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2010年01月02日

もつ鍋、馬のたてがみ、辛子レンコン、串焼きほか

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
大晦日と元旦は恒例のメンバーでスラッシュの進藤さん宅で年越しをして、元日の夜はわが家で白味噌雑煮と川上のおせちでお祝いし、きょう2日は早くも乗馬クラブに行って初乗りをした私であります。大晦日と元旦の2日間休んだ馬たちはみな元気いっぱいで快走し、今日もレッスンが早めに終了したので、そのあと常連のグループMさん、オペラ歌手のSさん、ONコンビ、ライターのSさんたちと一緒に大宮に行って新年会。Mさん以外全員女性、しかも私を除いた4人はみな妙齢の美女ばかりとあって、Mさんのハーレムみたいな雰囲気かといえばゼンゼン左にあらずなのがイイ味であります(笑)。入ったのが熊本系の店でメニューに「馬のたてがみ」を見つけると、全員一致でそれを注文して、オイシイオイシイといって食べるのだからなかなかのメンバーでもあります(笑)。4時間以上飲み食いしながら話題はほとんどクラブの馬と会員の話に集中し、とにかくクセのある馬と、クセのある人がやり玉にあがるのだが、皆さん馬と人に対する目線がほとんど変わらないというか、人間に対しても冷静なウオッチャーと化しているから、陰口というふうではなく、おかしな人物スケッチとして聞けて実に面白いのである。で、そうした客観性を備えた人でないと乗馬は長く続けられないスポーツなのかも?という気がするくらい、今日のメンバーに限らず知り合いで乗馬をしている人にはみな一種独特の引けた感じがあるので、私にとってはとても付き合いやすい方々なのでした。乗馬の趣味が長続きしてる理由はそれもあるのかもしれません。


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あけましておめでとうございます。
いよいよ歌舞伎座も4月で終わりですね。
名優たちが火花を散らした劇場がなくなることはとても寂しいです。歌右衛門・勘三郎・幸四郎・松緑・梅幸そして上方の鴈治郎・仁左衛門、この名優たちの舞台を歌舞伎座で見られたことは、とても幸せだったと思っています。
しかるに12月のクドカンの芝居、なぜ歌舞伎座で上演したのでしょう。プロデューサーの感覚が疑われます。成駒屋や永山さんがご存命でしたら、こんなことにはならなかった気がしますが・・・。
今朝子姉さん、今年もいい作品をどんどん書いて下さいね。そして辛口の批評のほうもよろしくです。

投稿者 和友 : 2010年01月03日 07:10



2010年01月03日

タジン餅

タジン鍋にベーコンを敷き、長ネギの斜め切り、ジャガイモのスライス、椎茸、ピーマン、丸餅を載せて蒸しただけ。ゆず胡椒醤油で食す。
 三が日は休もうと思いながらも、やはりスケジュールが気になってPCに向かったら、3日間原稿を書かなかったせいか、昨日の乗馬クラブの馬と一緒でメッチャ集中力が増していて、ほとんど休憩もとらずにキーボードを打ち続けて気がついたら外が真っ暗だった(-_-;)今どきはまだ、担当編集者が休んでるかと思うとムカツク(笑)。てなわけで今日はほとんどTVも見てないので書くネタがございません。これから昨日録画したNHKBSの「蒼穹の昴」でも見ようかと思います。




2010年01月04日

豚しゃぶ

今日から仕事始めという方が多いだろうが、私も無事に初入稿を済ませたあと、近所の世田谷観音にようやく初詣ができました。で、そちらに向かってウチから10mほど歩きだしたところで、ええっ!こんな近くにあったの~と驚きの発見をしたのは、近ごろ予約がなかなか取れない店としてマスコミ関係者の間でも話題になっていると何人かに聞いて、文春の内山さんに予約を取ってもらおうとまでしたカフェ uguisu であります。昔からその場所にあったのは知っていたのだけれど、あんまり近くなので、店名なんか全く気にもせずに通り過ぎていたのだった。そこへ行くには、絶対といっていいほど、わが家の前を通るはずだから、夜な夜なその手の人びとがウチの前を通り過ぎているかと思うと、なんともおかしい気がする。ところで、このブログに何度も書いたが、近所の飲食店の増え方は尋常ではなく、これだけ沢山あると目移りがして気に入った店でも毎回そこを使うわけではないので、いずこも経営は大変だろうと想像される。むろん、こうした現象はこと飲食店にとどまらないから、今は企業であれ個人であれ何をしても大変になるのである。で、こういうふうな大変さを味わうのは人類史上初の経験だろし、そうするときっとまた初の解決法が試みられなくてはならないにちがいなく、小手先の景気対策や雇用改善では一時的にしのげても、抜本的な解決にならないのは誰しも気づいているはずだ。年頭を飾る東証の大発会で株価は思わぬ高値でスタートを切ったようだが、それでも決して明るいムードにはならないところが今の日本をよくあらわしている。ともあれ今年は天候もふくめて(これは関東に限ってだが)比較的おだやかな年明けを迎えられたのは何よりだったとしたい。




2010年01月05日

点心セット、おにぎり

新宿タカノで「東京人」誌の吉原特集に掲載される対談の収録後に東横のれん街でゲット。
対談のお相手は渡辺憲司立教大教授で、西山松之助氏のあと遊里の研究では第一人者と思われる方だが、私は今回が初対面ながら、「河合さんからお噂は聞いております。彼女は昔からの友人だもんで」と最初に言ったら、「いや~そりゃ緊張しちゃうなあ。彼女は俊英ですからね~。僕は松崎仁先生の門下で、その後任になるんですよ」とのことで共通の知り合いも多く、、「僕は以前から松井さんのご本を読んでるんですよ。『奴の小まん~』が最初だったかなあ」と言われたのも有り難く、和気藹々ムードの中でこちらもかなり突っ込んだお話ができたのは何よりだった。
渡辺教授は吉原のみならず全国各地の遊里に残る古文書の調査もなさっているので興味深いお話をたくさん伺えたのだけれど、その中でも非常に驚かされたのは浄閑寺の過去帳の調査結果である。吉原の遊女たちが大勢まとめて葬られた「投げ込み寺」と称される非情のイメージがちょっと覆るようなお話で「住職から全部ばらしちゃダメだ言われたけど、一部ならいいでしょう」とお聞かせ戴いたものなので、収録雑誌が発行される前にフライングしてここに書くのは控えておきます。
吉原の小説を書くに当たっては『洞房語園』や『吉原大全』といった基本的文献、洒落本、人情本、黄表紙類の主な作品に一通り目を通しているが、それらは外部の出版人の手によるものだから経営の実態についてはイマイチよくわからない点が多いので、この機を幸いに訊いてみたところ、「地方の遊里には売上帳みたいなものがけっこう残ってるところもあるのですが、吉原はまったく無いんですよね。震災や戦渦で完全にやられたんでしょうねえ」とのこと。吉原研究の第一人者にそう聞けば却ってこちらは小説が書きやすくなるというもので、これは今回の対談のとても大きな収穫であります。


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いつも楽しく拝見しております。すでにどなたかがご指摘されていると思いますが、「西山松之助氏亡き後」と書かれていますが、西山先生が亡くなられたというニュースを見た記憶がありません。こちらの間違いでしょうか。ちなみに約40年前の大学生の頃、西山先生は我々の学年の「担任」でした。浅草にご一緒したり、茶杓のお話を伺ったりしたのを思い出します。

投稿者 OKA : 2010年01月06日 20:15

松崎仁先生は立教)歌舞伎研究会の顧問で大変お世話に
なりました。
久々にお名前懐かしく拝見しました。

投稿者 モイラ : 2010年01月06日 21:19

>OKAさまへ
ご指摘恐縮です。ブログをさっそく修正いたしました。

投稿者 今朝子 : 2010年01月07日 00:19



2010年01月06日

ねぎま鍋

レシピは不要だろうが、私は昆布だしに味醂と淡口醤油を入れてベースを作り、ネギは表面に薄く焦げ目を入れた。
予算編成後の藤井財務相辞任は果たして織り込み済みだったのだろうか?後任人事の決定が鳩山首相にしては速やかだったが、織り込み済みだったとしても、閣内で最もプロっぽく見えた人の離脱と、いい意味でも悪い意味でも素人臭さがいまだに抜けない菅氏の後任では、いささか心もとない気がせざるを得ないのが正直なところだ。予算の枠がしっかり定まったあとは論戦に強い人の出番ということで本当に済むのだろうか。そもそも国家戦略室って何してたのさ?と言わずにはいられないくらいなんだかさっぱりわからないうちにトップが交替するというのも、どうよ!である。マイナス作業の行政刷新会議とプラス作業の国家戦略室とがワンセットになって根本から予算組を変えようとしていると期待させておきながら、行刷トップの仙石氏が国戦トップも兼任できるというのだから、結局はゼンゼン機能していなかった見てくれだけのポストなんだろうと思うしかない。いやはや何かとガッカリさせられることの多い民主党政権ながら、それでも再び政権に返り咲きさせたいとは断じて思えないくらい自民党がだらしがないのも、どうよ!である。官僚のサポートを喪った途端に政策立案能力が完全にマヒしてしまい、鳩山政治献金虚偽記載問題を突くくらいしかできないのが見え見えで、野党としては共産党よりもはるかに劣る人材難ぶりを露呈して、こちらはただただ呆れ返るばかりであります。




