トップページ > 2016年12月の月別アーカイブ

2016年11月 |メイン| 2017年01月

2016年12月01日

ヘンリー四世

今日は午後から新国立劇場でシェイクスピア作・鵜山仁演出「ヘンリー四世」を第一部二部通しで観劇し、インタバルには翻訳家の松岡和子さんと近所で食事しながら、もっぱら馬バナシをしておりました(^^ゞ写真は劇場の近くで見かけた可愛らしいクリスマス犬(^◇^)
「ヘンリー四世」は一部二部を併せてコンパクトにまとめた蜷川演出バージョンを観ているが、今回は長時間かけて全体をきっちり上演し、この戯曲の構造的な面白さをよく伝えている。「王権の奪取と委譲」をテーマにした正統派史劇であるにもかかわらず、本筋とは余り関係のないフォルスタッフと彼を取り巻く道化キャラの活躍する「世話場」の比重が大きすぎて、喜劇に分類してもいいような作品に仕上がっているのがまずユニークなところだろう。「王権〜」が表のテーマとすれば裏テーマは「裏切り」で、子が父を裏切り、父が子を裏切り、敵を裏切り、友を裏切るシーンがそれぞれこんなにもくっきりと印象深く描かれた芝居も珍しいように思う。表のテーマを担った主人公ハル王子は世話場に盛んに登場して裏主人公ともいえるフォルスタッフと交流し、ハル王子がフォルスタッフを裏切って両者が断絶したところで初めて史劇が完成されるという非情なラストの展開は、数あるシェイクスピア作品の中でも傑出した構造といえるのではなかろうか。ともあれ今回の上演ではいずれも「裏」のほうが面白く感じられて、中でも裏主人公フォルスタッフを演じた佐藤B作は、失礼ながら、この人ってこんなにちゃんとした芝居ができるんだ!といささか驚いたくらいの好演ぶりだし、彼を取り巻く道化キャラの綾田俊樹やラサール石井もよく起用に応えている。ヤンキースタイルでハル王子を演じた浦井健治も健闘してはいるが、彼と対決するホットスパーを演じた岡本健一がよりインパクトの強い存在感を発揮していたように思う。


コメント(1)

 岡本健一さん注目します。縁は異なもの読みました。一番印象に残っているのは利助という名前が出てきたことです。私の祖父の名前であるので何か嬉しい。他も色々感想を入れたかったのですが、一回失敗したのでこのくらいで、料理通異聞の増刷が嬉しいです。妙なファン心理ですがへっへっへ私は初版を持ってるぞ!と胸を張ってしまいます。歌舞伎関係は読みたいけれど今のところ子どもに触られたくない所や美しく保ちたい所を理解して貰えないので汚されるのが嫌さにきちっと整理整頓してからの楽しみにします。

投稿者 nao : 2016年12月02日 21:11



2016年12月02日

白菜と蟹のクリーム煮

QPで見た料理。胡麻油で生姜の千切りと斜め薄切りにした長ネギを炒め、ざく切りにした白菜を炒め合わせて牛乳とクリームを注ぎ鶏ガラスープの素と塩胡椒え調味し、かに缶を汁ごと加えてじっくり煮込み、水溶きカタクリ粉でとろみをつけて仕上げた。牛乳だけでもOKだし、カニを帆立貝に代えてもよさそう。
カジノ法案がようやく審議入りしてフジテレビあたりはホッとしてるんだろうか?フジに限らず、他にもこれに乗っかって何とか生き延びたいエンタメ系サービス系の斜陽企業が結構あるんじゃなかろうか。拙作をお読み戴けば意外とバクチの話が出てくるのにお気づきかと思うが、自身も賭け事が決して嫌いなほうじゃないし、母親とその一族はめちゃめちゃ好きだったので、お正月には万札が飛び交うようなカードゲームを家族間でよくした覚えもあるのだけれど (^◇^;) こればっかりは人によっても家庭によっても感覚が随分と違うように思うので、法案に関してもただ審議を長く続ければ互いが歩み寄れたり説得し合える、なんてもんじゃないのかもしれない。ともあれバクチで身を滅ぼした人やバクチ好きの亭主を持って苦労した人の実例も知ってるので、同邦人に対する予防線は張りすぎるに越したことがないように思う。それにしてもIRなんていうとシャレて聞こえるけど、要は金もうけにつながる観光立国の行き着く先がバクチ場のご開帳とは(v_v)賭け事嫌いじゃない私でさえ何だか恥ずかしい気がするし、正直バカラ賭博を取り締まっていた意味って何だったの?と問いたくもなる。何しろ次期米大統領の名前がトランプなんで、バカラくらい大っぴらにやれるようにしなくては!という法案なんだろうか(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

賭け事に関しては私は似ていますが家族はその魅力より危険性を察知して素早く止めた様に思います。トランプの名前に全くだと思います。ただしこれはトランプの名前でジョーカーかも?。暗黒かも?。
 なんとなく歴史の一ページを見ている気がします(一行にもならないという気もしますが)。

投稿者 nao : 2016年12月02日 23:42

維新のやりかたに憤慨します。このところ、どの法案にも賛成ですよね。つまりはカジノしかり、2025年の万博にアベポンにひと肌脱いでほしい魂胆が見えみえ。あわよくば、公明党を追い出して、与党になりたいのでは…。ヘンなワタシの推測でしょうか?

