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2007年04月26日

ミニ天丼、冷やしたぬき、出汁お好み焼き、もんじゃ焼き、シーザーサラダ

 4/25は世田谷パブリックシアターで野村萬斎のトーク&パフォーマンス「MANSAI解体新書」を見る前に近所で食事し、そのあとスラッシュの守部さんと一緒にまた軽く食べてしまう(笑)。
 このシリーズも11回目を迎えてさすがにネタ選びが苦しくなってきたようだ。今回は近代以降日本の古典芸能で大変重要な特色と考えられるようになった「間(ま)」の問題を茶の湯のパフォーマンスや脳生理学者の研究によって解明しようというもの。舞台に茶室のセットを組み、露地や待合いも設えて、茶事の一部を実際にやって見せるという試みはなかなか面白かったし、ゲストパフォーマーである武者小路千家の若宗匠千宗屋もそれなりに喋れる人ではあるのだけれど、「間」をどうとらえるかの解明に巧く結びついたとはいいにくい。茶の湯は美しい人のお点前を見ると名優の舞台を見るような感銘を受けるものだが、千宗屋はハッキリいって躰つきに品が欠けて動きにあまり美しさが感じられない人でちょっとがっかりさせられた。もうひとりのゲストである若手の脳生理学者はいわゆる錯覚や錯視という現象から空間的な「間」の効果を語ってくれたが、芸能における時間的な「間」の解明にまではたどり着けなかった。
 


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