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2010年04月20日
かき揚げ丼とワカメうどんのセット
近所の「杉の子」で食事。
今宵は晩ご飯のあともう一仕事で8時にNHK入りして「視点・論点」の収録。今月はなんだかNHK御用達人間のようであります(笑)。
「視点・論点」はNHK教育で夜10:50~11:00に放送される10分間のオピニオン番組で、たまたま見てしまうこともあるのだけれど、たとえば「貧困と格差」といったような、わりあい堅いテーマが語られることが多いので、依頼を受けたときは似たような別の番組なのかも?と思ったくらいである。なにせ毎日やってる番組だから依頼も急で、先週の水曜日にいきなり電話がかかってきて、金曜日の収録時間をいわれてビックリし(@_@)その日は観劇の予定があるからNGだといって、なんとか今夜の収録となったのである。スタジオは「クローズアップ現代」と共用してるそうで、わりあい広い空間に1人ぽつんと座って真正面のカメラに向かって話すのだが、一発撮りでしかもオピニオン番組だから編集はいっさい加えないということで、間違えたり、つっかえたりしたら、それがそのまま放送されるわけで、撮り直しは気が済むまでやってもいいけど、前回のは完全にボツにして、また一からやり直しになると聞いたら、こっちはまたまたエエッ!!!そ、そんな~てな感じに引いてしまったところ、ディレクターもプロデューサーも平然たるもので、「まあ、皆さんビックリされるんですけど、8回撮り直した方もいらっしゃるので、気楽に考えてください」とのこと。夜8時入りで、打ち合わせとメイクを済ましてからの収録は9時からなので、そんなに何度も撮り直しをお願いしてたらこっちも疲れちゃうし、これはもう9回裏ツーアウト一打逆転の場面でツースリーに追い込まれたような心境だった。で、一応テーブルに自分で用意したカンペは置いたものの、カンペを見つつ時計も見つつで、10
分なんてアッという間に経っちゃうので、用意したことの半分もいえないまま、でも撮り直しをしてよくなる保証はどこにもないから、ディレクターがこれで十分ですよと仰言ったのをいいことに、さっさと引き揚げてしまった。ゲラ直しはけっこう粘るほうだけど、放送は消えモノだし、こっちは素人なのであまり粘ってもしょうがないと割り切っているのである。話のテーマは歌舞伎座の閉場に当たっての所感として「民(みん)が支えた歌舞伎座」と題して、明治期から歌舞伎座の果たした役割を語りつつ、今話題となっている独法の国立劇場にもちらっと触れてみました。放送日は4月28日だそうです。
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