2010年01月07日

大根めし、大根の辛子醤油和え、干し椎茸と高野豆腐の煮物

七草の一つ大根を使った2品は新年初QPである。といで水に浸した米に酒と淡口醤油と出し昆布を加えて、上にさいの目切りの大根を載せてふつうに炊くだけ。酒と醤油の分だけ水を減らすこと。塩ゆでして刻んだ葉っぱとイクラをトッピングして仕上げる。ヘルシーだし、大根の甘みが出て、イクラの塩気と混ざり合って意外なほど美味しいのでオススメ。残りの大根は拍子木に切って塩してからしばらく置いて、練り芥子を溶いた酢醤油に浸すだけ。これもオススメしたい。煮物は干し椎茸の出汁に砂糖少々、薄口醤油、味醂で味付けしただけの超お手軽なオリジナルレシピ。
世間もいよいよ本格的始動といったところか、今日は朝から仕事の連絡が相次いで、税理士さんからも電話があった。ここ2、3年私がえらくバタバタしていて、申告に関する書類の整理が遅れ、いつも〆切りまぎわに滑り込む格好になるので、今年は1月半ばまでに取り敢えず一度会いたいとのこと。思えば去年はこっちが全く時間を取れなかったので、シビレを切らして向こうからわが家に押しかけて来られたのだった。今年も3月までにNHKブックスの歌舞伎の本と、講談社の書き下ろし小説を仕上げなくてはならないというめちゃめちゃハードなスケジュールで(@_@;)、正月三日から仕事を開始しているわけだが、税理士さんも真剣で、やむなく15日にお会いする約束をさせられてしまった。ホント税金を払うほうも大変なんですから、菅財務相もガンバッテ戴きたいものであります。




2010年01月08日

豚肉と白菜のうま煮

QPで見た料理。豚肉はおろし生姜、酒、塩、胡椒を揉み込んで片栗粉をまぶして炒めてからいったん取りだしておく。生姜の薄切り、もどした干し椎茸、白菜、スナップエンドウ(QPは絹さや)を炒めて干し椎茸の戻し汁を加え、酒、醤油、砂糖、塩、胡椒で味付けして煮込み、仕上げに水溶きカタクリでとろみをつけて香り付けのゴマ油を垂らす。ウズラ卵はカットした。
近所の商店街を通ると道の左右に人だかりがあって、見ればまたもや超安売り店が開店していて、マフラーが150円!というふうに100円台の商品がずら~っと並んでいた。もう一方の人だかりは降りたシャッターの前に食器がいっぱい置かれていて、こちらはタダ!で取り放題である。要は飲食店が店じまいで放りだしていったものだろう。なんだか寒々しい光景だった。
三茶はダンピングショップや100金も充実しているし、フリースペースの週替わり営業も沢山あって、モノを安く買えるという点ではとても有り難い町なのだけれど、その手の店の困ったところは、そこに行けば必ずそれがあるというわけではない点だろう。文房具屋さんや電気屋さんなら必ず置いてあったようなものが意外となかったりして、とにかく行ってみなければ何が置いてあるかわからないのは暇なときなら楽しくても忙しいと大変である。その手の店に品揃えの責任を求めるのは野暮な話だけれど、その手の店が従来型の店を蹴散らしてしまったので、こちらとしては頼らざるを得ないのが困ったところだ。それにしても、今どきはちゃんとした店でも品揃えの責任なんて持ちようがないのかもしれない。とにかく売れないモノを並べておいたら採算が合わないから、どんどん品揃えを変えるのがいずこも当たり前になっていて、そういう単に儲かればいい式の商法には本当の意味での売り手の「責任」なんてものは微塵も感じられないのである。どんな商売にもそれはいえて、その結果はあらゆる意味で貧しいモノが氾濫した実に寒々しい光景であるような気がしないでもないのだった。


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あけましておめでとうございます。

さて、いろんなものが「安くてうれしい!!」と去年前半の私は思っておりました。でもだんだん、これって「不当に」安いのでは?と思うように……。人件費、輸送費、お店の光熱費はもちろんのこと、材料費も出ないのでは、という価格の連発が、めぐりめぐって、喜んで買っている人のクビをしめているとしか感じられない今年の私です。

投稿者 じんじん : 2010年01月09日 15:24



2010年01月09日

カレー、大根とイカの煮物、タコとセロリのサラダ

美容院の帰りに近所の総菜屋でゲット。
 美容院のドアを開けたところで、若いアシスタントの女性にいきなり「海老蔵見ました~歌舞伎デビューしちゃいました~」といわれたのは彼女がたまたまNHK「知る楽」の再放送を見たからのようで、「床がどんどん上にあがる場面あるじゃないですか、それ見てわたし知ってる~と思って嬉しくなっちゃいました」と聞けば、お役に立ててこちらも喜ばしい限りであった。「海老蔵、実はわたし嫌いだったんですよね」と聞いて「ええっ!じゃなんで見たの?」といえば「母親が初めて歌舞伎を見る気になって勝手にチケット取っちゃんたんで、ゼンゼン期待しないでついてったんですけど、スゴイ感動しちゃって。千松って子どもが出てくるとこなんか泣いちゃったんですもん」とのこと。「スゴイ早く色んな格好に変わって出てくるじゃないですか、きっと裏で走りまわってるんだろうなあ、やっぱ海老蔵プロだなあと思って。テレビだとなんか嫌な感じだったのに、イメージ変わっちゃいました」という話だから彼にとっては何よりである。「歌舞伎も初めて見て、なんだけっこう面白いじゃんって思っちゃいました。コンサートなんか行くとチケット高いなあなんて思うんですけど、時間長くやってるから、これならまあしょうがないかという気がしたし、中で色んなもん売ってるのもおもしろくて、いっぱい買っちゃいました」というのだから松竹さんにとっても何よりであろう。彼女は中であずきアイスを2個も買って食べたそうで、「あれ、いですよねえ~」としきりにいうから、「わたしの子どもの頃はあんなのどこでもあったのよ」と応じたところ、「へえ~そうなんだ。あれきっと鯛焼きみたいに流行りますよ」とえらく盛り上がって、そこから氷砂糖だのえびせんだの水飴だのといった懐かしのおやつ話になった。彼女にいわせると今60年代の家具が流行っているらしく「デザインがスゴク可愛らしいし、とにかく昭和の雰囲気がとてもいいんですよ~」とのこと。20代の女性にとっては別に懐かしいという感じではなかろうし、一体なぜ?という気がしつつ、もろ昭和のど真ん中に生まれたオバサンはただただへ~と感心して聞いておりました。




2010年01月10日

上方寿司、魚介と野菜のゆずサラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
快晴の空の下、いつも通り2鞍騎乗。1鞍目はハイセイコーのお孫さん、2鞍目は一部で「ガイジンさん」と呼ばれてる金髪のデカイ♂馬その名もグレートガバナー。2頭ともすっかりお馴染みで気持ちよく乗れたのだけれど、2鞍目のレッスンの途中で急に降ろされてインストラクターに乗り替わられたので???よほど私の乗り方が危なっかしく見えたのだろうか?歩幅が広いのでかなりスピードは増していたが、北軽で乗っていたプリンちゃんという中間種のイケイケ牝馬と比べたら怖いという感じはゼンゼンなかったし、別に前の馬と激突しそうになったわけでもなければ、ブレーキもちゃんときいてたので、降ろされたこっちはただただビックリである。あげく「この馬は他の馬と一緒だと張り切り過ぎちゃうから独りで乗ってください」と言われて結局あとで独りで馬場を何周かするはめになった。馬場の外で様子を見ていた高校生のナッちゃんやONコンビのおふたりにも「一体どうしたんですか?ちゃんと走ってましたよね~」と言われて、「よくわかんないのよ~乗ってるほうは大丈夫だったんだけど、見てる人をびびらせちゃったのかも」としか答えようがなく、「でも最後はマンツーマンで乗れたからいいじゃないですか」と慰められて「なるほど、そう思うとラッキーかもね」てなわけで、これぞ怪我の功名というべきでしょうか(笑)。
今日はクラブを早退して帰りに渋谷のビックカメラに寄ったのはウチのFAX機がいかれたので新しいのゲットするためだったが、ウチに買ったばかりのインクリボンが何本かあるので、同じメーカーの製品を買おうとしたら、同じメーカーでも現在販売されている機種にはもうそのインクリボンが使えないと聞いて、またこれだ!と腹立たしいことこの上ない。おまけに新機種はいずれも要らない機能ばっかり付いていて、肝腎の送信枚数が激減してるため、私のような仕事をしている人間にとっては不便なことこの上ないのである。いまだにFAXでゲラのやりとりをしなくちゃならない出版業界もどうよ!だけれど、ちまちました機能を付けてやたらとバージョンチェンジする製造業界どうよ!であり、こんなバカことしてたら日本のメーカーはみんな、20万円の自動車をつくっちゃったインドに負けちゃうぞ~と思われたのでした(怒)。