投稿者 しゅんじ : 2016年12月03日 15:46



2016年12月03日

マコガレイと豆腐の煮付け

前にQPで見た銀ダラと豆腐の煮付けをマコガレイに代えてみた。フライパンに水と酒砂糖醤油味醂を入れて煮立ててから白身魚の切り身と焼き豆腐を加えて煮込み、仕上げに茹でた春菊を添える。白身魚の煮汁をかけて表面を固めてから10分以上煮込むこと。
NHKBSで「映像の世紀プレミアム〜世界を変えた女たち」を見ながら食事。英国ヴィクトリア女王の崩御からヒラリー・クリントン米大統領選敗戦の名スピーチに至るまでの女性史が綴られ、女性の社会進出は皮肉にも二度にわたる世界大戦で顕著になったことや、米国は大戦後に女性の社会的進出を意外なほど阻んできたことなど、今の時代に改めて振り返っておきたい映像の数々。中でも衝撃的だったのは英国で婦人参政権を主張していた女性が競馬ダービーレースの最中に英国王の所有する馬めがけて馬群に身を躍らせての自殺抗議をした映像だ。他にもヒトラーの愛人エヴァ・ブラウンの驚くほど生々しいカラー映像や、軍需工場で働いていた少女時代のマリリン・モンロー、私の世代には馴染み深い毛沢東夫人の江青女史(別に好きだったわけではありません。念のため)や、プラハの春で闘ったチャスラフスカ選手など懐かしくも珍しい映像が満載だったので、見逃した方は再放送を是非といいたいところだけれど、ひょっとしたら今回が再放送だったのかもしれませんf(^ー^; ともあれこのシリーズはとても気に入っていて、こういう番組ばっかり見られるならNHKに受信料を払う甲斐があろうというものだし、あの下品な顔した会長の存在に目をつぶってやってもいいかという気にもなるが、一応は民主主義国家の公共放送であるために、あの人の再任はさすがに無理だったようで、局内にはほっとしてる方々も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。




2016年12月04日

洋風総菜セット、餃子

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週もパワーがハンパないオランダの子クリトンと格闘したワタシ(^^ゞ
騎乗で腰の上げ下げをする軽速歩ではさすがに緩急がつけられるようになったものの、座り込んで乗る正反撞ではまだ難しい。一緒に弾むようにして乗ればいいと言われても、こちらによほどしっかりしたリズムがないと馬のペースにはまって速くなってしまうのだ。巧くできるとパッサージュ風の弾発力のある速歩ができて、見ている方が「やっぱりサラとは違う馬場のいい速歩をしますよね〜」とお褒めになるのだけれど、弾発力がある分、正反撞でまっすぐ座りきってスピード調整をするのが大変で、いや〜外国産の馬場馬ってホントに乗り手の力量が要ることを痛感させられます(^_^;) それと私はどうも前のクラブでお年寄りの馬ばかりに乗っていたせいか、馬に手綱を譲るクセがついてしまって脇から手が離れる欠点と、何よりも二の腕の筋力が弱いのをS先生に以前から指摘されていて、このクラブに移ってから二の腕の筋肉が多少ついたとはいえ、クリトンのパワーはやっぱりサラブレッドとは段違いなので、ハミをさらわれて持って行かれないようにするのもまた大変なのでした^_^;こうした弾発力のある馬場馬で駈歩をするのは、活きのいい巨大なウナギを脚ではさんで上につまみあげるようなイメージで、今週は調馬索でキープされながら駈歩をしていたら、合図が強すぎたせいか突然ウナギがのたうち回った感じになって敢えなく落馬してしまいました(+_;)もっともクリトンのほうも落馬させたことに責任を感じたのか、その後のフォローが凄くて、洗い場に戻したら私のヘルメットといわず首といわず顔といわず舐めまくって愛想を振りまく始末。クリトンはこの馬種の特徴なのか、あるいは個体の性格なのか、犬みたいに人をぺろぺろ舐めるクセのある馬で、私もこれまで色んな馬に乗ってきたけど、馬に顔とか首とか舐められたのは初めてなので、そんな風にされると勢いハートを鷲づかみされてしまうのであります>^_^<とにかく愛想のいい馬だけに、これまでずっと甘やかされてきたのか、あるいはその逆パターンかは知らず、今週はもう寒いから洗い場では丸洗いしなかったのに、自ら股間の棹をだらんと垂らし、尻尾を持ちあげお尻の穴を丸見えにして、双方共にしっかり洗わせようとするのでしたσ(^◇^;)


コメント(2)

大統領選以降、いまだに悪い夢を見ているような感覚が続いてますが、昨日の「映像の世紀」、編集スタッフも<女性初の米大統領ヒラリー>というフィナーレを予測していたのでは…。悲観論者の私でさえ予想しなかった世界の劣化で、最近、ニュースには嫌悪キャラが急増しており、宰相Aを始め、次期米大統領、もうすぐ来日するウラジーミル等々、目を背けずにはいられません。
先月のQPのれんこん蒸し、簡単で美味しい上等な一品で、最近のヒット作、2度作りました。7日の講演会、どうしても日程が合わず、非常に残念です。

投稿者 ウサコの母 : 2016年12月04日 22:19

よく歌舞伎の顔にむすっとした口で据わったような眼のイラストがあります。週刊Bの28ページの舛添さんの顔を見ているとこれは何を言いたいの?なかに矛盾を抱えているとこういう顔なの?と好奇心が募りなんとなく目玉や眉で同じではないと思うけれど歌舞伎の表情は何を現しているのか複合的に意味を持たせているのかなどズドーンと没頭したい気持ちです。
 宣伝では無いけれどたぶんそれを知るのに歌舞伎読本読みたいなと思います。手に入れるのはまだ先になりそうで廃刊になるのは少なくとも十年位余裕をくださいと思います。表情に意味が在るのか無いのか知りませんがなんとなく在りそうだなと思います。

投稿者 nao : 2016年12月04日 23:07



2016年12月05日

牡蠣と豆腐のチゲ

QPのサイトで見たレシピ通りに作ってみました。胡麻油で煮干しとキムチを炒めて水を注ぎ、味噌と砂糖を少し加えて煮立ててさらにキムチと豆腐と牡蠣とニラを入れて煮込む。牡蠣は先に胡麻油でさっと表面に火を通しておくこと。簡単にできるので夜食にもしやすいメニュー。
オーストリアでは辛うじてリベラルな緑の党が極右の自由党を抑え込んだものの、イタリアでは改憲の是非を問う国民投票で現職の首相が辞任する結果に E U 離脱が危ぶまれており、先週末は欧州にもトランプ旋風的なポピュリズムの嵐が吹き荒れていたようだが、いずこもSNSを活用した陣営が反グローバリゼーションの方針で人気を集めているのは何とも皮肉な現象といえそうで、ネット民の心理構造は自己矛盾していることを自覚もできないレベルなんだろうか?と思ったりする。ところで私は以前からMSNにしろYahooにしろ日本でネットが取りあげるニュースは概ね右寄りの解説になりがちな産経新聞の記事ばっかりをなぜ載せるんだろうか?とふしぎに思っていたら、産経は記事をロハでネットに提供したからだと知ってナルホド!と納得したのだけれど、別に産経の記事に限ることなく、ええっ!とびっくりするほど極右の政治評論(って言えるレベルなのかどうかも不明な、私の子供くらいの年齢の評論家を称する人の稚拙な意見)をしばしば取りあげているのが非常に気になっていて、それって別に日本に限った現象ではないからこそ世界中に右傾化の波が押し寄せているのではないかと思われるし、今やニワトリとタマゴ的な現象ともいえそうだが、当初は一体何が根本的な原因でネットがそういう流れとなったのかを私は今とても知りたくてたまらないのであります(-.-;)y-゜゜




