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2007年05月06日

中華総菜

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
 今日は朝から悪天候だったにもかかわらず、倶楽部の競技会が敢行され、フォーマルな乗馬服に身を包んだベテランの人たちがカドリール(写真)を土砂降りの中で披露されたのは見ていてお気の毒だった。カドリールというのは馬のシンクロみたいなもので、人馬が音楽にのって色んな動き方をしてみせるのだが、日ごろよくお喋りしてる仲間がカジュアルな装いで初出場し(写真下段)、こちらもその気でしっかり拝見してたら、今年になってチームを組んで練習したという割にはそこそこ魅せるのでビックリした。見てるだけでもけっこう面白いから、やってるほうはさぞかし楽しいだろうと思う。私のほうはまだとてもとてもそんな域には達してなくて、今日もレッスンで2鞍騎乗したばかりであります。
 で、競技会があった関係で今日はレッスンの時間帯が早まったから、あわてて家を出たせいで往き帰りに読む本を忘れたのが残念!実はこのところちょっとハマってるのが東京創元社から刊行されている戸板康二先生の『中村雅楽探偵全集』で、そもそもは第3巻の解説を依頼されたので読み始めたのだが、今は既刊の1、2巻にも手をつけていて、無我夢中になるほど私にとっては面白いのである。もっとも肝腎のストーリーはそっちのけで、コレのモデルはきっとあの人だ!これってたぶんあそこのことじゃないの?といった専らこちらの下世話な推理で楽しませてもらってる(笑)。それにしても1巻あたり20本前後の短編が収録されていて全5巻もあるというのは驚きで、戸板先生がこんなに膨大な量のミステリーを書いておられたことを知る演劇関係者は今やほとんどいないのではないか。小説好きよりも芝居好きにオススメしたい。ことに商業演劇のオールドファンが読んだら堪えられないだろうと思う。


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コメント (3)


中村雅楽シリーズ、図書館で借りて読みました!
長編は古本屋さんでも良く見つかるのですが、短編となると図書館の書庫が一番充実していて、崩壊寸前のハードカバーを借り出して楽しみました。
解説をされるということは、あれが文庫か何かで再犯されるということでしょうか?
だったらとっても嬉しいです。ぜひ所有したい本なので。

投稿者 猫並 : 2007年05月07日 07:44

ごめんなさい、再販です。
いくらミステリーでも…

投稿者 猫並 : 2007年05月07日 07:46

創元推理文庫の「中村雅楽探偵全集」として第1巻が『団十郎切腹事件』2巻が『グリーン車の子供』というタイトルで既に出てます。3巻の『目黒の狂女』は私が解説を本日入稿する予定です(笑)。それにしても3巻目のタイトルは今どきインパクトありますよね。なお先日のミドリガメの件、雑食なので空豆も食べるとは思いますが、それで巨大化したというのはどうも……。

投稿者 今朝子 : 2007年05月07日 08:05

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