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ほんとに進化なのか?と思わせる電気、電子製品の多機能化。おっしゃる通りだと思います。
ファックス然り、携帯にしろ、デジカメにしろ、あんなに沢山の機能を使いきれる人なんている訳無いのにです。
携帯の場合、パーツの小型化が進んで従来の機能だけだと慣れ親しんだあのサイズでは中がスカスカになるとかいう理由を聞いたこともあります。日本の携帯は世界の潮流と明らかに違う方向に向かっているという話も聴きます。「これでもか!」式の無駄な技術競争じゃなく、使用者の使い勝手の良い製品が欲しいですね。

投稿者 midy : 2010年01月11日 11:04



2010年01月11日

ツブ貝のソテー、サーモンサラダ、鰯のガレット、トリッパのパスタ、豚肉のソテー

スラッシュの進藤さんと近所のフレンチ「プロヴァンス」で食事。久々に行ったがこの店は相変わらずリーズナブルで、シェフ独りが大奮闘でスピーディーに且つ結構おいしく食べさせてもらった。
 今日は夕方まで新作小説の原稿を書き、6時に事務所で進藤さんと落ち合って、NHKブックスの仕事の打ち合わせ。『知る楽』テキストに全く新たに加える2章分は脚注の執筆を彼女にもお願いすることにして、私の資料を提供したのだけれど、以前『ぴあ歌舞伎ワンダーランド』でもライターを引き受けてくれた彼女いわく、「専門でも好きでもない私がこんなに歌舞伎に協力してるんだから、松竹さんにでも表彰されたいくらいだわよ~」とのこと(笑)。とにかく、あまりありがちな歌舞伎の入門書にはならないよう、敢えて話を広範囲に渡らせて、日本の文化全体のありようについて触れる本を目指したために脚注も非常に多くなったし、それでいてまた脚注に論拠所出はきっちり明示して、引用した文献も原文を載せることにしたため、わが家の書庫を根こそぎひっくり返す騒ぎになっていて、お互いに「こんな大変な本はもう2度と出せないよね~」と言い合ったのでした。
そのあと昨今の出版界のありようや、今後の仕事の方向性について互いに意見を交換したが、とにかくおざなりに書かれた本とか、広告の受け皿で漫然とやってるような雑誌とかって、もう事業仕分けする段階に入ったというふうに業界全体が覚悟を決めるしかないんじゃないのというような話になり、その点では最近意外と頑張ってイイ線いってるのは「東京新聞」の「こちら特報部」ではないだろうかという話にもなった。私はその話をほかからも聞いていたのだけれど、実際に彼女は自宅で取っていて、読み応えがあっておもしろいのだという。「それとおかしいのは、わざとだと思うんだけど、『東京新聞』は石原都知事の発言を丸ごと口調までそっくりおこして載せるんだよね。それを読んだら、あの男がどんなに無礼で高飛車な人間かイッパツでわかるわよ」とのことでした(笑)。


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いつも面白く読んでいます(^。^)
ポット出版社からの「本の現場・・」を読んでた後で、今日のブログも面白く読ませて戴きました。孫受けの編集者が著者に夕飯でもといわれ、出費が大変になるので何かと用事をつけて喫茶店どまりにしていると書いてあり苦笑しました・・。

投稿者 五島 : 2010年01月12日 15:18

遅まきに明けましておめでとうございます。今年もすばらしい御本をたくさんだしてください。楽しみにしています。私も「知る楽」で教えていただいた知識を駆使して若い人に一人でも歌舞伎を好きになってもらおうと奮闘してます。9日に海老蔵さんの話がありましたが、私は年明けの授業をしたくなかったので、独断と偏見で歌舞伎の「江戸土産狐狸狐狸」を140人に見せて感想を書いてもらいました。この芝居の中の海老蔵さんが、すごく色っぽくてかわいいので私は大好きです。そうしたら、学生さんのコメントに「ワイドショーでしか海老蔵さんをみたことがないので、芝居をしているところを始めてみました」というのが複数あったのに、笑ってしまいました。確かにそうかもしれないと改めて思いました。もうすこし歌舞伎の番組がテレビでも多いといいのになと思います。

投稿者 名古屋の紫式部 : 2010年01月13日 01:08

コメントを入れたのですが、表示されませんでした(^^;) なにかまずい操作をしたのか、不適切な表現があったのかもしれません(海老蔵さんをほめたのですが)ごめんなさい。

投稿者 名古屋の紫式部 : 2010年01月13日 01:17



2010年01月13日

胡麻豆腐、八寸、平目と鰤のお造り、白味噌雑煮、鯛の飯蒸し、鰤の照り焼き、鯛かぶら、鯛茶漬けほか

銀座「あさみ」で松岡泉さんと食事。
 松岡泉さんは昨年度の伊藤憙朔新人賞を受賞された気鋭の舞台美術家で、報奨によってイタリア各地を巡られた話に始まり、TPTの援助で英国留学なさったときの話などを伺いつつ、TPTの主宰者で私が松竹時代に存じあげていた懐かしい門井均氏の話なども出たのだけれど、なんといってもおかしかったのはお母様である翻訳家の松岡和子さんが長年PCゲーム「テトリス」にはまってらしゃるというお話でした(笑)。
演劇界をめぐる色んな話題が出た中で、う~ん、なるほどなあ~と思われたのは「最近の観客はコストパフォーマンスを凄く気にするようになったみたいなんですよ。ブログとかの観劇評を読んでも、この値段でこの配役とか装置とかってどうなの?というような感じの文章が多くて」とのお話で、そういえば先日話した美容師さんも歌舞伎のコストパフォーマンスを云々していたのを想いだした。「要するに何にでも消費者意識が先行しちゃうんですよね。でも芝居を見るって本来はカネをドブに捨てるようなもんだと思うほうが正しいんじゃないでしょうか」と泉さんは仰言るし、芝居に限らず何かに感動するということはコストパフォーマンスでは決して測れないものだろうと私も思うのであった。泉さんと意気投合できたのは無類の動物好きという点もあって、ネコやらカメやら馬やらウサギやらとにかく動物の話を延々し続けて日にちが替わりそうになったのはビックリで、動物との関係から見た日本人論まで展開したりして、とにかく楽しい一夜を過ごさせてもらったのであります。


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動物といえば、先日子供と見た「サザエさん」ですが、タラちゃんがポニーを拾って帰ってくるというストーリーでした。

もしかして、大金持ちの家で飼われているのが逃げ出したという展開かなと、わくわくしながら見ていましたが、残念ながら岩手の牧場から熱海の遊園地に運ぶ途中に逃げだしたとの設定でした。

(以前のブログの中で、ポニーを散歩させてる男性を目撃したという話がありましたよね?)

「サザエさん」のスタッフの中に、このブログのファンがいたりしてと、想像してしまいました。

投稿者 スノウ : 2010年01月13日 14:47



2010年01月13日

カキご飯、春菊とシメジの和風サラダ

QPオススメのカキご飯のレシピは、まずカキを酒、味醂、醤油、塩少々に浸けて軽く火を通し、カキはいったん取りだし、煮汁だけを米の水に加えて、昆布を載せてふつうに炊く。炊きあがったらざっくりとかき混ぜてからカキを入れて蒸らす。最初にカキに火を通しすぎないのがポイント。煮汁を足すときに、その分だけ水を減らすのも忘れずに。付け合わせはセリのおひたしだったが、スーパーのセリが売り切れで、QP恐るべしと思いながらオリジナルのサラダにした。春菊は葉をつまんで電子レンジで火を通し、湯通ししたシメジと合わせて酢醤油ゴマ油ドレッシングで和え、すりゴマを振りかける。
幻冬舎のヒメからの手紙が来て、先日の中山競馬場で起きた9頭落馬事件における三浦皇成の責任について問い合わせがあったけれど、いくら進路妨害されてもあんなに落ちまくるというのはビックリで、中継を見てもいなかった私は、その瞬間何が起きたのかさっぱりわからないのでお答えのしようがありません。ただ馬はパニックしやすく、1頭がパニックすると連鎖してお祭り状態になりやすい動物であることは確かなので、ジョッキーといえど何ともしようがない時があるのだとは思います。
ところで何ともしようがないのかと思われた検察側が、今日、小沢事務所の強制捜査どころか諸関係先の一斉家宅捜索に乗りだしたのは先日の記者会見でのシラの切り方がよほど腹に据えかねたのだろうか。検察側がここまで意地になると小沢氏は見ていただろうか。それにしても、なんでボクだけ?という気持ちがご本人にあるのは確かなようで、彼にそう思わせるような裏面が本当ににあるのかどうか、この一件のカタも付いていないので余計な憶測は差し控えねばならないが、果たしてどんな落としどころで決着するのか、全容の解明までは無理としても、検察側がもう少し明らかにしてくれることを望みます。