2016年12月06日

食べない

このところ間食を含めて食べ過ぎ気味で胃が疲れてる感じがして、そのせいもあって背中が張ってたので夕方近所でマッサージしてもらったらたちまち嘔吐してしまったから今夜は食べないでおきます。明日は神奈川芸術劇場で右欄にお知らせしたイベントがあるので、ブログも切りあげて早めにお寝み致します<(_ _)>




2016年12月08日

前菜、ハマチのカルパチョ風、揚げ白子の麻婆風、桜エビの春巻き、フカヒレの姿煮、湯麺ほか

昨夜は神奈川芸術劇場での座談会で、ほぼ初対面のメンバーだけに全く打ち合わせもなく話が出来るんだろうか?と心配されたが、実際に始まってみたら会場が思いのほか盛り上がったせいかメンバーはノリノリで談論風発し、終演後の会食でもその勢いで話が続いたから遠方の私もつい切りあげ損ねてしまい、結果、午前一時過ぎに帰宅したためブログの更新はできませんでした(^^ゞ とにかく色んな方たちの話がそれぞれ面白すぎて、ここでは逆に紹介しきれないので悪しからず<(_ _)>
昨夜のイベント会場近くの中華街で会食だったが、偶然が重なって今夜もまた幻冬舎の石原常務、永島局長、ヒメこと木原さんと近所のチャイニーズ「チャフーン」で会食。何しろここはウチから徒歩1分だから使い勝手がいい店で、今夜は揚げ白子の麻婆風が結構美味しく食べられました∈^0^∋それにしても絶食明けにダブルで中華を食べてるワタシってスゴイ(^0^;)
幻冬舎メンバーとも色んな話が出たほかに、当然ながら同社刊『料理通異聞』の感想をそれぞれお聞かせ戴いた。さらにヒメは河出版『仮名手本忠臣蔵』の拙訳お読みになった感想を「めちゃめちゃ面白かったです〜こんな話だなんて全然知りませんでした〜。舞台も観てはいるんですが、切れ切れに観るんで、ストーリーがこんなふうにつながってたのかって、これ読んで初めてわかったんですよ〜」と正直に述べられて結構そういう人が多いのかも、と思われたのでした。ところで幻冬舎はこの出版不況の折に、一体何をとちくるってるんだか!といわれそうな文芸誌の創刊を試みたが、なんとその文芸誌が意外にも売れて、いきなり増刷になったという話が今夜ワタシが一番ビックリしたお話でした(!_+)そんなわけで来年もうちに是非よろしく!と言われてちょいビビってしまったワタシであります(^_^;)


コメント(1)

文楽の仮名手本忠臣蔵全段通し上演を観ました。
通しで観ますと、あーそういう話かと色々発見がありました。
いつも寝てしまう九段目はよく考えますとトンデモ二家族の凄い話なんだと。
ご本は劇場売店でも販売されていましたが、私は後日、復習がてら買って読む予定です。

投稿者 tucci : 2016年12月10日 22:27



2016年12月09日

鶏肉とカリフラワーのグラタン

QPで見た通りに作ってみた。一口大の削ぎ切りにした鶏胸肉を塩胡椒で下味してから薄力粉をまぶしてオリーブ油でソテーし、ひよこ豆の水煮を炒め合わせて牛乳と生クリームを注ぎ、塩胡椒とケチャップ少々で調味して茹でたカリフラワーとほうれん草を加え、溶けるチーズを混ぜ合わせてしっかりと煮詰め、グラタン皿に入れて溶けるチーズとパン粉をトッピングしてオーブンにかける。薄力粉はとろみになるのでたっぷりまぶすこと。カリフラワーは柔らかくなって甘みが出るまで茹でるのがポイント。オーブンにかけると野菜から水分が出るのでかなりしっかり煮詰めてもOK。
師走も早や第二週目が過ぎようとしている(◎-◎;)青ざめてるのはワタシだけなんでしょうかf(^ー^;
今年は余裕で年越しだ〜\(^O^)/なんて11月には思いながら例年そうならないのはなぜなんでしょうか(^0^;) それにしてもワタシったら歳のわりに忙しすぎないか〜なんて思っちゃうのが大まちがいで、実は年を取って何をするにも能率が著しく下がってるからこそ、結果的に忙しくなっちゃうわけなんですよね〜これが(-。-;)というわけで、こうしたことは別にワタシだけに起きてる現象ではないはずなので、高齢化社会の今日はみんながスゴク忙しがってるんじゃないか、と思うわけです。でもって年寄りが能率落ちて忙しがってるだけならまだいいわけですが、若い人がそれを見て、自分もそんな程度の仕事ぶりでいいと思っちゃう可能性がないわけでもないのが高齢化社会のコワイとこかもしれません。先年亡くなった勘三郞はお父さんが年取った時に出来たお子さんだったので、お父さんに見習う踊りなんかも年取ってカラダをかばうような振りになりがちなのを、若い頃は批判的に指摘されていたけれど、ホントはあんなもんじゃないよ!と指摘しなくちゃならないのは今やあらゆる古典芸能に共通することであり、指摘しだしたらキリがないのでもう誰もそんなことは言わなくなっちゃってるわけなのと同様、一億総高齢化社会のニッポンではもう誰も若い人の仕事ぶりにまともなケチをつけられない一方で、むちゃくちゃ理不尽な労働を強いる組織や上司もまた世間の目を逃れて横行しているところに、昔とは違った人間関係というもの自体の頽廃劣化が見て取れるような気がします(-.-;)y-゜゜




