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2010年06月26日

ユッケジャンクッパ

スープの作り方はQPで見た。牛肉に酒とおろしニンニクを揉み込んでゴマ油でさっと炒め、コチュジャンと粉唐辛子、煎り白ごま、醤油をからめるようにして豆もやしと一緒にさらに炒めてから水と赤ピ-マンを加えて煮込む。仕上げに塩胡椒で調味。
今日はもう土曜日で、引っ越し前は何かと慌ただしくてアッという間に1週間が経ってしまった(-_-;)
今月は単行本、文庫本併せて4本の初校と再校を抱えていたが、2本はすでに手を離れ、あとの2本もなんとか月内にアップするめどが立って、ホッとひと息である。この時期に著者校が集中したのは、ある意味幸いで、新作の執筆はさすがにできなかったと思う。もっとも私の場合、著者校も赤字でゲラが真っ赤っかになるし、校正はとにかく細かな決断の積み重ねだから相当のエネルギーが要る作業なのだ。たとえば助詞を「が」にするか「は」にするかなど、どちらのニュアンスを優先するかの決断を絶えずしなくてはならないし、プロの物書きとしては、本来どちらでもいいでは済まされないにもかかわらず、書いたときと見直したときとでは、意図するニュアンスが微妙に変わってしまったりする。文末を現在形にするか、過去形にするかなどは見直すたびに揺れまくるから、いちいち決断するのに結構手間取るし、とても疲れるのだった。
 ところで引っ越しも当然ながら細かな決断の連続であるとしみじみ思う今日この頃。私は元来ドメスティックな趣味性は皆無といってもいい人間なので、家具のデザインとかカーテンやブラインドの色とか照明のカサをどうするかなんてことをいちいち決めなくちゃならないのは本当に厄介で、誰かセンスのいい人に全部お任せしちゃいたいくらいである。超多忙なセレブには、ちゃんとしたハウスマネージャーがあるのだろうけど、資力が伴わない人間に対してもそうしたことを肩代わりしてくれる職業があったらいいな~と思われるのでした。


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コメント (1)


近々、4冊も新刊が出るんですね。「星と輝き花と咲き」、アマゾン動画インタビューはPCで見れると良いのですが……。文庫2冊は単行本で読みましたが、4冊目は、このほど完結した「吉原十二月」でしょうか。
昨日、8月に女流義太夫の会で講演なさると知りましたが、夜は鈴本の落語会で、まさに女流義太夫が聴けました。「政岡忠義の段」でしたが、歌舞伎・文楽とは少し筋が違うんですね。藤色の裃に裏地は朱鷺色の花柄で、華やかでした。
更に、思い出して「夏の文学教室」を検索したら、ありました!<昭和という時間>のテーマで、7月26日に「戦後かぶき三國志」。あれこれ内容を想像して、期待がふくらみます。他の日は唐十郎、横尾忠則、瀬戸内寂聴等々、超豪華な講師陣で、話題になりそうですね。

投稿者 ウサコの母 : 2010年06月27日 23:02

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