トップページ > 豚の生姜焼き、菜の花のアンチョビソース

2010年02月27日

豚の生姜焼き、菜の花のアンチョビソース

菜の花はさっと茹でて、アンチョビ、おろしニンニク、鷹の爪を熱したソースをかけるだけ。これは東横のれん街でゲットしたサラダにヒントを得たオリジナルレシピです。
昨夜は久々に人形劇のプロデューサー塚田さんと電話で遅くまで話してしまったのでブログの日付が変わってしまいました。塚田さんとは同世代で、毎度何かと今の世の中を憂う会話になってしまうが、今回は小沢、朝青龍、國母たたきにみられるマスコミの対応はちょっと異常だよね~てな話から、今度は米国で袋だたきにされてるトヨタの話になった。今はどうも世界中が、狭い箱にたくさんで閉じこめられて、なまじ大喧嘩もできないために、ストレスが高じて互いの毛をむしり合ってるラットみたいな状態なのか、いずこもなんだかヒステリックな反応が多い感じがする。で、公聴会にまで出席させられた豊田社長もお気の毒だったとはいえ、私がちょっと愕然としたのは、日本人はMBAや国際ライセンスを取得しても、世界的な大企業の社長になっても、英語でちゃんと話せないんだ!という現実を見せつけられたことである。もちろん多少の受け答えはしていたが、あんなのはゼンゼン話せるうちに入ってない。通訳を交えての自己主張はやっぱり足もとをみられるし、グローバルな経営者たるもの丁々発止の論戦をしてソフィストまがいに相手をねじ伏せることができないようでは困るのである。相手に結論を問い質されてYESorNOといった侮辱的な発言を許してしまうのも、結局は論旨の展開が日本的な曖昧さを帯びているためだろうし、一生懸命誠実に対応する人柄は大いに認められて、メーカーの人だからまあ仕方がないかとも思わせるが、今回のことで日本人経営者のどの程度が国際的に通用するのかとても不安に感じられた。以前、これもダボス会議か何かの国際会議でアジアの首脳が集結してTV討論をやっていて、ほかの国はみな首相大臣クラスなのに、日本からは古川元久内閣府副大臣が格下で出席したのは、英語でちゃんと討論できるのがこの人だけだったのかも?と不安に思わせ、この人がまたスケールの小さい発言に終始していたのでがっかりさせられたのだった。日本を率いて世界に伍していけるだけの政財界のリーダーって本当にいるんだろうか?


このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/1464

コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。