2016年12月10日

鶏手羽と車麩の旨煮

前にQPで見た料理。生姜の薄切りを炒めた油で鶏手羽と戻した干し椎茸と戻した車麩を炒め合わせ、水を加えて酒砂糖醤油で調味して煮汁がなくなるまで煮込むだけ。鶏手羽はさっと湯通ししておくこと。私は椎茸の戻し汁を加えた。
今週は韓国の現職大統領が弾劾訴追されるというビッグニュースがあったものの、これに関しては一連のゴタゴタがず〜っと報道され続けていたので別段驚くようなニュースでもなかった。これまた別段驚きもしなかったのはDeNAの運営する情報サイトが超いい加減な情報に充ちみちていたというニュースである。ネット情報はベンリな反面、文責のはっきりしないケースが多いため、鵜呑みにするのが禁物であるのは誰もが承知の上かと思いきや、近年は出版社の校閲でさえ平気でウィキペディアを参考文献に添えたりするので、若年層(といっても私より若いだけなのかも)における情報に対するセンサーの鈍化を憂えずにはいられないのである。私もむろん必ずウィキは見るようにしていて、見た上でそれを誤謬とし敢えて違うことを書いたりしている場合、それをまたウィキ調べで文句をつけられたらカチーンと来ること夥しく、校閲がそんな安直な調べでいいのか!と、その出版社に対しての不信感がむらむら湧き上がるのだった。ともあれネットは責任の所在をなくすることで「表現の自由」ならぬ「表現の平等」という人類究極の平等を達成したともいえて、SNSによる政治的混乱たとえばアラブの春も、トランプ現象も根底にある「表現の平等」に支えられているわけだが、「表現の平等」と裏腹の無責任がもたらす文化的社会的荒廃は今後ますます表面化してくる恐れもありそうだ。新たなメディアが登場した時の一過性の現象としては、たとえば日本で活字というものが普及し始めた明治時代に出版物がムチャクチャ増えてとんでもなく酷い文芸作品が氾濫したこともあったようで、それらを選別する基準として坪内逍遙は『小説神髄』を世に問うたわけなのだけれど(本人が序文でそう述べている)、現代はメディア自体の環境がなかなか安定しないため、ユーザーの文化的な成熟もちょっとあり得ないような気がするのは何ともいえません(-.-;)y-゜゜




2016年12月11日

ハンバーグステーキ、生春巻き、鮨

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
今週は旧クラブの自馬持ちだったAさんがオランダの子クリトンを見に訪れられて「チャーミングな子で、真面目そう」という印象を得られたようだったが、肝腎のクリトンはS先生の騎乗で来週千葉の競技会に出場するため現在隔離中で私は乗れず、今週は久々にデカ鹿毛オー君に2鞍騎乗。まずえらく手綱が軽く感じたのは、クリトンの引っ張り感がハンパないせいだろう。デカ鹿毛とはいっても脚で胴体をしっかり挟める感じだし、持って行かれ感もさほどなかったのもやはりクリトン効果というべきなのかもしれない。S先生に言わせると「松井さんもこの間それなりに筋力がついたんでしょうねえ」であり、Y先生には「前より背筋が伸びて乗れるようになってましたね」とお褒め戴いた。もっとも、寒風の吹きすさぶこの時期はオー君が何に驚いてぶっ飛び走行するかわからないので、駈歩は一応調馬索でキープしてもらいながらの輪乗りに留めておいた。2鞍目では自分の指示で駈歩の緩急がつけられるかどうかをチャレンジしたくなったのは、クリトンでなかなかそれが出来ないからオー君で練習したかったのである。ところが2鞍目は私もオー君も疲れているせいか駈歩のリズムがどうも巧く噛み合わないでストップしがちになり、それでも再発進を繰り返してようやく滑らかに行きそうに思われた時、突如オー君がまたしても逆上ぶっ飛び走行に陥って敢えなく落馬(+_;)そのあと先生が乗り代わったらオー君のバランスがイマイチ良くなかったようで、逆にしっかりと走らせた上で私がもう一度騎乗して「落馬なんてよくあることだから怖がってないでもっと積極的に走らせてください」という指示通り、再び輪乗りの駈歩をかなりのハイスピードでこれでもかというほど続けたあげく「いや〜今日は松井さんのガッツを見せてもらいましたよ」とのことでした(^_^;)とにかく二週連続の落馬でも大丈夫だったのはエアバック付きのプロテクターのおかげだが、今日はいささか開き直れた感じだったので、このガッツを今後につなげたいものであります(*^^)vとにかく最近は乗馬人口が増えたせいもあって落馬で訴訟沙汰になるようなケースもあるからクラブ連盟のような組織が警戒しているという話もY先生から聞いたけれど、乗馬はやっぱりどこかでびびる気持ちをふっきらないと上達はしないように思うし、「乗る前に台から落ちてケガしても裁判になったらクラブ側の責任になるそうなんですよね」というY先生の話には仰天で(@_@;)いやはや乗馬も流行ればいいってもんじゃないよな〜てなことを考えちゃいました。幸い今度のクラブは会員が少人数なので訴えるような人はいそうもないとはいえ、少人数だけに当クラブの馬たちはみんなそれぞれに自馬意識みたいなものが芽生えて「この人はオレの客」とか思っていそうで、クラブの先輩に当たるMさんには「松井さんは最近オーちゃんに乗らなかったからオーちゃんが怒って落としたんじゃないですか」と冗談いわれる始末(^0^;)そういうと久々に乗った一鞍目で馬装をしている時は妙なくらいに甘えたモードで人の手や腕をやたらぺろぺろ舐めるので、前は舐めるなんてことは一度もしなかったのに一体どうしたんだろう?と考えてアッと気づいたのは、もしかしたらクリトンがぺろぺろ舐めるのを見て真似したのかも?ということでした。クリトンは前に飼っていた人がよほど甘やかしていたのか人間の首やら顔までぺろぺろ舐めて親愛の情を示す馬で、今週は騎乗せずに手入れをしただけだったがぺろぺろモード全開で甘えておりました(^ニ^)


コメント(1)

