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2006年11月10日

キャベツスープ

 体調はもう完全復活だが、念のためにこの絶食明け定番メニュー。
 米国中間選挙で民主圧勝は予測通り。他国事ながら、こうならなきゃおかしいと思うくらいブッシュの失政は目にあまるものだった。これで2年後に民主党の大統領が誕生するとたちまち困るのは日本政府というところらしいのだが、それが一体なぜなのか、前からこのブログに何度も書いているように、私にはよくわからないのである。自民党と共和党のあいだに太いパイプがあるのなら、民主党に太いパイプを持ってる政党があってもおかしくないわけで、それがどうもそうはならなかったのが向こうのせいなのか、こちらのせいなのかがよくわからないのである。
 ところで米国と日本の付き合いは幕末に遡り、明治初期の新聞を読むとやはり大統領選に相当な関心を寄せていたのがわかる。今日たまたま明治9年の新聞を読んでいて、リパブリカンを共和と翻訳した時点でどうやら日本人好みだったのかも?と想像された。「民主」よりも「共和」のほうが当時としては穏健な思想という感覚だったようである。で、日本の自由民主党はどうも漢字の意味する概念と実態が違ってるような気がしてならず、いっそ共和民主党と名乗って戴いたほうが理解しやすい気もする。でもって米国の民主党こそが自由民主党を名乗ってくれると非常にわかりやすいのである。なんて余計なことをつい考えてしまった。
 明治初期の文献を読むと、現代では当たり前すぎて改めて考えもしないさまざまな文物についての概念規定がきちんと載っていて、それを読むのが実に面白いのであるが、ちなみに「教育」の目的とは何かといえば「人心固有するところの一切の能力を発達して務めて最上度に達せしむる」ことだそうであります。


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