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2006年12月21日

ブリの照り焼き、白菜と油揚げの煮物

 超おざなりの献立になったのは明日ごちそうを食べるためだが(笑)、近所のスーパーへ買い物に行ってちょっとヘンなことに気を取られてしまったからでもある。男性ふたりが手をつないでお買い物をしていた!それもひとりは非常にストイックな感じのスリムな中年男性で、もうひとりは心身共に健康そうなナイスガイである。ふたり共どうもその手の方々には見えないのがちょっとフシギでつい注目したら、ナイスガイがさっと後ろ手を組んだのでこちらも目をそらした。ところが気が付くとまた手をつないで私のほうに寄ってくるので、目のやり場に困ってうろうろしているうちに、肝腎のお買い物のほうはどうでもよくなってしまったというわけである(笑)。
 私は昔からなにせ歌右衛門が大好きで、おまけに松竹に入社したくらいだから、その手のことに全く偏見はないし、友人もいるし、一時は2丁目に毎晩のように入り浸って数多くの方々を見馴れてるから大体はひとりで歩いていても一発で見抜けるつもりだが、今日見かけたふたり連れは手をつないでいる点を除くと完全にノンケの感じで、手をつないでいても何かほかに手をつなぐ理由があるのでは?などと考え込んでしまうような方々だったのである。もっともこれは近所のスーパーという超ドメスティックな日常空間で見かけたからビックリしてこちらのセンサーがくるったのかもしれない。このスーパーの通路は狭くて、ふつうのカップルでもあまり手をつないでいる人を見かけたことはないから余計に気になったのだった。
 前に暮らしていたマンションでいわゆる女装趣味の男性を見かけたときも私はちょっと怯んだもので、女装の男性はそれまで山ほど見ていたにもかかわらず、そのときは日常空間で不意打ちを喰らったからちょっとドキッとしたのであった。今回もそのときと似ているかもしれない。思えばスッピンでよれよれのタンクトップに短パン姿で歩いていて、世田パブの高萩さんに声をかけられたとき(笑)も同じようなドキッが訪れたので、こうした日常の裂け目にはとても弱い私であります。


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