 甘えと自覚していない甘えほど厄介なものはありませんが、最後の六行はカワイイ。甘えたらもっと嬉しいことになるという雰囲気があるからだろうと思います。

投稿者 nao : 2016年12月13日 20:48



2016年12月12日

豆腐とキノコの卵とじ

QPで見た料理。フライパンで酒、砂糖、醤油、味醂を加えた水を沸かして一㎝くらいの厚みに切った絹ごし豆腐、エノキダケ、万能ネギの茎、葉の順に加え煮て溶き卵でとじるだけ。豆腐一丁にネギ一輪、卵4個
の割合。
最後の週まで打ち合わせが入っている今年の師走で、特に何も予定が無い今週の私はこの時とばかり仕事の〆に当てるつもりだが、来春から月末の金曜日を「プレミアムフライデー」として時短勤務にするのは果たして企業的に大丈夫なんだろうか?と全くの他人事ながら心配される。私だったら週明けに持ち越さないよう最後の一踏ん張りするであろう日なのだけれど、イマドキはもうそういう感覚は古いからこそ、こうした政策がまかり通るんだろうか?それとも単に米国のブラックフライデーを真似ただけで、いまだ日本の企業風土には馴染みにくいシステムなんだろうか?それにしても、この政策って露骨に労働よりも今や消費に勤しんでほしい政府の願望を表しているかのようだが、実際問題、時短したことで目立って消費が伸びるのは旅行くらいのもんだろうし、一方に今ようやく問題化している過重労働で苦しむ現場があることの抜本的な対策はおろかフォローにも全然ならないようで、IR法案にしろコレにしろ何だか余りにも小手先のこちゃこちゃした政策なんで、鳴り物入りのアベノミクスももはやそれほど打つ手がないのかといささか不安になりました(-.-;)y-゜゜




2016年12月13日

鶏肉としめじのおろしうどん

明日放送されるQP料理をネットで先取り(^^ゞ味醂と醤油で調味した出汁を煮立てて鶏もも肉と冷凍うどんを煮込み、しめじ、長ネギ、春菊を加えて仕上げに粗めの大根おろしをトッピングしただけ。料理ともいえない簡単な調理で出来て消化も良さそうなので夜食にオススメかも。
トランプ大統領の誕生で、当然ながら舌禍は国内に留まらず、普く世界に及ぶのが恐ろしいというべきか。とにかくアジアのことには関心が薄そうなので却ってギクシャクしなくていいか、とか思っていたら、いきなりそれ言っちゃおしまいよ的な「一つの中国」でなくてもいいじゃん発言で、案のじょう今日の海外ニュースでは、当事国のいらっと来ている感じが如実に伝わって来て、一体この大統領は商売がスムースにできることを望む基本的には平和主義者なのだとしても、余計な発言で相手国を怒らせちゃって自分のほうも逆ギレしたり、辛うじて均衡を保っているナーバスな地域を引っかき回しちゃったりする恐れが物凄くありそうで、実際に政権がスタートしたら、世界中の要人は気が気じゃないのではなかろうかと思ってしまいました(-。-;)ただし台中が不安定になると日本にも累が及ぶと考えるよりも、今ではむしろそっち方面で揉めてもらっていたほうが日本近海は平和かもと思えるくらいに一触即発的危機が近づいているような報道を目にする機会が多くなったような気がしないでもありません(-.-;)y-゜゜。




2016年12月14日

塩豚とレンズ豆の煮込み

先週見て、一昨日から仕込んでおいたQP料理。塩豚は豚ブロック肉(QPはバラを、私は肩ロースを使用)に塩とキビ砂糖、刻んだフレッシュハーブ(Q Pが薦めるタイムとセージを私はローズマリー代用)をたっぷり揉み込んで、ラップして冷蔵庫に二晩寝かせておいたもの。他の料理にもベンリに使えそうなのでコレはオススメ!厚切りした塩豚をオリーブ油で先に表面だけ軽くソテーしておき、ニンニクと玉ネギとニンジンとセロリのみじん切りをオリーブ油で炒めて水を加え、豚肉を戻し鶏ガラスープの素とレンズ豆を入れて弱火でじっくり煮込み、仕上げに味をみてから塩胡椒で調味。レンズ豆は眼鏡のレンズの語源だそうで、栄養価も高いらしい。乾燥豆としてはとても簡単に煮えるし、お値段もリーズナブルなのでいいかも。
きょうは赤穂義士討ち入りの日だから先週BS放送を録画しておいた大映作品『忠臣蔵』を見ながら食事(^^ゞ長谷川一夫の大石内蔵助、市川雷蔵の浅野内匠頭、滝沢修の吉良上野介、勝新太郎の赤垣源藏、鶴田浩二の岡野金右衛門、その恋人に若尾文子、山本富士子の瑶泉院、大石の母に東山千栄子、妻に淡島千景などなど他にも往年の映画や舞台のスターをこれでもか!と突っ込んだ大作ながら、こういうケースにありがちなことで、脚本がまずくて残念ながら超期待はずれの作品でした(v_v)とにかく俳優を集めすぎてるし、脚本も4、5人の名前があり、つまりはスタッフみんなであの人も立てなきゃ、この人も立てなきゃと大わらわしている様子が目に浮かぶような映画というべきか。そのため色んなエピソードが全く説明なしに次々と展開されて、それらのエピソードを事前にある程度知ってる人じゃないと映画全体が意味不明かも?と思うくらいに盛り沢山なのである。まあ当時は今と違って義士関連のエピソードが一般常識として人口に膾炙していることを前提に製作されていたのが非常によくわかる映画ともいえそうですので、ご興味とご機会があればご覧になってもよろしいかと(-.-;)y-゜゜




