トップページ > ラムしゃぶ
2009年09月16日
ラムしゃぶ
角川事務所の原重役、鳥原氏、文芸評論家の細谷氏、スラッシュの進藤さんと神田の「龍水楼」で食事。メンバーともどもすっかり定例化した食事会で、毎度この店の料理は美味しいし、細谷氏や原さんからお聞きする色んな話も面白くて病みつきになっている。今日は新政権が発足し、新閣僚のメンバーも明らかになった日だが、その手の話はほとんど出ずに、もっぱら小説やマンガの話に終始した。原重役とはむろん仕事の話もして、「並木拍子郎種取帳」シリーズ『三世相』の文庫版を来年出版する予定を確認の上で、今後の作品をどうするかという考えをお伝えした。私は時代小説を書くにあたっても、現代の世相をそれとなくメタフォリカルに忍ばせる癖があるだけに、新政権の担い手である鳩山首相が「歴史が変わるという、身震いするような感激」と語るプロパガンダほどに、今後の日本が国家的大転換遂げて世相もがらっと変わるとは思えないにしても、時代の流れをわざと滞らせていたここ十数年のような雰囲気がこれ以上続くとも思えないので、今しばらく世の中を静観して、新作の執筆に備えたい気がしている。
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kesako.jp/cgi-bin/mt/mt-tb_kesako2.cgi/1294
コメント (1)
幻のデザート三不粘の店ですね。ぜひ食べたいのですが、「ラムしゃぶコースのデザートで、4人以上の予約要」という高いハードルが越えられません(涙)。
ところで2006年5月以前のブログは、もう読めないのでしょうか。以前、初期ブログをぽつぽつ読んでいたのを思い出して、また遡ろうとしたら出来ませんでした。文庫化された為に封印されたのなら、とても残念で、「封印切」したいです。
投稿者 ウサコの母 : 2009年09月17日 23:00
