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2006年09月14日

浅蜊煮麺、アスパラガスとフルーツトマトとキドニービーンズのサラダ

 QPで紹介した「アサリそうめん」を稲庭うどんに代えて作った。スープはニンニクのみじん切りと鷹の爪の輪切りを入れた油で浅蜊をしっかり炒めてからお湯を加え、酒、ナンプラー、塩胡椒で調味したもの。麺には万能ネギを添える。サラダのドレッシングはオリーブ油とバルサミコ酢、胡椒を合わせたもの。
 食事しながらNHKBS2で米映画「リプリー」を見て、ああ、これを歌舞伎に書き直して海老蔵と亀治郎でやればいいのに!なんて思ってしまった私です(笑)。アラン・ドロン主演の名画「太陽がいっぱい」と同じ原作を使ってはいるが、リメイクとはちょっと趣きが違い、めちゃめちゃイケメンでめちゃめちゃ金持ちで完全にコワレてるけど非常に魅力的な若者をドロンばりの美男子ジュード・ロウが好演し、マット・デイモン扮するダサイ主人公リプリーが同性愛的感情を拒絶されて殺人に至るというストーリーなのだった。パトリシア・ハイスミスの原作は読んでいないからわからないのだけれど、この映画では一貫して同性愛が大きなモチーフとなり、出てくる女たちはなんだかコケにされっぱなしで、「太陽」のリメイクだとばかり思って見ていた私はアゼンとしてしまった。
 ともあれイケメンでコワレてる大店の若旦那と律儀な手代でも、旗本と家来でもいいから海老蔵と亀治郎のコンビでちょっと見てみたい気がしたのである。ヘンなことをいうと思われるかもしれないが、私は松竹に勤めていたころ、古い台本を整理していたら、洋画を歌舞伎化した上演台本がぞろぞろ出てきたので驚いた覚えがあるのだった。たしか「外人部隊」か「カサブランカ」の焼き直しまであったように記憶する。


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