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2006年12月16日

ブリとニンニクのハリハリサラダ、豚肉の岩塩焼き、もっちり豆腐、あんきも、だし巻き、十割そばほか

 恵比須の写真美術館ホールで台湾の人形SFX映画『聖石伝説』を見た帰りに守部さんと近所で食事。
 毎年アジアの人形劇を招聘している塚田さんのご招待で見たこの映画は台湾で『タイタニック』を上まわる興行収入をあげたそうで、見てビックリの珍品であった。ひと口でいうと『インディ・ジョーンズ』や『スター・ウォーズ』とカンフー映画を一緒くたにしたような内容で、本水や本火を使った実写とCGのSFXをふんだんに用いながら、なぜか登場するのはすべて人形!それも「ちろりん村とクルミの木」(古い!)のような指遣いタイプの人形なのである。で、カンフー映画特有の超スピーディーな迫力ある戦闘シーンを人形のぶつけ合いで再現し、人形なのにドバーッと血を流したりもする。見ていて最大の疑問は何故この映画を人形で撮らなくてはならなかったのか?ということ(笑)。人形でやるなら別に全編CGでもアニメでもよさそうなものだが、これは布袋戯(ホーテーヒー)という台湾の伝統人形劇の延長線上に出来た映画なのだった。で、面白いのは登場する男の人形がいずれも少女漫画ばりの美形ぞろいという点で、そのせいか塚田さんの話では女性の追っかけオタクが日本にも多いとのことでした。


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コメント (2)


人形劇の延長でフィルム(ショート)を作っているのは、チェコも同じですよね。アメリカだと、等身大の人間(変な言い方)や人形の代わりに「親指」で撮ったりしている映画もありますが、それは流石に延長線上のものではないと思います(笑)

『聖石伝説』の登場人物たちほどビジュアル系ではありませんでしたが、川本喜八郎の作品に出て来る人形たちもなかなかイケメンでした(女性もクールビューティーな感じ)。

投稿者 ふみ : 2006年12月18日 23:39

川本さんの作品は大昔に渋谷のジァンジァンで見た覚えがあります。『道成寺』かなんかだったと思いますが、ステキでした。

投稿者 今朝子 : 2006年12月19日 08:23

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