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2009年10月18日
上方寿司、海草と水菜のサラダ
乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
絶好の乗馬日和のせいか、クラブは大いに賑わって、馬場はどこもかしこも超満員のメリーゴーランド状態で、人馬ともにストレスを感じるのだろう。2鞍目のレッスンでは、私の乗ったハイセイコーのお孫さんは落ち着いて走ってくれていたものの、1頭がやや暴走気味お祭り騒ぎが起きて、隣の馬場のレッスンまで余波を受けたようだった。「乗り手にもよるんですよ」と帰りの車中でいったのは高校生のナッちゃんで、かなり気むずかしい馬でも平気で手なずけてしまう彼女が他のレッスンを見ていると、「とっても人を見る馬がいて、乗り手が悪いともの凄く嫌がって、あれは明らかに落とそうとしてるってわかる時がありますもんね」てなことらしい。で、彼女は来週学校の文化祭でクラブに来られないのをとても嫌がっていて、「だって文化祭、面白くないんですもん」というから「どうして?あなたはやっぱり体育祭のほうが好きなの?」と訊いたら別にそういうわけではなく、今年は新型インフルエンザの流行を警戒して、文化祭なのに他の学校の生徒や父兄を学校に入れないそうで、「そんなのつまらないじゃないですか」というのである。「うち女子校だし」と聞いてナルホド!男子が来てくれない文化祭じゃ張り切る甲斐もないのでしょう(笑)。それにしても新型インフルエンザの影響がこれから色んな分野にどんどん出てきそうで、私もこの秋から来春にかけてすでに講座やイベント関連の仕事をいくつかお引き受けしてるのでとても心配であります。しかしこういう時にこそ作家の私としては皆さまに読書をオススメしたいところなのだけれど、クラブハウスでONコンビのおふたりと話しをしていたら、拙著の「非道、行ずべからず」シリーズを気に入ってくださったNさんが「以前はよく本を読んでたんですけど、最近いったい何を読んだらいいかちっともわからなくて困ってるんですよね」と仰言たので、本好きの方に今そう思わせてしまっている出版界や書店業界の現状って一体どうなってるのか非常に気になるところであった。で、Nさんには取り敢えずちゃっかり11月に刊行する自分の新作をオススメした上で(笑)、私の周りの編集者に最近何かイチオシの本がないか訊いておきますね、と申しあげたのでした。
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コメント (3)
本題とは違ったコメントですみません。
昨日(10発18日)日本経済新聞文化欄のエッセイ、日曜日の朝にふさわしく大変気分よく拝読しました。
「立場」についての講釈、なるほどと感じ入った次第です。
投稿者 いひもくりん : 2009年10月19日 10:54
「川上」さんには数回お邪魔しただけですが、ご主人の品のよさ、知性に敬服しました。はじめての時から、文楽、コンピュータ絵画についていろいろお話してくださいました。敷居の高い京都の名店としては全くの驚きでした。料理のおいしかったこと、とくに真剣に刺身を「引いて」おられた姿は印象に残っています。日経のご寄稿は、そのご様子を愛情をもって描いておられて何度も読み返してしました。ご主人のご健勝をこころからお祈りする次第です。
投稿者 十次郎 : 2009年10月19日 11:37
日経新聞のエッセイ大変楽しく読ませていただきました。早速切り抜いて、やはり松井さんの愛読者で日経をとってない友人に送りました。お父上への尊敬と愛情があふれたさすがの文章でした。
投稿者 隅田の花火 : 2009年10月20日 09:21