2016年12月15日

大根とカニのとろみ煮、昨日の残り

QPで見た料理。棒状に切った大根と生姜の薄切りを水に入れて煮立て、酒と塩で調味して柔らかくなるまで煮込んでカニを加え、胡椒を振り、水溶きカタクリ粉でまとめて仕上げに胡麻油をまわしかけた。カニは
ほぐしみだけのリーズナブルな缶詰を入れて、脚は某社のお歳暮の一部を使いました(^^ゞ 簡単にできて消化にも良さそうだし、食べたらとても温まるので寒い日の夜食にオススメ!
けさのロシアTVは、高い場所に置いてあってなかなかお金がいれられない賽銭箱のある長門市の神社を紹介して、日本側の高望み?をやや揶揄的に報じたが、日本人としてはなぜわざわざ高い警備費用を負担してまで長門市で会談が催されるのかを突っ込みたい人も多いのではなかろうか。事前の報道で期待値は相当に下がってはいるものの、余計な税金を使っている以上それなりの収穫はあってしかるべきなので、とにかく今夜遅くか明日の報道を待ちたいものである。
それにしても今日の会談のことで気もそぞろだったのか、昨日のオスプレイ墜落に関するアベボンのコメントはおざなりというか熱のこもらないもので、この時期における沖縄の県民感情に対する配慮が余りにも欠けているような気がしてならなかった。何しろ米国サイドの責任者はハリウッドの悪役さながらのコワモテで謝罪どころか開き直りも甚だしい恫喝的ともいえそうなコメントをテレビの前でもしているだけに、県民感情がまずます悪くなるのは避けられないわけだから、こういう時こそ政府一丸となって米国の安全性にしっかりと釘を刺すポーズだけでも見せないと、県民の本土に対する感情もどんどん冷え込んでいきそうに思われました(-.-;)y-゜゜




2016年12月16日

皿うどん

今日は市販のキットとカット野菜でカンタンに作りました(^^ゞ
ロシアから寒気を連れて来たに違いない ( -_-) 方が無事お帰りになって警備に当たった方も今頃はさぞかしほっとしてらっしゃることだろう。それにしても随分と前から鳴り物入りの来日だったにもかかわらず、今夕のT V 報道は各局とも意外なくらい至極あっさりしたもので、TBSなんかは最後に二階自民党幹事長の「国民の大半はがっかりなさってるでしょうなあ」という談話を伝えたりしてのでちょっとビックリしたくらいでした(!_+) 私ばかりでなく多くの方が別にがっかりもしないくらい予想通りの展開であり、とにかくこのソーリの「経済は難しくて僕のアタマだとイマイチよくわかんないから経済学者や専門家に言われた通りにやってもらってるんだけど、その点外交に関しては若い時から父のお供で色んな国に行ってるから大丈夫ちゃんと自分で仕切れるので任しといてちょうだい」的パフォーマンスを見せられたに過ぎない!と思ってらっしゃるのではなかろうか。今日が北方四島返還に至る第一歩だなんて言われても、実効支配が長引けば長引くほど既成事実化しちゃうのは当然のことなので、相互経済協力段階でよほど沢山の邦人が向こうに押しかけて経済的イニシアチブをしっかり握りでもしない限り主権が戻るなんてことはありそうにない気がするのだけれど。それにしても直後の二階談話はいささか刺激的すぎて、何かウラでもあるんじゃないかと思ったくらいである。まさかこれが何だか上手く行ったみたいに勘違いして衆議院解散を蒸し返すなよ!とアベボンに釘を刺すつもりだったのか、はたまた逆にこんなふうに言って野党を油断させて抜き打ち解散に持ち込む肚なのか、何しろ見るからにタヌキな感じの人なので私もちょっと判断がつきませんでした(-.-;)y-゜゜
ところで17日早朝のロシアTVを見たら両首脳の記者会見をかなり長く放送しており、これが実にプーチンに持っていかれちゃった展開で、日本のTVがほとんど放送しなかったのはアベボン負けが余りにも歴然としていたからなのだろうし、直後の二階談話にも納得させられたのでした。この時期シリア紛争でアタマいっぱいのプーチンに領土返還交渉を持ちかけるタイミングも悪かったし、世界から見てこの時期にプーチンにすり寄る日本の外交的センスってどうなんだろう?と見ながら思うことしきりのワールドニュースでした(-。-;)




2016年12月17日

宝馬杯オープン

今日は午前中から千葉・成田に出向いてオリンピック・クラブの富里トレーニングファームで開催された馬術競技会・宝馬杯オープンを見学。馬場馬術競技会は以前、三軒茶屋に住んでいたころ、馬事公苑で北軽の亡き真理先生がセントジョージで出場された際に拝見した憶えがあるものの、今回わざわざ遠い成田にまで出かけたのは愛馬クリトンが出場するからでした。この競技会は 16、17日の両日にまたがって馬場馬術のみを競う日馬連公認の正式な競技会とあって、出場馬全頭に結構広めの厩舎が与えられ、練習場も広くて何カ所もあるのがまず驚きでした。
クリトンは当クラブに来てまだ二タ月も経たないので S 先生も決して乗り慣れているわけでもなさそうだし、また蹄の調子もイマイチだったようなので、そんなに期待はせずに、ただ無事に出走してくれたらいいくらいの気持ちでいて、昨日はさすがに仕事でいけないから今日だけ見に行ったところ、なんと昨日のプレ・セントジョージのS1課目でしっかり優勝してブルーリボンを獲得\(◎o◎)/!S1より易しいM1課目はS先生が失敗したとかで3位のイエローリボンに終わったものの、今日のM2課目はノーミスで先生も自信がありそうだったし、見るからに軽々とふわふわとして馬の動いている様子にも余裕が感じられたので、リボンを期待しつつも、何しろ遠いので結果は聞かずに会場を後にしました。
それにしても今回は他の方々の競技や練習も面白く拝見できたのは、やはりこの一年間に馬場馬術の基礎の基礎みたいなものをちょこっとでも教わっているせいかもしれません。なので四年後の東京オリンピックが実現したら(まだ少し疑ってますが)馬場馬術競技だけは絶対見逃せない!という気持ちになりました。これはやはり京舞を少しでも習ってからは、別に自分が上手に舞えるわけでは全然なくても、プロフェッショナルな方の舞台を観るのは大変に面白くなったのと似ているし、また馬の舞いも内に物凄いエネルギーを秘めながら表面は静謐を保っている感じが人間の舞いと相通じるものがあるように思われるのでした。
ともあれクリトンは競技会でヤル時はヤル!馬らしいとはいえ、厩舎で対面したら相変わらず人のアタマや顔をべろべろ舐めたり人の手をちゅぱちゅぱ吸う幼児性格丸出しの甘えん坊ぶりで、Y先生にも「馬が人の顔を舐めるの初めて見ました」と言われ、S先生は「ほんとオンとオフがはっきりしてる子ですよね」とのことでした(^0^;)
ところで今日は旧クラブ時代からの馬トモMさんとご一緒に見学したのだが、富里トレーニングファームから徒歩10分くらいの場所に旧クラブの系列くらぶがあって、そこに現在かつてお世話になったインストラクターのT氏Hさんご夫妻がご勤務されているとあってMさんともどもお訪ねし、T氏はお休みでお目にかかれなかったもののHさんと久々にご対面してこの間の経緯をいろいろご報告した次第です(^^ゞ