2010年01月14日

豚肉とほうれん草と卵の炒め物

今晩も相変わらずのQPである。生姜とネギの薄切りを炒めて香りが立ってから塩胡椒で下味をした豚肉を加え、さらに下茹でしたほうれん草と別炒めしておいた卵を加え、オイスターソース、醤油、砂糖、胡椒で味付け。調味料は先に混ぜ合わせておいたほうがいい。ほかにキクラゲを加える代わりに私はシメジにした。NHK「プラネットアース」再放送の録画を見ながら食事。食事時に見たい番組がないのは困ったことだが、わざわざ録画したこの番組はTVでこういうものが見られるのは本当にありがたいと思えるような素晴らしい映像である。極楽鳥の♂が♀を誘うシーンは何度見ても笑える。
ところで夕方いつものように買い物がてら散歩していて、一瞬人通りの途絶えた道で、向こうから全身黒ずくめの太った男性が歩いてきて、まるで追っ手を気にするように背後をしきりと振り返りながらこちらにやって来るのが怪しい感じだからつい顔を見てしまったら、なんと劇団☆新感線の古田新太だったのでにやにやしてしまった。以前、そのときも人けがない道を歩いていたら、三谷幸喜作品によく出演する梶原善とすれ違ったので思わずじろじろ見てしまった。三谷幸喜ご本人もわが家の前でスーパーのポリ袋を手に歩いているのを目撃したことがある。私は日常におけるその手の発見?が昔から大好きで、別にファンでもなんでもなく、会おうと思えば誰かに紹介してもらえそうな相手であっても、道ですれ違ったり、駅や車内で見かけたりすると、なんだかとてもオイシイ気分になってしまうのである(笑)が、結構TVによく出ている人が街中を歩いていても、意外に気がつかない人も多いので、きっとその手に気づきやすい人と、そうでない人がいるものと思われる。かくいう私も三軒茶屋の駅で見知らぬ男性から「あの~松井さんですか?」と声をかけられて、どこで会った相手なのか必死に想いだそうとして首をひねっていたら、「ああ、別に気にしないでください。一ファンですから」と言われてビックリ仰天した覚えがある。それはN賞を受賞した翌日で、前日のTVの画面に自分の顔が映しだされたところを全く見ていなかったために、なんで顔がわかったんだろう?と非常にフシギな気がしたことを、今夜のN賞決定でまた改めて想いだしてしまいました。




2010年01月15日

鶏のカシューナッツ炒め、春雨サラダ、ブロッコリーと海老のサラダ

虎ノ門総合法律事務所からの帰りに近所の総菜屋でゲット。
夕方に税理士のK氏に領収書と支払い明細の束をどんと渡して昨年度の事情をいろいろとお話しした。K氏よりもKクンと書いたほうがいいようなイマドキの好青年である彼は「やっぱ運動したほうがいいっすよねえ。ボクぶら下がり健康器買っちゃったんですよ~」と向こうからまずプライベートな報告があって、「マイケル・ジャクソンの映画見ました?ボク彼にゼンゼン興味なくてたまたま見ちゃったんすけど、すげえカッコよくて、あんまりカッコイイから最後は泣いちゃったんすよ。やっぱそれ見て体鍛えたほうがいいなあって思ったんすよねえ。お忙しいでしょうけど、マイケルの映画はゼッタイ見たたほうがいいっすよ~」とあんまり熱心にいわれたもので、こちらも機会があれば見たいとは思ったのだけれど、マイケルとぶら下がり健康器具との関連性はナゾのままでした(笑)。で、「松井さんのほうは、去年なんかスゲエ感動したこととかなかったんすか?」と訊かれて「別に~」と最初は答えたのだけれど、領収書に関してのいろいろな質問を受けながら奄美大島に日食ツアーした時の想い出を話したら「スゲエ!マジっすか~それ、スゲエじゃないっすか~」とえらくコーフンされてしまった。そんなわけで彼とは一年に一度お会いするだけの関係ながら、私のプライベートをある意味では一番ご存じの方ともいえるので、こちらも信用しなければ関係は成り立たないのである。なんてことをつい考えてしまったのは、小沢幹事長の土地購入資金不記載問題にからんで、元秘書の石川代議士のそのまた秘書をしていた金沢某が、自らの立候補を認められなかったせいだか何だか知らないが、かつての上司の秘密を信じられないくらいぺらぺら喋る映像を見ちゃったからで、ホントに政治家もイマドキは秘書もおちおち雇ってられない感じだよなあと思ったからである。事の真偽や善悪はどうあれ、イマドキ政治家になろうというような人種がどれだけ劣化しているかを、まざまざと見せつけられた映像だったのは確かであります。




2010年01月16日

韓国風おでん

QPで見た料理。カツオ昆布出汁を酒、味醂、醤油で調味して種を除いた赤唐辛子を加え、骨付き鶏肉と輪切りにした大根、ゆで卵をじっくり煮込んで薬味と酢醤油をつけて食べる。薬味は三つ葉と万能ネギを細かく刻んだもの、おろしニンニクと韓国の唐辛子粉を混ぜたもの、練り辛子。酢醤油で食すから日本のおでんとはまったく違った味わいだが、私は同じようこんにゃくとちくわぶも加えた。
 昼間原稿を書いていたらピンポンが鳴って、やっと気づいた時は廊下が水浸し状態で大あわて。洗濯機の排水ホースがいつの間にか外れて、水が下に漏れ、大家さんが注意しにこられたので平謝りである。全自動だからついうっかりしていて、本当にご迷惑をかけてしまった。ちょうど明治18年の大阪大洪水について書いていたところだったが、自分の不注意がとんだ洪水を引き起こしたかっこうだ。新作の書き出しはあらゆることを一度にどっと考えなくてはならないので、神経がそれに集中し過ぎて、いつもいろんなことが疎かになってしまうのは我ながら困ったものである。ところで洪水よりもっと大変な大地震に見舞われたハイチのニュースや、明日ちょうど15年目を迎える阪神淡路大震災の報道を見ても、地震は本当に恐ろしいし被災者はとてもお気の毒なのだけれど、当事者でない人間は、正直どうしても他人事に見てしまうところがあって、やはり自らに火の粉が降りかからないと本当の意味で真剣に考えようとしないのが愚かな人間という生き物なのであろうか。今回石川代議士の逮捕で永田町に走った激震も、政局面では甚大な影響が必至とはいえ、汚職疑惑そのものに関しては、またまた多くの政治家にとっては所詮他人事に過ぎないのかもしれない。それにしても田中角栄や金丸信を間近で見ていた小沢氏が、検察側の推測通り、ゼネコンがらみの危ない橋を渡ったのだとすれば、何故そんな無謀な真似をしたのかが全く理解できず、別に小沢氏の肩を持つわけではゼンゼンないが、それって本当なんだろうか?といささか疑わしい気もしてくるのだった。とにかく検察側は世論をバックにした正義感で動いているのは確かだろうし、正義感も「感情」には違いないので、ある種の危うさがあることは無視できない。とにかく双方感情的になっているようなこの問題がどう決着するかを見守った上で、双方に責任ある事情説明を願いたいものである。




2010年01月17日

上方寿司、30品目サラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。今月は最終レッスンがなくて帰宅が早いのでNHKの「龍馬伝」を見ながら食事。リアルな映像が私は気に入っているが、イケメン大集合で少女漫画みたいなキラキラ目が売り物だった「天地人」の視聴者は180度の大転換でビックリではなかろうか。
乗馬クラブでは「今日は寒いですねえ~」と言ったら、会う人会う人に「昨日よりはましですよ~」と答えられて、土日連続で乗ってらっしゃる方がいかに多いかがわかった次第。で、今日の私は2鞍とも例の「ガイジンさん」グレートガバナーに騎乗。1鞍目のインストラクターに「この馬は気分屋なんで注意してくださいね」と言われたようにときどき暴走癖があるみたいだし、速歩が測対歩(人間でいうならナンバ歩き)になるし、ハミのくわえ方がとても神経質でしょっちゅう首を横に曲げたりする癖があったりするので苦手だと仰言る方もあるが、私にとってはチョー乗りやすい馬で、今日は先週とちがって実にゆっくりした駈歩をちゃんとしてくれました。先週はどうもネックストレッチを付けられて首を固定されたのが気に入らずにイライラしたのではなかろうか。ワガママで警戒心が強くて他馬嫌いの馬であるのは確かだけれど、こちらもいい加減馴れちゃってるので、腹帯に怒ろうが、他の馬に怒ろうが、そのつど叱りつけると意外に素直にいうことを聞いてくれるようになった。駈歩で何周かして常歩に速度を落とすと、「どうだ、よく走ってやっただろう、賞めてくれ」とでも言うふうに必ずこちらを振り向くのがおかしい。ひょっとすると私に向かって、「お前もまあまあ乗れてんじゃん」と言ってるつもりなのかもしれない(笑)。 横浜ズーラシアの園長さんで、馬のマラソンともいえるエンデュランス競技に長けてらっしゃる増井光子さんが、馬と人間の関係は主従関係というよりも友だち関係ですね、と以前ラジオ出演でご一緒した時に仰言っていたから、以来、私はなるべく友だちにになるよう務めているのである。で、お互い注意すべきところは注意し合うのが友だち関係というものだし、こっちも無茶な拍車やムチを当てたり口のハミが痛くなるようなヒドイ真似は慎むから、君も私を落とそうとしたりしないでね、という互いの「トラスト・ミー」関係が乗馬の基本であるように思えるのだった。ところで、鳩山首相は小沢幹事長にも「トラスト・ミー」と言ったのだろうか?
騎乗写真はMさんの撮影によるものです。




