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2007年01月14日

五穀米弁当、もっちり豆腐

 今日は天気予報でいってたほどに寒くはならず、まさに絶好の乗馬日和とあって馬も私もご機嫌で2鞍騎乗。それにしても1月中旬でこの陽気はただごとではない。ナイターで乗ってる人も大勢いたが(写真下段)が、私は親しい仲間のひとりと「今夜は『華麗なる一族』を見なくちゃねえ」といい合って(笑)8時半過ぎに帰宅。例によって東横のれん街でゲットした弁当を食べながらしっかり見たのであります。
 まず冒頭シーンにイノシシが登場したのは意表を突かれたけれど、これって今年が亥年だからなんでしょうか(笑)。それともそこまで憶えてないけど、原作で狩猟のシーンはあったはずだからそこにイノシシが出てきたんだろうか。で、ラストシーンにまるで人面魚のような作り物の鯉が出てきたのはビックリでした!この原作が週刊誌に連載されてた当時をリアルタイムで知ってる世代の人間としては、ああ、今どきはここまで平たい脚本じゃないと若い人にはわからないのかもしれないなあとは思いつつも、当時の若い子すなわち私は佐分利信と仲代達矢が主演した当時のリアルな大人の映画をを非常に面白く見たのだから、日本人はこの間あきらかに幼稚化したのである。いい年をして何にでもマヨネーズを塗って食べる人が増えたのとよく似た現象ともいえます。で、上海ロケ等によるレトロな背景作りにえらく凝っていながら、肝腎の登場人物がマンガチックに描かれるのは『三丁目の夕日』の影響なのかもしれないが、あれはそもそもマンガが原作なわけで、太陽神戸銀行合併劇の内幕を描いた実録小説をこうもマンガチックにしてしまうのは如何なものか。キムタクはともかくとして、北大路欣弥の風格はさすがだし、女優陣はそれなりに古風な味を出せてる人もいるのだから、脚本と演出をなんとかもっときっちり出来なかったのだろうか、などとブツブツ文句を垂れながらも結局最後まで見てしまったのであります。


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