定食

乗馬の帰りにスラッシュの進藤さんと池袋のメトロポリタンプラザで食事。
つゆ空の下、馬装をするだけでも汗だくになる蒸し暑さにもめげず今日も2鞍騎乗。専用馬のハッちゃんもウンウン唸りながら懸命に走ってくれました。
 クラブハウスではONコンビのOさんに会うなり「こんど面白い馬が入って来たんですよ~」と言われて、さっそく厩舎で見たら中間種アパルーサの葦毛で、顔は灰色っぽい通常の葦毛なのだが、ちょうど鞍置きを
する部分が真っ白で、お尻はダルメシアン犬みたいなブチブチになってる本当に変わった毛並みの馬なのであった(@_@)ちょうど鞍置きする部分が真っ白なのは「たぶん陽に灼けなかったからでしょうねえ」と某インストラクターは仰言ったというのだけれど、だったら葦毛の黒っぽい毛は、人間でいうシミみたいなもんなわけ?それってホント???ジョークなの???と後でさかんに首をひねった私であります。
進藤さんは骨折の止め金を抜く手術をした直後に同居のお母様が入院されて、今度はそちらの病院通いとなり、私が会ったのもほぼひと月ぶりである。この間図らずもいろいろな医療現場を見て、いかに現場の人たちが疲弊しているかを肌で感じ、やはり医療や介護の仕事はもっと報われていいはずだと思い、今後ますます高齢者が増える現実を前にして、今でさえ人手が足りない問題を早く本気でどうにかしないと日本は大変なことになると痛感したそうである。
とにかく今から医師の数を急に増やそうとしたって、若年者の数そのものが少ないのだから、高齢者医療の問題を考えた場合、需要に見合った供給はとても期待できないので、いっそ医療の規制緩和を図って、医学部出身者でなくてもある程度の医療行為ができる准医師免許みたいなものを交付するとかなんとかしたらどうなんだろうと私は日ごろ思ってるのだけれど、「でも、そうなると医療ミス問題や何かでまた大変厄介なことになるのよ」と進藤さん。「知ってる?今は点滴ひとつするにも、毎回自分の名前をフルネームで言わせられちゃうのよ。顔見知りの看護師さんになんで毎度毎度自分の名前を言わなくちゃならないんだって、母親は呆れてるわよ」「確かに一時なんだからやたらに点滴ミスが続いたもんね。その余波がそういうカタチになってあらわれてるわけか~」と言いつつ、何か起きると必ずそうした杓子定規な対処しかできなくなってしまっている現代社会の硬直性についてつくづく考えさせられたのでした。


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コメント (1)


何度か入院して医療現場の疲弊は私も感じていました。小泉首相の色色なさった改革の最悪なのが医療現場でしょう。あの改革でどれだけの税金が浮きそれが有効に使われたのか?所詮学者の見識は机上のもの。一経済学者の意見のままに制度改革された事があちこちで機能不全を起こしてます。
毎月血液検査に行くたびに生年月日と姓名を問われます。もし認知症になり間違ったらどうなるんでしょう?

投稿者 お : 2010年06月28日 22:59

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