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2007年04月26日
クレソンと豚肉の辛子マヨネーズ和え、千切りスープ
QPで見た料理。豚薄切り肉は塩と黒胡椒で下味し片栗粉をまぶして茹でる。クレソンは茎の部分だけさっと茹でておく。あとはマヨネーズと辛子、醤油少々で和えるだけ。スープは玉ねぎスライス、人参とジャガイモの千切りをオリーブ油で炒めてからスープを注いで塩胡椒で調味。
このところ「QP3分クッキング」は以前よりマヨネーズを使う料理が露骨に多くなったように思うのは気のせいだろうか。ひょっとしたら主力商品の需要に翳りが見えてきたので、なんとか盛り返そうとしてるのかもしれない(笑)。とにかくお好み焼きをはじめ日本人が何でもかんでもマヨネーズをつけて食べるようになったのは近年である。私が子どもの頃にはなかったことで、食文化の変容の筆頭にあげたいくらいである。なのでQPはこの間ものすごーく儲けたに違いないとにらんでいるのだが、むろん製造工場もどっと増やしたはずで、増やしすぎて生産過剰に陥り、需要の促進が大命題となってスポンサー番組に波及してるのではなかろうか?なんてバカバカしい考えことを考えてしまったが、私は昔からこうしてちょっとしたことから愚にもつかない妄想をするのが大好きなのであります。それにしても頼まれもしないのに毎晩これだけQPの宣伝をしてる人間も珍しいのではなかろうか(笑)
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コメント (4)
初めてお便り致します。松井さんの読者で芝居も好きな者です。武智鉄二氏のことが書かれていましたが、本が入手しにくく困っています。「芸十夜」と富岡さんとの対談のみ読むことができましたが、話は魅力的ですね。こういう稀有な人物の作品を文庫にしないのはなぜなんでしょう。また、松井さんは氏
のことを作品化する予定はありませんか。期待したいものです。
投稿者 tatuo : 2007年04月27日 12:47
武智先生の本は確かに入手困難かもしれません。そのむかし三一書房から全集が出て、私もそれをお手伝いして第3巻の「文楽舞踊編」で解説や脚注を書いた覚えがありますが、今となっては古本屋でも手に入れるのが難しそうです。筑摩叢書で出た「歌舞伎はどんな演劇か」なんてさっさと文庫にすればよさそうなものなのにと思います。
学藝書林から出た富岡さんとの対談本は、直後に先生が亡くなられたので私が代行で原稿をまとめましたが、そのときに富岡さんが先生の評伝をお書きになるというので、こちらから色々と資料をお渡ししたにもかかわらず、その後ご執筆がないのは残念でなりません。私は先生のおそばにいたので客観的な評伝にまとめることは却って難しく、また完全なモデル小説のようなものを書くつもりもありませんが、これまでも拙作の随所にオマージュが現れていることは先生をご存知の方ならすぐに見抜かれるでしょう。
投稿者 今朝子 : 2007年04月27日 21:42
武智先生の軽い話を・・
私の大正9年生まれの姑は祇園甲部の舞妓ちゃんやった人で、武智家の皆様にご贔屓になってたそうです。
先日の武智先生のお話を読み、姑にその頃の話を聞き直しました。
お母様もよく祇園の芸、舞妓を可愛がってくださったそうです。当時は女当主が夫、息子が世話になってる屋形を通して盆暮れには下さり物をしてくれたそうです。
「武智先生はその頃から変わってた」と言うてました。「弟さんは研究者でりっぱな方やった」とも・・
投稿者 ともちん : 2007年04月27日 22:30
>お母様もよく祇園の芸、舞妓を可愛がってくださったそうです。
このお話は初耳です!ただ武智先生の母上は徳島の富田町という花街の出で、お茶屋のお嬢さんだったという話は聞いております。当時鉄道技官だった父上が見そめられて略奪結婚なさったそうです。
投稿者 今朝子 : 2007年04月28日 09:33
