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2009年11月10日
もんじゃ焼き、お好み焼き、焼き鳥、豆腐とじゃこのサラダ
お茶の稽古の帰りに麹町の「文字平」で矢内ご夫妻と食事。
先日のブログでご紹介した矢内賢二氏の奥様は文庫本「今朝子の晩ご飯」の編集者で、私はご夫人のほうと先に知り合って、お茶の阪本先生をご紹介し、今では同門でお稽古をしているのであるが、今日はダンナさんのほうも稽古場に現れたので、奄美旅行以来久々にお目にかかって食事かたがた歓談に時を過ごしたのであった。で、話題はサントリー学芸賞を皮切りにさまざまな分野に及び、今日の流れからして出るべくして出たのは茂木健一郎氏の4億円申告漏れ問題で、ご本人と会って仕事も依頼した矢内夫人の話によれば「子供みたいに無邪気な感じの方だから、うっかりしてたというのも理解できなくはないけど、でもフツーあれだけ稼いでたら税理士くらいつけますよねます」とのこと。それにしても、近ごろのTV出まくりの仕事ぶりはちょっと尋常でなく、研究者として何を目指してるのかもさっぱりわからない状態だったから、一種のランナーズハイ状態で来る仕事を次々とこなしてらしたような気がする。「とにかく話すことが一貫して前向きだから仕事を一緒にするスタッフが癒されるんだろうなあ。だからまた仕事を頼みたくなるんだろうなあという感じはわかるんですよね」と矢内夫人。「それって松岡修造みたいな感じなのかしら」と私はいう。まあ、今の世の中、だれしもお疲れで、気持ちが後ろ向きになりやすいので、前向きな発言をする人に癒されたいという気持ちになる人が多いのはわかるような気がする反面、私自身は昔からあんまり前向きな発言を聞くと逆に白けちゃうへそ曲がりなタイプで、自身ににとっての最大の癒し文句は「どんなに我慢したって、どんなに辛い目に遭ったって、どっちみち人間はかならず死ぬんだから、好きに生きましょうよ」であります。
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