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2010年05月07日
黒胡麻担々麺、ひとくち餃子、青菜の塩炒め、じゃこと青菜の炒飯
スラッシュの進藤さんと三茶の「万豚記」で食事。
今日の夕方は事務所で矢内賢二さんとお会いして歌舞伎に関する取材を受けた。矢内さんは国立劇場から京都造形芸術大学に移られた、ご自身も歌舞伎の研究者なのであるが、今回は外務省が発行する「にぽにか」という広報誌に載せる記事のことで私に取材をされることになり、編集を担当されている平凡社の吉田さんともどもお越しになったのだった。見開き2ページなのでそんなに沢山のことは書けないにもかかわらず、お相手が矢内さんだから、お互い記事とはあまり関係ない話もして大いに楽しませてもらったのだけれど、海外向けの広報誌なので、当然ながら日本人に「忠臣蔵」が受けるのはなぜか、というような質問も出た。で、私が思うに「仮名手本」のみならず「忠臣蔵」物は、決して復讐譚として受けているわけではなくて、討ち入りという大望を胸に秘めながら、それを周囲に隠して行動する人びとの苦労に共感して受けているのではなかろうか。「仮名手本」だと「七段目」の由良之助がまさにそうだが「松浦の太鼓」の大高源吾や「神崎与五郎東下り」といった演目は皆その伝である。「だからねえ」と私は矢内さんに言ったのだった。
「従来の日本人だったら、鳩山さんは5月末に、アッと驚くような腹案を披瀝するのが当然だと思うわけよ。たとえば日米安保を破棄してもいいくらいの覚悟がないと、腹案があるなんて言わないわけなのよ。もしアッと驚くような腹案が最後まで出なかったとしたら、日本人のメンタリティーは団塊世代あたりで根こそぎ崩れちゃったとみるしかないのかもねえ」と言って大いに笑われたのであります。
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コメント (1)
こちらもろ団塊世代でございますが鳩山さん もしかしてあっ!と驚かしてくれるかと思っていましたよ!がっくりですね。
今優れた人材は政治家にならない? かといって妙にリーダーシップの強い人が出てきて妙な方向に引っ張って行かれるのはもっと困りますし。 一人一人が流される事のないようにしっかりしなくてはいけないのでしょうか?これが一番難しいですね。
投稿者 ねこ かおる : 2010年05月11日 11:12