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2009年08月16日

小鳥の森レストラン

日曜恒例の乗馬で、今日は馬場から浅間山が終日くっきり見える好天に恵まれるなか、2鞍とも中間種の馬に騎乗。2頭ともお利口さんで、私はすっかりなめられてしまい、騎乗中に隙あらば草を食べようとするから、それを阻止するのに懸命でした(笑)。お昼ご飯はインストラクターの真理先生のご紹介で、近くにある「小鳥の森レストラン」で食事。
この道をひたすらまっすぐ行ってくださいと言われたのは人っ子ひとり通っていないキャベツ畑とレタス畑の真ん中を貫くあぜ道で、しばらく行くと森になり、森の中に忽然と野外レストランが現れるという、まるでメルヘンの世界を地で行くようなフシギな感じで、木陰に置いたテーブルで待つことしばし。日替わりメニューで完全なお任せだから何が出てくるのかさっぱりわからないのもますます好奇心をそそるのだった。で、最初に茹でたトウモロコシと海苔巻き寿司が一切れ出てきて、これはどうやら前菜らしいとは思ったのだけれど、次に山盛りの野菜焼きそばが登場し、これにシラスおろしとキャベツのわさび漬けが付いていたから、ふつうはこれがメインだとみて当たり前。ところがそれからさらに山盛りの豆腐サラダが出てきたから、ええっ!こんなに頂戴するんですか?と私が思わず言ったら、どうぞ残してくださって結構ですよと言われるも、取れたての野菜がふんだんに入ってオイシイのでついつい箸が進み、なんとか全部食べ終わったたところで、今度は「今ちょうど焼けたばっかりで」とイカの丸焼きを一匹丸ごと出され、また野菜たっぷりのお味噌汁と、さらにオニギリが2個も出てきたから仰天してしまった(@_@)。ご飯もオイシイのでイカの丸焼きをおかずに完食してしまい、最後に「コーヒーはいかがですか?」と言われたときは、これでもう食べ物は出てこないんだ……といささかホッとしたものである(笑)。これだけ食べて、なんと500円のワンコインランチというのもオドロキで、なにしろシチュエーションからしてフシギなだけに、まさに狐につままれたような感じとはこのことだろうと思いつつ、また人っ子ひとり通らない農道をゆっくり歩いて帰りながら、人生にこういうフシギなひとときが持てたことを神に感謝したいような気持ちになったものであります。
ちなみにランチをそれだけ食べたら、当然ながら晩ご飯は食べられなかったのでした。
写真上段は浅間山をバックにしたクラブの馬場。中段はレストランに至る人っ子一人通らない農道。下段は忽然とあらわれたレストランのテーブル。


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コメント (1)


突然のコメントですみません。
小鳥の森レストランには
時々お邪魔しています。
実は、人っ子一人通らない農道・・・・
あれ、町道なんですよ、一応(笑)
我が家は、
その人っ子一人通らない農道の脇の森の中にあります。
東京から移住して10年。
この道を、さて、何人の人が通ったか・・・・・。
多分のべ200人には達していないんじゃないかと。
農道や林道のほうが整備されていて、
県道とか町道は荒れてる、
なんてことが結構多いってこと、
移住して初めて知りました。

小鳥の森レストランの不思議な空気、
また、吸いにきてくださいね。

投稿者 農道脇の住人^^ : 2009年09月04日 14:21

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