2016年12月18日

乗馬クラブ忘年会

今夜は乗馬クラブの忘年会で近くの「マーケットテラス」で会食。ここは地場野菜を美味しく食べさせる川越で人気の高いビュッフェ形式のレストランで、食べ放題且つ飲み放題で人気度に納得が行くリーズナブルなグルメスポットでした。
今度のクラブは全会員 7 0 名ほどなので土日でも多くて4、5人の方とお目にかかるくらいだが、夏冬二回のイベントには例年20名以上の方が参加をされて和気藹々とした親睦の集いに。馬トモはいずこも同じくほとんど馬の話をしているだけで2、3時間はあっという間に経ってしまうので、私もためらうことなく参加できるのでした(*^^)v 当クラブはまた馬の頭数も少ないために全員がどの馬のこともある程度知っているので余計に話がしやすいし、新たに入厩したクリトンについてまだご存じない方も多いので、昨日の競技会では優秀な成績を収めながらも、向こうの厩舎でうちのクラブの馬や人がいなくなって独りぼっちになったら途端にヒヒーンと甲高い声で鳴きまくって大騒ぎするような(鳴いてたのはクリトンだけ^_^;)幼児性を残した性格のことを話したら、周りの女性陣から「かわいい〜!」という声があがっておりました。で、乗馬歴わずか3年半なのに競技会でA3課目に出て立派な成績を収められた方で、騎乗姿勢が非常に美しいUさんがクリトンの乗り心地について興味を持たれ、馬場馬のパワフルさや馬場馬術的な乗り方の難しさについての話も弾んだあげく「これ触ってみてください」と言われて二の腕の力瘤を触らせてもらったら、見かけが華奢な女性とは信じ難いようなカチカチさ加減で(@_@;)これくらい筋肉がつかないとホントの馬場馬術らしい乗り方は出来ないんだ!と思ったら、それでもまだS先生には「まだまだもっと背中の筋肉がつかないとダメだって言われるんですよ」とのことでした(-.-;)y-゜゜




2016年12月19日

焼き蟹、すき焼き、焼きからすみの大根添え、白菜とちりめん山椒のサラダほか

今夜は元米朝事務所の大島さんちで恒例の忘年会。鹿児島直送の超リーズナブルな和牛や北海道産のタラバガニ、今半の丁字麩、台湾産からすみ、京都はれまのちりめん山椒などお取り寄せ食材満載の美味しい料理をたっぷりと戴きながら、還暦過ぎたオバサンたちは昨今の世相あれこれをバッサバッサと斬り捨てておりました(^^ゞ




2016年12月20日

刺身の盛り合わせ、フォアグラ大根、サワラの西京焼き、アイナメのの唐揚げ、鮨etc

集英社の伊藤さん、眞田さんと近所の「風凜」で会食。ここと中華の「チャフーン」はわが家から徒歩1分足らずの場所に並んでる使い勝手がいい飲食店であります(^^ゞ
今日は集英社で来年から連載する新作の打ち合わせで、連載開始前に釧路でとある作家の方と馬に関する対談かたがた鶴居村でドサンコ外乗をする話で大いに盛り上がったものの、新作は一応『壺中の回廊』の続編スタイルを予定しているので馬とはゼンゼン関係ありませんヽ(^0^)ノ でもって打ち合わせとはいえいつもながらに概ね四方山話に流れて歓談に時を費やし、帰り道で「今年の打ち合わせはもう私たちで最後ですか?」と訊かれたのでまだ新潮社の打ち合わせが27日にある旨を話したら「へ〜27日とはさすがに小林の姐さんですね〜」と感心しきりでした(^◇^;)




2016年12月21日

揚げ茄子の甘酢和え、丁字麩の芥子酢味噌和え、揚げだし豆腐のキノコあんかけ、高野豆腐の含め煮

大宮ルミネの総菜売り場でゲット。今週からは料理時間をカットして年末恒例の整理整頓に充てるつもりです(^^ゞ
ところでこの年末に来て、ロシア大使射殺とドイツのトラック暴走といった二件のテロ事件が世界を震撼とさせ、ことに長年の対立関係にあるロシアとトルコが戦端を開くきっかけにでもなったらどうしよう(@_@;) と心配されたが、今日のワールドニュースを見る限り、アレッポの終戦に関してトルコのエルドアン大統領と共同歩調を取るプーチン大統領が極めてオトナの対応で、却って両者は反テロの結束を強める方向に舵を切ったようだからまずは一安心というべきか。今やさすがに 2 0 世紀前半のような単純なきっかけで戦争を起こす国はないのが幸いともいえそうだ。片やドイツのトラック暴走はISが犯行声明を出して例の如く自らのテロと追認したような恰好ながら、この手のホームグロウン・テロはもはや防ぎようもない感じで頻発しているし、今後もクリスマス・テロとでも呼ぶべき犯行が世界各国で要警戒となるのは必至だろう。とにかく年末年始の人混みに暴走トラックが突っ込むような事態は日本でも模倣犯を生みそうだというよりも、カミカゼ特攻と同様、世界に先駈けて逆に模倣されているのかもしれない。ドイツに限っていえば、これで国民の中の移民難民に対する排斥感情が一段と強まり、第4期を目指すメルケル政権はまたしても非常に不利な状況に追い込まれるのは確実だし、がぜん右派勢力の台頭が表面化しそうなのが懸念されます(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

