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2006年09月03日
五穀米弁当、もっちり豆腐
乗馬の帰りに東横のれん街でゲット。
馬には牡馬♂と牝馬♀のほかに騸馬(せんば)というものがあるのを、私は乗馬を始めてから知った。要は人間ならカルーセル麻紀さん(言うことが古い!)状態の馬で、私が所属するクラブにいる大半はサラブレッドの騸馬である。サラブレッドは何せ競争用に作られた馬だから、牡馬だと乗馬初心者には向かないこともあるのだろうが、何よりも♂は♀にその気になって凄まじい騒動を引き起こすので面倒が見切れないらしいのである。
牝馬♀は比較的小柄だからやはり小柄な私には乗りやすいし、臆病で真面目な気質なのが多いのであまりムチも使わずに乗れて、これまた有り難いのだけれど、とにかく神経質で、他の馬に背後から寄ってこられると怒って後足で蹴るのが多いのは困りものである。で、今日騎乗した牝馬♀2頭のうちの1頭なんかは馬房の前を通るときにも「ちょっと、あんた、何ジロジロ見てんのよ!」てな感じで次々と蹴りを入れて歩く(笑)他馬嫌いでした。
牝馬はふだん牡馬が近寄るのをとても嫌がるそうで、盛りのシーズンが来るとそうでもないのかと思いきや、いっそうナイーブになって人間の♂でさえ近づけない雰囲気だから、本当に馬の♂は大変だろうと同情する。ああ、だから「当て馬」なんてことをしないと馬のナニはうまくいかないんだ、と乗馬クラブで悟った次第。
ところでわが家の亀♂は一昨年からずっとサカってる状態で毎日のように♀を追いかけ回して試みるも、まだうまくいかない様子だから、これまた見ていて実に気の毒なのである。ホルスフィールドという種類のリクガメで、自然界だと♂が3,4年で成熟するのに対して♀はなんと10年以上もかかるということが専門書に書いてあって、スゴイ年の差カップルが常態らしいのだけれど、それを読んでますます♂が可哀想になってしまった。でも、まあ、フィアンセがいるだけましだと思ってもらうしかない。
♂はわが家にまだ♀がいない時点でサカってしまい、驚くべきことに鏡やガラスにに映る自分の姿を見てエモーショナルな行為に及んだので、私は慌てて♀を飼うことにしたのだった。わが家に幼い♀が来たときの♂のコーフンぶりはなんとも凄まじいもので、「世界の中心でカメは叫ぶ」という本でも書こうかと思ったくらいである(笑)。人間の若い♂も見習ってほしいもんだが、なまじ「ストーカー」なんて現象があらわれたために腰がひけちゃた気の毒な♂もいるのかもしれない。
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