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2007年12月28日
バラ寿司、アスパラとブロッコリーのサラダ、ワカサギのマリネ
整体治療の帰りに東横のれん街でゲット。
今年が何とか乗り切れたのも、ジモン先生のおかげです、と思わず言ってしまったくらい、ハードでスリリングな1年もようやく無事に暮れようとしている。
前半のハイライトは、なんといっても萩尾望都さんたちとご一緒したガラパゴス旅行である。 こないだ本棚の整理をしたら「生物コーナー」と呼びたいような一連の書籍群があって、いずれもガラパゴス旅行前後に集中してゲットした代物だった。
去年は新聞連載と雑誌連載が重なって、ずっと目先の仕事に追われていたので、今年はガラパゴス旅行を皮切りに、少し世の中を俯瞰した感じで色々な思索にふけりつつ、仕事を少し抑えてもっぱら蓄えの時期と設定していたにもかかわらず、初夏の頃からバタバタし始めて、真夏以降は俯瞰どころか疾風怒濤の渦に巻き込まれて
しまい、溺れなくて済んだだけまだましだったとしかいいようがないのだが、去年に増して目先のことを片付けるので精一杯の状態だったから、世の中の動きに多少とも鈍くなった感じは否めない気がする。
そんなわけで一昨日暗殺されたブット元首相と自分が同い年だということにも、中村まりりんさんのブログ投稿でやっと気づいたのだが、彼女が演説している映像をたまたま今日見てその凄まじい迫力に圧倒されながら、およそ今日の日本とはかけ離れた政治風土を感じた上で、日本が斯くもくだらない政治家ばかりなのに、それでも国家の体裁をなんとか保ってられるのは、ある意味で幸せというべきなのかもしれないなあ、などと皮肉なことを考えてしまった。
それにしても、同い年だからといって何もまりりんや私がブット女史に張り合う必要はないと思うのだけれど(笑)、世界はいうに及ばす、アジアの中だけでも日本の女性政治家が全くパッとしない原因は奈辺にあるのかと考え出すと、これはただ単に政治風土だけでは片付けられない日本の男女関係全般にわたる大問題に発展しそうだから、ここで一気に答えを導き出すのはやめにして、小説やエッセイの中で小出しにしていこうと思っております。
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コメント (3)
張り合えない。でもスー・チーさんとかブットさんは大好き。日本人でただ1人マザー・テレサの葬儀に出た土井たか子さんにもっと頑張って欲しかった。エッセイ楽しみにしてます。
投稿者 中村まりりん : 2007年12月29日 02:49
今朝子さん、今年は大変な一年でしたね。本当におつかれさまでした。また来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。ちなみに今年のお節もとても良い出来です。楽しみにしておいてください!では、良いお年を!
投稿者 加藤 : 2007年12月29日 20:31
一介の主婦がなんですが、私もアウンサン・スーチーさんやブットさん大好きですし、土井たか子さんにはもっと頑張って欲しいです。
小説やエッセイの中で日本の女性政治家が何故パっとできないのか?解明して下さいます事を期待してます。
「辰巳屋疑獄」面白かったです。防衛省でも幹部の人数だけお買い上げ頂けばよろしゅうございますのに。
投稿者 お : 2007年12月29日 22:42