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2009年09月05日

茸のピッツア、茄子とソーセージのパスタ、チーズとベーコンのリゾット、子羊の炭火焼きほか

北軽井沢の乗馬クラブの真理先生とお嬢さんのさやかチャンと一緒に「イル・ピッツァ・イオーロ」で食事。
北京オリンピックに高齢の法華津選手が出場されたことで、少しは一般にも知られるようになったかと思える馬場馬術という競技だが、これの本格的な試合をナマで見たことはまだ一度もなくて、今回は真理先生が世田谷の馬事公苑で催された東京馬術大会に出場されたので初めて拝見したのだった。障害競技とは違って、乗馬を全然やらない人にはその技術が如何に凄いのかイマイチよくわからない競技ともいえそうだけれど、やはりナマで見ると、サラブレッドよりもはるかにカラダがでかい外国産馬のド迫力と、静謐のうちに高まる興奮や緊張感がひしひしと伝わってくるのである。真理先生はセントジョージという種目にエントリーなさって、ご自身では不本意な出来だったようだが、常歩の歩幅があんなに伸びるのか!とか、速歩のスピードが何故あんなに変わるの!とか、ピルエットというダンスのような歩様はどうやったらできるの?とか、こちらはただただ面白く見ていた。ただしちょっとした物音にも驚いて暴れたりする神経質な馬が多そうで、観客が皆シーンとしているのもこの競技ならではだろう。とにかく出場者がみな燕尾服にトップハットというスタイルだから、見ているほうもそれなりの品位を求められるような気がしてしまう。「松井さんも一度どうですか?」といわれ、う〜ん、恰好だけならしてみたいけど、とてもあんな風に馬を動かすことは後半生めいっぱい打ち込んでも出来そうにありません(^_^ゞ
午前中の試合を見たあと私はいったん帰宅して原稿の執筆とゲラの校正に当たり、夕方にまた三軒茶屋で落ち合って先生母子と晩ご飯を共にした。去年初めてお会いした方なのに、馬が取り持つご縁は不思議なもので、何かと話題は尽きず、これでまた明日は久々に元のクラブに行ってお馬仲間とお会いする予定です。


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