トップページ > 絹揚げと椎茸のオイスター煮、ツナと大根と水菜のサラダ

2009年10月15日

絹揚げと椎茸のオイスター煮、ツナと大根と水菜のサラダ

 オイスター煮は一昨日のQPで見た料理。斜め薄切りにした長ネギをじっくり炒めてから干し椎茸をさっと炒め、干し椎茸の戻し汁、酒、鶏ガラスープ、オイスターソースを入れて絹揚げと一緒に煮込む。仕上げに醤油で調味し香り付けのごま油を垂らして水溶きカタクリでとろみをつける。干し椎茸は冷水で長時間かけてもどすのがポイント。サラダはツナ缶とパック入り野菜を合わせて雲丹醤をかけただけ。
晩ご飯の買い物で商店街を通って、あれっ?!と思わず立ち止まって見たのはコミック本等を買い取りしてる古書店で、表がガラス張りだから店内が丸見えなのであるが、本棚が壁際のほかは中央に一列あるのみという閑散としたありさまにビックリしてしまい、一体こんなんで営業が成り立つんだろうか?とつい余計な心配までしてしまった。札幌の古書店で突然本棚が倒れて女の子が重傷を負った事件の余波を受けたものらしく、事件が起きた店とは別系列のチェーンなので、行政の指導が入ったというよりも自主規制なのだろうと思われた。ひょっとしたらこの手の影響は神田の古本屋街あたりでも出ているのかもしれない。
 それにしても「本は時に凶器にもなります」的な報道をされると、本を生産する側の人間としては実に困ったもんだと思わざるを得ないのだけれど、一方で買い取り系の古書店が増える背景には、あきらかに出版物が生産過剰に陥っている事実があることも認めざるを得ず、生産過剰による購買率の低下とその結果としての品質低下が避けられなくなっている現状に、業界全体はどう取り組んでいくつもりなのか、そもそも取り組むつもりがあるのかどうかも、中にいながらさっぱりわからないのは出版業界の凄いとこかもしれません。


このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/1325

コメントしてください




ログイン情報を記憶しますか?


確認ボタンをクリックして、コメントの内容をご確認の上、投稿をお願いします。


【迷惑コメントについて】
・他サイトへ誘導するためのリンク、存在しないメールアドレス、 フリーメールアドレス、不適切なURL、不適切な言葉が記述されていると コメントが表示されず自動削除される可能性があります。