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2007年05月02日
いさきの刺身、もずく酢、筍とアスパラガスの味噌マヨネーズ和え
筍とアスパラの味噌マヨ和えはこの時期よく作るが誰に教わったか憶えていない。やっぱりQPかもしれない(笑)。
昨夜またわが妹と電話で話をしていたら「うちのエイジなんか『やっぱり軍隊あったほうがええのんちゃう。躰も鍛えられるし』て言うねんで」と嘆き、「きっとガッコでそんな風に言うセンセがいたはるんやで」と立腹していた。
甥のエイジは仏教系の私学に通う高校1年生で、そこは昔からスポーツ関係に力を入れる学校でもあるので、妹としては、さもありなんという感じだったらしいが、果たしてその学校だけなのかどうか、ちょっと気になるところである。
私は戦後の生まれで、民主主義と平和主義のまっただ中で教育を受けた口だから、あとに続く世代にまさか国家主義や狭隘な民族主義を唱える人びとが現れることなど想像もしなかったのだけれど、現実は案外そうでもないようだし、私のまわりにいる30代のある女性編集者が「やっぱり日本の男は全員自衛隊にでも入れていっぺん鍛え直してもらったほうがいいくらいですよ」と半ばマジに言ったりしたので、この問題は今やけっこう深刻に憂慮すべき局面を迎えているように思われてならないのだった。
憲法改正論者の中には、日本が正式に軍隊を持つ国として自他共に認められ、戦争も辞さない国であることを内外に主張すべきだと考える人が確実に存在しており、「そうでないと舐められますよ」と慶大の小林節教授が語った理由はバカバカしいくらいわかりやすかったが(笑)、とにかく腕力がないと舐められるという風に考えるのは今も昔も変わらぬ男の子どもっぽさだろうと思う。21世紀になっても人類がそうした子どもっぽさを克服できない現実を前にすると、何をかいわんやという気分にもなるのだけれど、果たして舐められるのは腕力がないからだけかというと、そうでもなくて、口べたで人間関係の要領が悪い子もやっぱり舐められるのではないか、と日本の外交を見ると思えるのである。
日本人が外交べたなのは何も今に始まったことではなくて、日米修好通商条約を改正するのにどれだけ手間取ったかという歴史的事実を見ても、また太平洋戦争の開戦に至る経緯を見ても言えるが、そんなに駆け引きのへたな子がなまじ腕力を持ったら、いつなんどきカーッとキレて、またしてもやけくそで暴力を振るうようになるかもしれず、私はそれを大変に恐れている。
日本国は腕力を持つよりは、もっと人間関係において賢い子に育ってほしいものである。日本人が世界を相手にするとなぜ口べたで要領が悪くなるのかといえば、国内でさえ閉じた社会の中で通り一遍のコミュニケーションしか取らない人が多いためであり、超単純化して言うと、自分が本当に思うことを正直に話して相手に訴える能力を日常の中で磨こうとしないどころか、むしろ鈍麻させる傾向にあるからに他ならない。要は根が臆病な人が多いからこういうことになるのだと思うが、臆病な人に限って強がったり、キレたりしやすいのが困りもので、今の社会を見てるとその傾向がどんどん強まってるような気がする。
とにかく憲法9条を改正して日本も戦争ができる「普通の国」にしようとお考えの皆様には、もっと自分たちの足もとを見ろ!と憲法記念日を前にして私は言いたいのであります。
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