2010年01月18日

カンタン肉豆腐、レンコンのきんぴら

肉豆腐はずいぶん前にQPで見たレシピを想いだしながら作った。水に酒、醤油、味醂を同量と粗塩少々を加え、そこに豚肉を入れ、さらに豆腐と長ネギの斜め薄切りを加えて煮立てるだけだたような気がする。
今日からいよいよ通常国会開催だが、民主党ツートップの金がらみ問題という、めちゃめちゃオールドファッションな暗礁でつまずきそうなのは本当に困ったもんである。野党自民党もここぞとばかりに「われわれはひとまず検察側の捜査による事情解明を待った上で、それにもし与党におもねるような曖昧さが少しでも見られるようだったらむろん追及するが、それまではまず予算審議を徹底的にやりたい」と宣言すれば、どっと人気があがるだろうに、アホだからそうはしないのである。与党自民党も、党大会でツートップをバッサリ切って、「われわれは政治資金関連で少しでも疑わしきは当事者に責任を取らせるという方針を貫く」
と宣言すれば、これまたどっと人気が回復するだろうに、ひ弱で臆病だからそうはしないのである。まあ、どっちもどっちだが、政治資金に関しては出所もさることながら、何に使ったのかの明細をきっちり公表するシステムにはなっていないのだろうか?いつもいわれることだが、政治に一体どうしてそんなに金が要るのかという疑問に、使い道の徹底公開で答えてほしいものである。だれそれさんの香典代とかも全部あきらかにした上で、いまだに娘や息子の結婚式にちょっとした知り合いの国会議員を呼んで挨拶をさせるような人びとがいるとすれば、そうした民度をもこの際きっちりと明らかにして批判にさらすべきだろう。民度の向上がないかぎり、民主政治はよくなるわけがないのだから。




2010年01月19日

鶏肉と長芋と白舞茸の塩炒め

QPで見た料理。前に某婦人誌の「白い京都」というタイトルの特集ページにご協力したのを想いだしてしまった冬らしい「白い炒め物」であります(笑)。ニンニクで香り付けした油で、生姜汁と塩を揉み込んで片栗粉をまぶした鶏胸肉のそぎ切りと、長芋の拍子木切り、白舞茸を炒め合わせて塩、酒、胡椒で調味し、仕上げに胡麻油をたらすだけのカンタンな炒め物だが、意外に風味があって美味しい。やはりニンニクで油にしっかり香り付けするのがポイントだろう。
 JALが今日ついに会社更生法の適用を申請つまりはっきり言えば倒産してしまった。「沈まぬ太陽」ではなかったのである。こないだ電話で話した京都の妹はJAL破綻という事態に、日本もこれでおしまいのような気がするといって、えらくショックを受けたような口ぶりだったが、私自身JALにそこまでの思い入れが全然ないのは何故なんだろう?と考えたら、海外旅行で一度もJALを利用したことがないからかもしれないと思い当たった。最初の海外旅行はちょうど30年前で、そのときはBAで英国に行った。当時、JALは要らないサービスがいっぱい付いてて割高だというイメージがあったので敢えて避けたのを憶えている。以降もそんなイメージが漠然とあってJALは結局利用しなかったので、本当にそうだったのかどうかは全くわからないままなのだけれど、当時からそんなイメージを持たれていたという事実はやはりボディーブローのように徐々に響いていったのかもしれない、と今回の破綻で思われたのだった。つまり、海外旅行に不慣れな日本人が多い時代に有効だったノウハウを墨守し、世代によるニーズの変化にあまりにも鈍感だったのではないかという見方ができるのである。そういう意味で、これは現在日本のあらゆる企業が直面する問題の一種の象徴的なケースともいえそうだ。もちろんJAL破綻の原因はそれだけではなく、組織の根強い官僚体質や、政治家がらみもふくめて内外共に諸問題を多々抱えていたのは間違いないにしても、ニーズとのずれを生じさせる硬直性こそが企業にとっては命取りだという点ににおいてこそ、有意義な他山の石とも成り得るのだろうと思われるのであります。


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「沈まぬ太陽」が発表されて直ぐに家族中で5冊を廻し読みした感想が「「沈ませぬ太陽」なんだと。時の政権にとって鐘紡を再建された会長に完全に健全経営されると困る。それでわざわざ再建をお願いしながら中曽根首相は短期間で更迭してしまった。あの時から今日のある事は予測されていましたよね。しかし政治家って自分達の損得勘定だけで日本を代表する航空会社を破産に持って行きながら全く責任を取らなくてもいいのですから、たとえ総理といえどもお気楽な職種ですね。株を持って居る方も現場従業員もOBも御気の毒ではありますね。

投稿者 お : 2010年01月19日 22:47



2010年01月20日

上方寿司、焼き根菜サラダ

整体治療の帰りに東横のれん街でゲット。
天気予報で今日はめちゃめちゃ暖かくなるといってたわりに、家にいるときはそれほどでもないように感じたのはどうやら私の体内気温センサーがくるっていたらしく、治療後は暑いと感じるほどで厚着して行ったのが悔やまれました。そこへ行くと子ガメ有王のセンサーはたいしたもので、今日はエサをふだんの4倍くらい食べております!
ところで治療待ちの時間に設置された書架から「週刊朝日」を抜き取って読んだのは、表紙に「検察の狂気」という見出しが躍っていたためで、いうまでもなく問題となっている小沢氏の資金問題をめぐる捜査の行きすぎを批判したものであるのだけれど、名指しで報じる某特捜部長が今までいくつかの事件でチョンボばかりしてるのに焦って、それを取り返そうとする功名心にかられたでっち上げのように書かれているのみなので、ちょっとガッカリしてしまった。ええっ!そんな程度の問題なの?それだったらまあいいけどという感じで、問題を矮小化し過ぎているような気がしないでもないのだった。私はてっきりまた、外国人参政権の容認や、中国副主席の天皇特例会見問題や、140人の国会議員を同行した中国訪問等々で、汎アジア的な政治方針を鮮明にしている小沢主導の民主党に対して、危機感を露わにした親米寄りの右翼勢力が巻き返しを図るべく検察を動かしている、というふうに「朝日」になら書かれていると思ったのである。それは単に日本の政治とマスコミをある種の買いかぶった妄想だったのでしょうか?


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"危機感を露にした親米寄りの右翼勢力”直ぐに数人の顔が浮かびますが、今私の頭の中に鮮明に浮かんでいるのは野党になっているにも関らずわざわざアメリカに行き沖縄問題で画策された方、笑い。

話は変わりますが3月に壱太郎さんが南座で初役でお初を、翫雀丈が徳兵衛をされるとの事大変楽しみにしています。
去年の「竹三郎の会」の「有馬猫」で藤の方を演じられた時に、そろそろお初かな?と思いましたし、去年の近松座の公演では梅川も見せて頂き着実に上方の女形に生長されていますね。関西の歌舞伎ファンとしましては嬉しい限りです。

投稿者 お : 2010年01月21日 22:34



2010年01月21日

鴨肉のカルパッチョ、平目のジュレ、種々野菜のフェデリーニ、魚介のタリオーリ、真鯛と根菜のロースト、ヒレ肉のローストほか

集英社の八代さん、横山氏、伊藤さん、スラッシュの進藤さんと青山の「フェリチータ」で新年会。蛤の汁で味付けした真鯛と根菜のローストはほのかな塩味と根菜の甘みが巧くからんでとても美味しかった。牛ヒレ肉もたっぷりのポーションでドルチェもふんだんに盛られて、食べ過ぎでお腹が苦しい。
「相変わらず忙しそうですね~」と八代さんが仰言るので、今年は年始そうそうNHKブックスと講談社100周年書き下ろしの仕事が重なって大変なのだとこぼしたら、「これが終わったらラクになるからって、ずうっと仰言ってませんか?でも、ちっともそうならないんじゃないですか?」と言われ、同じようなことを乗馬クラブのMさんからも言われたのを想いだした。「いや、今度は本当なんですよ。講談社の書き下ろしまでは約束したことなんで果たしますが、あとはまだどこともきっちりしたお約束はしてませんので、少し休んで、ネタの蓄えもしたいし、今後の方針も考える余裕を作らなくちゃいけないと思ってるんですよ」と私。「ああ、やっぱり講談社の書き下ろしが絶対いけないんですよ~でも、どういうわけか、皆さんきっちりなさってるんですよね~」と横山氏。「他社の方は皆さんそう仰言ってますよ(笑)」と進藤さん。「けど、広告を見て、これだけ沢山いたら、私はネグっても大丈夫、と仰言った作家さんもありますよ(笑)」と伊藤さん。てなわけで、作家と出版社の関係はなかなかビミョーなところがあるのでした。で、昔の作家と出版社との関係とはだんだん変わりつつあるというような話になり、昔の作家は純文学でも十分に食べられたし、読み物作家は豪邸が
建てられたという話から、伊藤さんの知り合いで、全財産を処分して残りの人生を豪華客船で過ごす選択をなさった老夫婦がいらっしゃるという話を聞いて、それは色んな意味で凄い気がしました。もちろん私はそんな贅沢ができるほどの金持ちではないのだけれど、かりにお金があったとしても、土の上で最期を迎えないという決断は、生物としての人間の原則に背くような抵抗を感じて、私にはちょっとできないことだなあと思われたのでした。


