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2007年01月29日
鶏肉のおろし煮、ハリハリサラダ
QPで見た料理。鶏肉は軽く片栗粉をまぶしてニンニクを入れた油で炒め、出汁と醤油と酢を入れてしばらく煮込み仕上げに大根下ろしを入れる。簡単安あがりで意外においしい。水菜には胡麻油でカリカリに炒めたチリメンジャコをトッピングして、残りの油に酢と醤油を混ぜてドレッシングにする。ジャコは弱火でじっくり炒めるのがポイント。
わが実家は京都の祇園町で料理屋という極めて軟弱な商売をしているにもかかわらず、昔から家庭内でふしぎと政治の話題が多かったような気がする。実際に政治家がプライベートでお客様になっていたりするケースもあるが、だからといってお客様の政治家が多い政党を必ずしも支持しているわけではなくて(笑)、意外に反体制的な気分が濃厚だったのは京都という土地柄のせいかもしれない。京都人は大昔から権力者を身近に見ているためにかえって一般庶民は反権力的な性向をうちに秘めており、だからこそ明治維新というある種の革命の舞台になったりもしたのだろうと思う。先祖には志士や志士を助けた人がいたという話も聞かされているし、また私が生まれてから京都を去るまでのあいだ知事はずっと共産党だったので、別に古都だからではなく、保守的な地方都市とは一線を画しているという自負もあった。
その京都も今やクソつまらない観光都市に成り下がってしまい、店でもモノでもニセモンが氾濫していると嘆く妹と、昨夜電話でたまたま政治の話題になって、それにしても世界中でパワフルな女性政治家が台頭してるのに、日本はあの扇さんがまだマシに見えるくらいなのは実にだらしない話ではないかと私がいったところ、「そうかてお姉ちゃん、自民党のオッサン見てたら皆ホンマに時代からズレた顔してるで。気の利いた女のひとがあんな連中と一緒にやっていけるわけがないがな」と即座に反論されて、なるほど、それはそうかもしれないと思ったのであった。で、一専業主婦に今やここまでいわれてしまう自民党の現閣僚メンバー柳沢伯夫厚労相が「女は子どもを産む機械」だとうっかり口を滑らせたニュースを今日TVで見た私は怒るどころか爆笑したのであります。
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コメント (3)
本当に気の利いている人は政治家という職業を選択しないのではなかろうか、とちょっと思いました。柳沢氏の失言で爆笑した松井さんは大らかですね〜。私はうっかり、社民党アマゾネス軍団のような反応をしそうになりました(苦笑)
それにしても、このニュースを聞いて一番気になるのは柳沢のカミさんの反応です。怒ったのか、呆れたのか、泣いたのか、笑ったのか・・・。どこかの記者がこっそり調べてすっぱぬいてくれないかな?(笑)
投稿者 ふみ : 2007年01月29日 23:54
京都在住の私としては、右も左も(政党)長く続くと腐敗が起こると云うのを感じてます。共産党知事が長かったので被差別地域の人を優遇した結果が昨今云われてる働かない公務員を作ったんだと思います。
私の若い頃の将来の仕事は自民党議員の秘書でした。それを息子に云うと「今頃は汚職で刑務所に入ってるは」ですって・・・日頃の母親の「あわよくば・・」を見てるんですね。
投稿者 ともちん : 2007年01月30日 11:37
>共産党知事が長かったので……
ああ、それはたしかに仰言る通りなのかもしれません。被差別地域のの問題は東日本の方にはほとんど理解されないのですが、私もニュースで見て、いまだに尾を引いていることを感じました。
投稿者 今朝子 : 2007年01月30日 12:04
