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2006年12月10日

上方ちらし寿司、ブロッコリーとアスパラと海老のサラダ

乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
 昼間は絶好の乗馬日和だったが、夕方は馬から降りたとたんにヒエ〜ブルブルブルですっ飛んで帰って参りました(笑)。
 今日は仕事疲れでボーッとしてたせいか1鞍目はせっかく乗りやすい馬に当たったのに出来はサンザンで、2鞍目でようやく少しは乗れた気がした。こちらの体調や馬のご機嫌やらで乗馬は上手になったような気がしたり、その逆も大いにあるが、その日の調子はまずスローな常歩(なみあし)をした段階でわかる。
 芝居にしろ舞踊にしろ舞台人はよく舞台にまずちゃんと立てるかどうかが問題で、これが俗にいう「板につく」の語源でもあるが、演壇に登る場合でもまずちゃんと立てればその日の講演はなんとかなりそうな気がするし、地に足がついてない感じだと第一声が出にくいものである。で、乗馬もそれとよく似ていて、常足の段階で今日は鞍にちゃんと座れてるという感じがするとまずOKなのだけれど、座り心地が悪いと馬がなかなかいうことを聞いてくれない。要は座り方次第で、騎乗する人間に余裕があるか、びびってるか、つまりは馬を信頼してるか、警戒してるかを素早く察知してそれなりの対応をするというわけである。
こうした馬の感受性は素晴らしいものがあるから、昨今の感受性が鈍くなった人間社会と交わるよりはずっと癒されると感じてる人が乗馬クラブには沢山いらっしゃるような気がします。
で、帰って来て食事をしながらTVで『ラスト・サムライ』を見たが、年代の設定が今ちょうど書いている『銀座開化事件帖』のシリーズとかぶるので、その目で見てしまうと、随所で微妙にリアリティを感じさせつつも、全体としてはベトナム後遺症を引きずるアメリカ人が見た相変わらずムチャクチャな日本が描かれていて、まあ『ダンス・オブ・ウルブス』のアジア・バージョンというべき映画なのだろう。映像はともかくシナリオがあまりにも薄っぺらでつまらないから、わざわざ封切りで見なくてよかったという気がした。何よりも驚いたのはトム・クルーズと会話する渡辺謙の表情がハリウッド・スターのそれであって、日本人の表情には見えないということ!真田広之はちゃんと日本人に見えます。


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