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今日の記事には関係なくて恐縮ですが、最近知り合いの方から
亀について聞き捨てならぬことを聞いたものですから・・

お正月に、子供さん一家から亀を預かったそうで、6万円もするなんて、どこがいいのかわからない、おまけに心を病んで
いるのでは?と言われて、あわてて否定はしたものの、私も松井さんの記事を見てから乗馬を始めて(まだ駈歩のかけだし)

馬はモチロン、動物すきなのですが、亀さんの良さは今一つウマく説明出来ないので、良かったら教えてください。

今度お会いしたら、しっかり亀さんの弁護いたします^^

投稿者 にんじん : 2010年01月22日 22:50

う~ん、カメの魅力は理解できない人に伝えるのが実に難しいですね。まずあの独特のフォルムが素晴らしい!とフェティッシュに反応できないといけません。カメ好きの人はきっとカブトムシとか、橋の擬宝珠とかも好きだろうと思うのは私がそうだからです(笑)。リクガメやウミガメは目がぱっちりしてて可愛いです。嘴の感じは猛禽類の好きな人なら理解できる魅力だと思います。リクガメは無表情なようでいて実に表情が豊かです。便秘に苦しんで目を細めてキバッテル顔なんかたまりません。長年飼ってるとこちらの存在をちゃんと理解して、エサをねだりに来ますし、便秘や排卵で苦しい時もこちらを頼りにして寄ってきます。高いところに前足をかけて登ろうとして失敗し、ひっくり返ってしまったときの様子なんかは、気の毒でもしばらく放っておきたくなるほどおかしいです。オスがメスにしつこく言い寄る感じも実にアホっぽいのがいいです。とにかくトータルとして、カメ自身は必死なはずの様子があまりにも滑稽なので、見ていてとても気持ちがなごむという点が最大の魅力かもしれません。

投稿者 今朝子 : 2010年01月23日 21:56



2010年01月22日

タジン鍋

キャベツ、もやし、ピーマン、エリンギ、ソーセージだけの超お手軽タジン鍋にしたのは夕方大島さんと会って料理する時間が無くなったからである。仕事が一段落したところで、元旦からずっと預かっていたものを返すために会って、つい歌舞伎座さよなら公演の話になった。昨夜お会いした集英社の伊藤さんから、3、4月興行の仮チラシを見せてもらい、演目のみで配役のないチラシだったから、その場でも配役を想像して遊んでいたのだけれど、今日その話を大島さんにしたら、めちゃめちゃ盛り上がってしまったのである。ふたりで話すと主役は大体見当がついたところで、「じゃあ弥陀六は誰?○○屋?」「でも弥陀六と意休と二役じゃちょっとおいし過ぎるから、弥陀六のほうはきっと◇◇よ」てなことに始まって、「♡♡クラスはどうなるの?やっぱ並び傾城しかないないかもね~」「だんまりに全部入れ込むにしても、50人も出すわけにいかないしねえ~」「きっと後見だけの人も出てくるよね~」なんて話になるのはとにかく4月興行に松竹系の歌舞伎役者が全員集合と聞いてるからだった。主配(おもはい)をするにも「これじゃまるでパズルだよね~」と嘆かざるを得ないほど次から次へ巧く収まらない役者が続出し、制作の苦労のほどが偲ばれるというものである。てなわけで「私は芝居よりも楽屋を見に行きたいわ~」と大島さんが仰言るのももっともでした(笑)。
ところでそんな暢気な話はさておき、食事しながらBSフジのプライムニュースを見て、明日の小沢氏事情聴取を前にした検察OBのコメントを聞いていたら、検察がなんだかとんでもない組織のように思えてきた上に、フジ系の番組までがこんないい方をするのだとしたら、「週刊朝日」が書いてたように、現特捜部長はやっぱりややクレージーなのかも?という気がしたのであった。これって番組の意図せざる効果だったのではないでしょうか。




2010年01月23日

お茶の水図書館文化講演会

小沢氏が都内某所で事情聴取を受けていたころ(?)、私は池の坊お茶の水学院6階講堂で講演をする前に文春の内山さん、スラッシュの進藤さんと一緒にお昼の会席弁当をたっぷり頂戴してお腹がイッパイなので今日は晩ご飯ヌキです。
 同図書館は「主婦之友」の創業者石川武美氏によって設立された石川文化事業財団の運営によるもので、女性誌等の専門図書館として有名であるにもかかわらず、まず会場を見渡すと、男性の受講者のほうが多いような感じだったのがちょっと意外で、講演タイトルが「語りと文芸~円朝をめぐって」だったので落語ファンの方が詰めかけてらっしゃったのかもしれない。もっとも話の内容はほとんど落語とは関係なく、もっぱら明治期に西洋文化の影響下に誕生した近代小説の文体に関する考察で、「あの円朝の落語通りに書いてみたらどうか」と坪内逍遙に勧められて二葉亭四迷が、「言文一致」による近代初の小説を『浮雲』を書いたというふうに世間一般では通っていながら、その逍遙が自身では「言文の一致という事は予が主眼とする事にあらず」と明言していることのナゾについて、私なりに思うところを述べたのだけれど、聴講していた進藤さんにいわせると、「相変わらず情報量が多すぎてバクハツしちゃってる感じだけど、まあ、手抜きしてるふうには聞こえなかったから、いいんじゃないの」と実に冷ややかな反応でした(苦笑)。
  なにしろ『浮雲』や『当世書生気質』やら、今日ではもう一般にはほとんど読まれていないであろう逍遙の『小説神髄』の話をわりと熱心にしたのは、近世文学の影響下に育った人間の近代小説に対する極めてプリミティブな取り組みに、私自身が妙に共感できるからだろう。そういう点では今どき稀なタイプの作家かもしれません。講演後の控え室に、次の講演をお頼まれしている日本近代文学館の吉原氏がお訪ねになったので、「今日の話こそオタク向きだったですよね(笑)」と申しあげたくらいだが、その講演は「昭和」をテーマにしていて、私には「昭和の歌舞伎」について話してほしいとのこと。これはまだまだ先の7月末に開催される講演で、場所は有楽町の読売ホールだそうです。




2010年01月24日

海鮮ちらし、30品目サラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
 思ったよりも暖かく感じられた今日の馬場で、先週と同様2鞍とも例の「ガイジンさん」グレートガバナーに騎乗。1鞍目は急に暴れだしたが、コラッ!!!と叱りつけて事無きを得た。この馬に乗るとふしぎなくらい騎座が安定するので、ちょっとやそっと暴れたくらいでは慌てなくても済むのである。で、急に暴れだしたのはどうやら前の馬にイライラしてついにキレたのではないかと思われた。なにしろガタイがでかくて歩幅がとても広い馬なのに、前の馬は小型のアラブ種で、どんなにガンバッテ走っても小股のちょこちょこ走りしかできない。なのでこちらもなるべくゆっくりと小股で走らせるようにしていたのだけれど、これまたどんなにガンバッテ抑えても、すぐに追いついてしまい、相当イライラしてるのが乗っていてよくわかった。よほど順序を入れ替えてもらおうかと思いつつ凌いでいたところ、何かの拍子でプツンとキレたようである。かくして2鞍目はインストラクターの方に先乗り調整をして戴き、落ち着いてくれたら、メチャメチャ乗りやすくなった。ひょっとして上手になったのかしら?と勘違いしそうになるほど私にとっては乗りやすい馬なので、怒りっぽい点や多少のわがままは許せる気がします。
ところでクラブハウスでは、新年初お目見えのバリキャリOさんと、ONコンビのOさんとで北村一輝主演のTV新番組「宿命」の話になった。「ドラマそのものはあまりにもベタでちょっと戴けないんですけど、乗馬シーンがあったんでつい見てしまったら、ロケの場所がどうもうち系列のクラブなんですよ。ゼッケンにうちのクラブのマークがバッチリ映ってたんで目が離せなくなっちゃって」と言われて「へ~、じゃあこんど見なくちゃ。でもその撮影協力ってクラブのいい宣伝にもなるよね~」と私。「それがよく考えたらヘンなんですよ~
だって北村一輝は物凄いお金持ちのボンボンの設定なのに、なぜクラブお仕着せのゼッケンなんか使ってるの?って感じで」「確かに。それならフツー自前だよね(笑)」てなわけで、次回の放送を是非見たいものであります。帰りのバスでもバリキャリOさんと一緒になり、「うちの会社も社長以下、取締役がとうとう全員50代にになりましたよ~」と聞いて大企業でもちゃくちゃくと世代交代の進んでいることが実感された。「課長クラスの女性も物凄く増えちゃって、ホント様変わりしたなあ~と思いますよ」と男女雇用均等法第一世代のOさんは感無量の面もちで仰言ったのでした。「民主党の景気政策なんかはもうアテにせず、会社自ら立ちあがって、この厳しい状況を乗りきって行かなくてはならない」というような発言が経営陣新年の第一声だったそうである。




