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2010年04月19日
アスパラつくね
QPで見たメニュー。合い挽き肉を酒、醤油、胡椒で軽く下味して、卵を混ぜて練りあげ、輪切りにしたアスパラガスを加えて丸め、片栗粉を薄く付けて両面焼いて、味醂、醤油、水を入れて煮詰めるだけの簡単料理。アスパラの穂先は表面に埋め込むこと。大目の油で焼いて、そのあとしっかり油を除いてから調味するのがポイント。
書き下ろしのほかにも、まだだやらなくてはならない色んな仕事があって、そう呑気にもしていられないとはいえ、それでも少し余裕ができたところで、翻訳家の松岡和子さんが無事に旅立たれたのかどうか、ちょっと心配になった。松岡さんはご自分が翻訳された「ハムレット」のフランスとルーマニア公演に同行なさるおつもりで、今日成田を出発されるご予定とお伺いしていたのだけれど。アイスランドの火山噴火の余波によって今日も欠航が相次いでいただけに、果たしてどうなされたか。噴火による降灰がそこまで広がっている
ということは今後の気象異常も心配される。日本では天明の大噴火によって、それ以前に東北地方で起きていた飢饉にさらに拍車がかかったとされている。太陽の黒点の減少とマグマの変動を関連づけられていた識者もあったから、世界的に気象異常と地震や噴火が相次ぐことにも、何か関係があるに違いない。天明期はそれによって徳川幕府が転覆しそうになるほどの大暴動が都市部に起きて、田沼意次の失脚に結びつき、それが寛政期の強烈な反動を生むわけだが、人間も所詮は動物なので、こうした自然現象によって人心は大いに左右されるし、今後世界はどうなってゆくのかますます予断を許さない感じである。今日の夕方わが家をご訪問下さった某銀行員のAクンも、アイスランド噴火は今後の世界経済に与える懸念材料として深刻な点をご指摘になり、併せて政治が不安定な日本の将来を深く憂いてらっしゃるようだった。若い人を不安にさせて将来に希望を提示できない政治の罪は非常に大きいといわなくてはならない。
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