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2010年03月23日

プチトマトのエスニック炒飯

QPで見た料理。長ネギの粗みじん切りと鶏挽肉を炒めて塩胡椒し、溶き卵を流し入れてから、すぐにご飯とプチトマトを加えて炒め合わせ、ナンプラーと胡椒で調味する。プチトマトは2~4等分に切って入れる。
昨夜は新聞やTVといった既成のマスメディアが現在大変な危機に瀕している問題をテーマとしたNHKの討論番組を見たが、番組視聴者がメールやツイッターで投稿し、それが次々とテロップで流されるなかで、おかしかったのはTVなんかもう必要がないという意見が結構沢山あったことで、それなのにこの番組は見てるわけ?といいたくなったのだけれど、アメリカの現状がいろいろと紹介されて、ネットにより社会全体がドラスティックな転換を余儀なくされていることはよくわかったし、またコメンターターの話が全く噛み合わないので、世代による認識のギャップが想像以上に大きいのも強く感じさせられたのだった。なにしろ既成メディアの代表は新聞協会とか民放連の会長だったりするわけで、片や政治も「ニコニコ動画」でエンターテイメントにして配信しちゃうドワンゴの会長なのだから、そりゃ話が噛み合うわけがないし、ネットをずっと見てる人にとっては新聞やTVが報じることが完全な別世界の出来事になっているのだという認識をドワンゴ会長がいかに訴えたところで、高齢の新聞協会や民放連の会長には理解できるはずもなかろうと思われたのだった。それにつけても私が知りたいのは同世代で旧メディアを選んじゃった人とネット派の人との認識の違いで、たとえば同じく危機に瀕する出版界でも、社長や重役や定年間際の編集者はどうでもいいけど、私より若い人たちが実際のところ今後の成りゆきをどう考えているのかを、非常に知りたいのである。去年はグーグルのブック検索を巡る訴訟やアマゾンの端末キンドルの登場で衝撃が走り、今なお大揺れに揺れているた出版界だが、グーグル訴訟で私は周囲の若い編集者に事情を訊きまくっても、はかばかしい回答が一向に得られなかったので、この業界はこんな頼りないことで大丈夫か~と非常に不安を覚えたものである。幻冬舎のヒメから最近「ネット帝国主義と日本の敗北」という新書をもらって、くグーグル訴訟の問題についてはようやく納得したのだけれど、旧メディアにコンテンツを提供してる身としては、旧メディアをマネージメントする私よりも若い人たちが、その全体像の着地点をどのあたりに見いだしているのか会う人ごとにしっかりとご意見をお伺いしたいものだと思っている。


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コメント (2)


こんにちは。
わたし(65年生まれ)は父親が新聞社勤めだった関係で子どものころから新聞が身近にあり、いまでも新聞を読まないと落ち着かないので読んでいますが、この次の新聞購読は更新しないからね、とネット関係の仕事をしている家人は言っています。
ネットで知ればいいや、というほかに、オカネの問題と読み終わったものを片づけるのが大変なのもあります。

雑誌はほんとうに読まなくなりました。週刊誌はここ何年も見てないですね。見出しだけたまに新聞広告や電車の中吊りで見るくらい。
雑誌を見る時間がネットに移行した気がします。

ご参考になれば幸いです。

投稿者 ぱぐ : 2010年03月24日 15:13

「和の学校」の招待状が届きました。鼓童の演奏など、盛りだくさんな内容でうれしい反面、今朝子さんご自身のお話はあまり聞けないかも、と気になりますが、とても楽しみです。

投稿者 ウサコの母 : 2010年03月24日 21:36

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