2010年01月25日

麻婆レンコン

QPで見た料理。要するに豆腐をレンコンにしただけ。レンコンは小さく切って先に塩炒めしておく。ニンニクと生姜のみじん切り、牛挽肉、豆板醤の順に炒めて湯を注ぎ、酒とオイスターソースで調味して、炒めたレンコンを戻してしばらく煮込み、水溶きカタクリでとろみをつけて長ネギのみじん切りを加えゴマ油を少々をまわしかけて仕上げる。レンコンにしっかり火を通して柔らかくするのがポイント。レンコン好きの私にはたまらない一品でした。
今日の夕方は某銀行員のA青年が訪問されていろいろとお話を窺った。お電話で訪問の予約を入れて戴いたときは、どうやら予想以上に株価の上昇が早まったので債権の償還も早くなりそうだからという話だったのだが、開口イチバン「オバマさんの発言で、あのときと事情が相当変わりまして」とのこと。そういえば先日のニュースで、オバマ大統領が米国の金融業界の急激な復活に歯止めをかけるような発言をしたことは知っていたが、それがまさか自分の身に降りかかってくるとは夢にも思わなかったので、こういうところが金融経済の怖さでもあり面白さでもあると改めて感じたのであった。オバマ発言は当然ながら米国株価の下落を招いて日本経済にも影響を与えたのだけれど、かといって米国の金融業界を野放しにしておくとまたぞろリーマンショックの二の舞が起きかねないわけだし、金融業界の幹部たちがまたしても多額のボーナスを手に入れている状況に対しては、税金を注ぎ込んだアメリカ国民が黙って見すごすはずはないからして「オバマさんの発言もわかるんですけどねえ……」というA青年に「それで景気回復が遅れるんじゃ、痛し痒しってわけよねえ」と応じた私である。まあ、私なんかはゼンゼンといっていいほど影響を受けないので至ってノンキなものだが、株をたくさん持ってる人やなんかは、チクショー余計なことを言いやがってと思う向きもあるだろう。「チェンジ」したはいいが、「チェンジ」によって自分の暮らし向きが悪くなることに我慢できない人もいるのは確かだろうし、理念や理想と現実はともすれば乖離してしまうので、オバマ人気に翳りが見えてきたのもなんとなくうなずけるのであった。長い目で物事を見れば絶対に今こそ世界中で「チェンジ」が必要なことをアタマでは多くの人がわかっていても、「チェンジ」で自らの痛みが長引くことにもまた多くの人が耐えられないのであろう。ついに内閣支持率が50%を切った日本にも同様のことがいえそうで、脱官僚を目指した政権が目下あらゆるところでつまずいている状況に多くの国民が我慢しきれないとすれば、それは民主党ではなく自らの敗北であると強く認識すべきだろう。


コメント(1)

先週末の講演会、聞きたかったです。ファンとしては、生の講演をぜひ聞きたいし、テーマが歌舞伎とあれば、「昭和の歌舞伎」は絶対に逃せません。7月末の読売ホールなら、きっと「夏の文学教室」ですね。今から楽しみです。でも、その時には、もう歌舞伎座が壊されていると思うと、複雑な気持ちです。4月演目が発表になりましたが、今まで以上に切符の入手が厳しいことは必至で、特にファンの多くは千穐楽を見たいと思うでしょうし、一体どうなることか。

投稿者 うさこの母 : 2010年01月25日 21:49



2010年01月27日

鶏ささみのゆず胡椒和え、鯛の昆布締め、茄子と京芋の揚げ出し、揚げの納豆詰め、おにぎり、豆腐サラダ

シアターコクーンで寺山修司作・蜷川幸雄演出の「血は立ったまま眠っている」を見た帰りに三茶の「木村商店」で文春の内山さんと食事。
今日は初日でもないのに蜷川さんとロビーでお会いして、「久々にアングラをやっちゃいましたよ」と言われたのであるが、個人的にはアングラもついに古典になったか!という印象だ。60年安保闘争のまっただ中で書かれたこの戯曲には、小市民的社会をぶちこわす革命家になることを夢見ながら、自衛隊の壁に「自由」と落書きしたり、看板やラッパを盗んだりすることしかできないテロリストが登場するが、内山さんいわく「まるで別の国の話みたいですよね~日本を舞台にこんな話が想定できることすらフシギな感じがします」とのことだから、60年安保は今や完全に「歴史」の一コマなのであり、内山さんには「江戸時代よりもっと遠い気がする」らしいのであった。しかしながら舞台はまぎれもなく日本の「昭和」であり、蜷川演出はそこに公衆便所や競馬やボクシングやボンデージといった寺山アイテムを盛りだくさんにちりばめた「昭和」の風景を作り上げてみせる。この点は「身毒丸」と同様だ。「血は立ったまま」は寺山の処女戯曲だけに、本人は「文学」を目指し過ぎたことの弱点を自ら指摘し、いわゆるリアリズム演劇からはほど遠いけれど、意外にも彼の作品の中では非常にわかりやすい部類だろうと今回改めて思われた。蜷川演出がわかりやすくさせたのかもしれないし、また森田剛のナイーブな演技が主人公の存在に妙なリアリティーを与えたともいえそうだ。とにかく森田剛のやけにリアルな人間造形と彼に慕われるテロリスト灰男に扮した窪塚洋介のいわばアングラ様式とでも呼べそうな誇張的な演技が好一対をなして作品にある種の躍動感を与えている。森田剛の姉で且つ灰男の恋人を演じる寺島しのぶは本来達者な女優だけれど、今回はイマイチ役をよくつかみきれないままで舞台に臨んだような気がしないでもない。このところ蜷川演出は、相対的に男優陣が好調なわりに、女優陣は放っておかれているのではなかろうか?と思わせる舞台が少なくないのだった。




2010年01月27日

焼きそば

昼間銀座で水野悠子さん、鶴澤寛也さん、講談社の堀さんと会食があったので、晩ご飯は簡単に済ませました。
 講談社100周年事業の書き下ろし小説に明治時代のスーパースター竹本綾之助を取りあげようと決めたのは中公新書の名著『知られざる芸能史 娘義太夫~スキャンダルと文化のあいだ』を読んだからで今日はその本の著者である水野悠子さんとお目にかかっていろいろとお話を伺った上で、貴重な資料も頂戴したのだった。今や知る人ぞ知るの娘義太夫は明治中期に学生のあいだで爆発的ブームを巻き起こし、若き日の志賀直哉や竹久夢二、高浜虚子らも大いに熱をあげて、「追っかけ」というコトバもここから生まれたし、いわば美少女アイドルの走りのような存在であった。中で最大のスターは男装の麗人として売り出した竹本綾之助で、現在に残された写真を見ると天海祐希とよく似た美人である。水野さんをご紹介くださったのは、昨年末に矢内賢二さんのサントリー学芸大賞受賞お祝いパーティで初めてお目にかかった鶴澤寛也さんで、ご自身も現在数少ないプロの義太夫の三味線弾きとして活躍なさっている女性であり、初代綾之助に負けず劣らずきりっとした美貌の持ち主だ。おふたりとも非常にフレンドリーに且つきちんとしたお話しをしてくださるので、私としては小説を書くに当たっての強い味方を得た心地である。
それにしてもなぜ娘義太夫を取りあげるのかフシギに思われる方もいらっしゃるだろうが、実をいうと私自身、学生時代に義太夫節を習って、恥ずかしながら「おさらい会」で肩衣を着けて上野本牧亭の舞台にも
出たし(^_^ゞ、なにしろ文楽評論の第一人者であった武智鉄二を師と仰ぐ身だし、わが家が代々義太夫節を習っていた関係で子どものころは近代の名人豊竹山城少掾や二世野澤喜左衛門師に可愛がってもらったりした口だから、その手の話を書かないほうがフシギなくらいだけれど、今までは『そろそろ旅に』で少し義太夫節の戯曲作法について触れただけである。しかしながら義太夫節の戯曲は近世の文芸としての水準をある程度高くキープしているものがあるとはいえ、それはあくまでサポートに過ぎない。本来芸能としての生命線がやはりヴォーカルとサウンドであったことは、かつて西日本東日本を問わず非常に多くの人びとが習い事とし、素人のど自慢の対象であった事実から推して知るべしであろう。というわけで今回はまともに義太夫節のヴォーカル面を取りあげることになったのだけれど、和風のヴォーカルや三味線サウンドを文章で表現するのは思ったより大変だし、詞章の内容が一般にもある程度は伝わるようにしつつ、そうした説明が煩雑に過ぎて小説の邪魔にならないようにするのは極めて難しいのであります(-_-;)


コメント(1)

存じませんでした、叉松井様の新しい一面を知りました、義太夫で上野の本牧亭に御出演されていたとは(^o^)

太三味線の一の糸の「ベン~~」とお腹に響く音が好きで文楽にも毎月通っております。母に大きな三味線を膝に置かれて手ほどきを受けましたが「あかんわ、あんた誰に似たのか音が全然拾われへん。辞めなはれ」と言われてからはもっぱら聞き手に回ったまま。しかし一度は弾いてみたいと思い続けてます。

投稿者 お : 2010年01月27日 23:42



2010年01月29日

イカげそ焼き、海老とブロッコリーのマヨ炒め、牡蠣のお好み焼き、玉子のだし巻き、高菜ご飯、胡麻サラダほか

スラッシュの守部さんと近所の鉄板焼き屋「日向」で食事。
小沢騒動や、日航の破綻や、マリオン西武と京都河原町阪急のが閉店や、今どきの大学入試事情の世知辛さや、自分が他人より突出することを避けたがる若者の背景にある根本的な教育の貧困や、現代のニッポンが抱えるさまざまな問題を話しながらも、やはり守部さんに欠かせないのは専門の音楽関係の話である。今日は「そういえば歌舞伎座の4月公演は見に行くの?」と訊かれて「一応行くつもりだけど」と答えたら、「わかるわ~歌舞伎ファンなら私でも行くと思うわ~」というところから彼女が伝説のソウル&ファンクミュージシャン、スライ・ストーンを聴きに行った話になった。「それがさあ、当然クスリやってるから体はボロボロだし出てきてもヨレヨレで、10分か15分程度しか歌えないんだよね。それでも頭が紫のモヒカンてとこはやっぱ凄いし、なにしろウッドストックに出てた人だからもうファンクの世界遺産って感じで、その人をナマで見られるだけもみんな満足しちゃってるわけ。それとおんなじよね~歌舞伎さよなら公演わかるわ~」 なるほどそう言われてみたらそんな感じかも?と思われたのでした(笑)。




2010年01月29日

白菜と豚肉の重ね蒸し

QPで見た料理。白菜の葉と豚肉を一枚一枚重ねて、酒と鶏ガラスープを振って、QPは電子レンジで蒸したが、私はタジン鍋で蒸しました。辛子ポン酢と韓国唐辛子粉入りのマヨネーズで食す。
午後はNHK出版の加納さん、黒島さんが出校ゲラをご持参になって、3月末に刊行が予定されているNHKブックス『歌舞伎の中の日本』(タイトル正式決定)に載せる写真のチェックや、表紙についての打ち合わせをした。この本は「知る楽」の放送テキストを元にしているが、放送テキストは何しろ急ごしらえで遺漏が多かったから今回はそれを訂正し、且つ「忠臣蔵」と歌舞伎舞踊に関する章を新たに加え、巻末の注では論拠の出典や文献の引用をすべて明示するようにしたため、大幅にボリュームアップし、頁数がなんと80ページ!も増えた結果、校正するのもメチャメチャ大変なのでした(-_-;)で、たとえば「忠臣蔵」の章には『傾城三つの車』というほとんどの日本人がまず知らないであろう近松の歌舞伎作品から、私が子供の頃に見た東映アニメ『わんわん忠臣蔵』までちゃんと「注」を付けたので、「こんな本まず二度と出ないよね~」という自画自賛自嘲ぎみの(笑)の内容となっております。
ところで表紙の打ち合わせをしているうちに話がなんとなく篠山紀信氏のヌード撮影事件に及んで、「自分の家の墓地でヌード撮られたらそりゃ嫌がる人もいるだろうけど、昔なら誰かが彼の芸術家としての立場を擁護する側にまわっただろうに、誰もそうしなかったのがホント不思議だよね」と進藤さんが言われたように、現代の日本では、芸術や芸能に生きる人びとにも、社会的モラルを求めることがごく当たり前になってきて、それを誰も疑問視しないのは、昔の日本を知る者にとってはなんだかだらしがないような気もするし、また子供に砂場遊びをさせたがらない若いお母さんばっかりになっちゃったみたいな不気味な感じもするのだった。芸術や芸能は本来的に「反世界」(というと物理学用語みたいになっちゃうので「反社会」のほうがいいのかも)に属するものだという認識がかつては一方できちんとあったのである。それが経済最優先の世の中になった結果、売れてる芸能人芸術家=金持ちなのだから社会のモラルを率先して守るのが当たり前的な幼稚な認識になってしまったのではないか。これは経済的な豊かさが日本人の精神的な貧しさを助長した一例のように思われてならない。「紀信さんにはいっそ国会議事堂前でヌード撮るくらいの覚悟をしてほしいよね」てな話になったのだけれど、これは酔っぱらって一般人の顔を殴った?朝青龍の擁護までしてるわけではありません。


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篠山紀信さんの写真ニュースでちょっと見ましたが、別に騒ぐ事も無いと思いますけどね(^o^)

なんか中途半端な世の中になってきたような気がします。砂場で遊ばせないで、遊ばせる塾に通わせる親がいたり。
朝青龍の件も、相撲を神事のまま日本人以外の選手を使うからややこしいのであって、相撲協会もエエかげん文部科学省とは縁を切り、「ザ・すもう」という格闘技にすれば品性がどうとかという事にもならない。もちろん今回の朝青龍の件は「ザ・すもう」を運営する興行主が不適当とみなせば契約を切ればいいのであって、いつまでも日本国の神技として庇護を受けているから親方株の問題、床山さん達の待遇の問題も改善されない。一技術者として契約条項に待遇問題を記載すれば済む事ですけど。どっちに回っても特する事を今の相撲協会はしているから八百長問題もウヤムヤのままです。

投稿者 お : 2010年01月30日 11:51



2010年01月30日

鶏肉と大根のおかか醤油炒め

これもQPのレシピ本で見た超カンタンな炒め物。細かくして塩で下味した鶏もも肉と銀杏切りにした大根をゴマ油で炒めて塩と醤油で味付けし、仕上げにおかかともみ海苔をトッピング。
明日で1月も終わり!果たして出来るんだろうか???と猛烈に心配されるのは鳩山政権の確固たる理念に基づく政策の実行ではなく、私の仕事のほうである(-_-;;)ゲラの直しに予想以上の時間が取られ、今日は朝から料理と食事を除いてずっとワープロかゲラに向かっているのに、午後11時半をまわった今以もって予定していた分が片づかない。しかし明日は絶対に乗馬に行くつもりなので、ブログはこれにて失礼します
m(_ _)m


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はじめまして
藤舎呂船先生にお囃子を習っていた者です、先生のお話が聞きたく、もし何かの機会がありましたら、その一会をご案内していただければ幸いです。

宜しくお願い致します。
仙堂新太郎

投稿者 仙堂新太郎む : 2010年01月31日 03:23



2010年01月31日

青パパイヤのサラダ、揚げ春巻き、鶏肉のサトウキビ巻き、鶏フォーほか

乗馬の帰りに池袋の「フォーベト」でミセス元副編集長の福光さんと食事。
春うららと言いたいような好天の下、今日も例の「ガイジンさん」グレートガバナーに2鞍騎乗。なにせ名前からしてグレートでおまけにガバナーだから性格も俺サマ系で、前の馬を蹴散らしかねない勢いで走るので、ときどき乗ってる人がビビっちゃうらしいが、私は相性がいいせいか、いささか前と密着しすぎかも?と思いつつも、今日もわりあい安心して乗ってられた。ところがレッスン終了後に騎乗したままインストラクターのお話を聞いていたら、はるか向こうのほうで馬の暴れているのが目に入った。そばにいる人が手綱を取ってなだめていたが、何かの拍子で手綱が切れちゃったのか、馬が逃げだしてみるみる近づき、なんとこちらの馬場にちん入して来たからビックリ。俺サマのくせにビビリなガバナーが耳をバッと伏せて暴れだしそうになったから、慌てて後ろを向かせてまずはその馬が目に入らないようにするので精いっぱい。そのうち大勢のインストラクターが出動して放れ馬を取り押さえて事無きを得たものの、一瞬ひやっとする椿事で、こういう何が起きるかわからないところも含めて乗馬の面白さであろうと思う。
KOの中等部から馬術部で、関東大会に団体優勝したこともあるという福光さんにその話をしたら、「確かに何が起きるかわかりませんよねえ。こないだも昔のクラブの仲間と会ったら、死んでもおかしくなかった経験がいっぱいあるよね~なんて話になったんですよ」とのこと。1m40cmくらいの障害をアブミ無しで目をつぶって跳ばされたという経験の持ち主だけに、死んでもおかしくないという表現もあながちオーバーではなかったのだろう。当時はまだ軍隊式で、部班の停止の号令も「分隊止まれ!だったんですよ」とのことで、そういう時代から考えると、乗馬も実に庶民的でカジュアルなスポーツになったものである。
ところで福光さんは現在KO連合同窓会の事務局のお仕事に大忙しで、話を聞いてさすがにKOだな~という気がしたのは、イベントの福引きにも各企業協賛で景品が物凄く豪華らしいから、思わず「私もその福引きに参加したいけど、やっぱりガッコが違うし無理だよね~」と言ったら、「福引きは寄付とひきかえに参加できるんで、松井さんがうちのガッコに寄付してくださったら別にいいんじゃないんですか。交詢社でも講演なさったことだし、寄付してくださいよ」とのこと。なるほど、でも母校にさえ寄付しない私がなんでKOに寄付しなきゃならないんでしょうか(笑)。


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連合三田会の福引きですが、入場券が福引きの券になっております。入場券を買えば買うほど当たる可能性は高まります。是非、沢山お買いいただき、当日、入場券の半券を所定の方法で入れていただくと、すばらしい商品が当たると思います。

投稿者 福光の兄 : 2010年02月03日 07:53