 若者が過激的な事をしたらすわっテロだになりそうですね。追認したテロって???。私はよくわかりません。
 追認せざるを得ないのか宣伝なのか?これもよくわかりません。
 政治の世界も全く理解不能ですけれど、米大統領のオバマさんは好きだった。次は眩暈がしそうに嫌いで頭が痛いけれど、出来ればぼろが出る前にさっさとやめて欲しいけれど、メール問題でクリントンが当選できなかったというネットの記事を読んで、どこの国でも一緒で有権者はもう少し政治家(米もそうだが日本も)に常に関心を持ちどちらが良いか考える人が増えた方が良いのではないかと思う。

投稿者 nao : 2016年12月22日 00:21



2016年12月22日

中華総菜3点盛り、ばら寿司

大宮高島屋の地下でゲット。午後6時過ぎのデパ地下は自分で料理するのがむだ遣いに感じられるほど総菜類をリースナブルに販売してます(*^^)v
昨日のブログではホームグロウン・テロリストかと思っていたドイツのトラック暴走事件の容疑者が、難民申請を却下されていた危険人物だったことが判明し、これでメルケル政権に対する風当たりは同国内でますます強まるかに見えた今朝のワールドニュースだが、インドネシアでも人混みを狙っていたテロ組織が事前に逮捕されたとの報道があり、こちらの場合はまずテロ犯の一人が警備の警官を刺して大騒ぎになったところで別の一人が自爆テロを図るという作戦まで明かされて、日本でも年末年始の人混みはなるべく避けたいと思わせるような、文字通りのテラー(恐怖)を世界中に撒き散らす事件といえそうだった。とにかく今の日本は私が若い頃とは比較にならないほど海外のお客様が常に大勢いらっしゃるので、勢いテロリストが紛れ込む可能性も増大しているはずだから、もはや欧米圏の他人事として片づけるわけにはいかない問題だろうと思う。果たして2020年までにIS問題は解決乃至解消されていたならともかくも、ますます激化している恐れが全くないともいえないだけに、東京オリンピックの警備予算はそれほど削るわけにもいかないはずで、グロスで1兆8000億円が今後さらに上まわる可能性もまたないとはいえないだろうから、そんな大金を一体だれが出すんだ!そもそもオリンピックなんて誰がしたいなんて言ったんだ!!てな具合に腹を立ててる方もいらっしゃるに違いない。一昨日は集英社にお勤めの都民の方々に「松井さんは引っ越されてホント良かったですよね〜」と恨めしそうに言われてしまいました(^0^;)




2016年12月23日

ハンバーグステーキ、バジルポテトとクリームチーズのサラダ

大宮エキュートでゲット。
昨夜は糸魚川での大火災が報道されている最中に消防車のサイレンが何だか妙に近くで聞こえてちょっと変な気がしながらも早めに就寝し、朝起きてテレビを点けたら大宮駅の近くでも火災というニュースに接してびっくり(!_+) 私が駅に行くまでに必ず通る道にある飲食店と美容院併せて3軒が全焼し、付近は昼まで通行止めになっており、人的被害がなかったのは不幸中の幸いとはいえ、いずれの店も年末年始の稼ぎ時に痛すぎる災難に違いない。昨夜の大宮は風がなくて雨が降っていたから類焼が広範囲に及ばなかったわけだけれど、強風の際は火災に要注意だと身に沁みて感じた次第。
ところで今日お誕生日を迎えられた今上天皇の生前退位の「お気持ち」は世論がかなり前向きに受け止めていたにもかかわらず、結局は政府が皇室典範の改正に持ち込まず一代限りの特例としてお茶を濁す形にしか出来ないようである。そもそもこの問題に関して集められた有識者なる人物がとんでもなく世論と乖離したアナクロニズムの権化みたいで、且つ天皇ご自身に対しては不遜ともいえるような発言をする方が多かったのもいささか驚きだった。平たくいえば、この手の人びとは、将来的にひょっとしたら天皇のなり手がいなくなってしまったり、なってもすぐ辞めちゃう人が出たりしたら一体どうするんだ!的な懸念を有して勝手に退位をさせてはならないという意識が非常に強いようなのだが、彼らの主張を聞くにつけても、皇室の方々ほど基本的人権を踏みにじられている存在は地球上にも滅多にないのではあるまいかと、お気の毒に思わざるを得なかったのでした。





2016年12月24日

飲茶セット

大宮高島屋の地下でゲット。
今年はイブとクリスマスが土日とあって、ひと昔前だったら若い男女は物凄いプレッシャーだったんじゃなかろうか?二人で過ごすには直球すぎて逆に引いちゃってたかも?なんて考えるのはオバサンの証拠かも(^^ゞ今どきの人はフツーに繰りだしてそうな人混みは避けて、今夜は静かにうちの TV でフィギュアスケート全日本選手権を見ながらの晩ご飯。女子 S P は宮原、本郷の出番が意外と早かったのでうっかり見逃してしまったものの、樋口新葉や本田真凜といった話題のジュニアや、最終滑走の浅田真央はもちろんしっかり見届けることができた。本田真凜は歳相応の一所懸命さに溢れた可愛らしい演技だったが、樋口は見た目も演技の雰囲気も非常にオトナっぽくてとても15歳には見えませんでした(!_+)今季の浅田は不調続きで限界引退説が囁かれつつも、登場するとやはり一線を画した場の空気を作る力があるし、曲調の表現力やステップの巧さでは若手の追随を許さない。直前の練習では3アクセルにトライして両足着地でも何とかクリアしたのだから、本番でもそれが出来ればいいのに出来ないのが相変わらず真央ちゃんらしいところといえようか。ともあれ明日のフリーはこれぞ最後の滑りと開き直ってのイイ演技がみたいのだけれど、残念ながら明晩は家にいなくてTVが見られません(^_^;)男子フリーは今夜既に終了し、異次元の絶対王者がインフル欠場とあってはやはり宇野昌磨が優勝するのは順当とはいえ、いっそ羽生と競わせたかったと思うくらい気の入った熱演を堪能させてもらいました。


コメント(1)

真央ちゃんは修行僧のようですね。ひたすらストイックに道を究めようと努力する姿は、イチローや本田圭佑とも似ています。思えば静香さまが金メダルに輝いたトリノオリンピック、もしも真央ちゃんが数か月早く生まれていてトリノに出場できていたら・・・静香さまは金を取れていただろうか。恐いもの知らずでアクセルもピョンピョン決めていたあの頃、勝利の女神は真央ちゃんの横を通り過ぎていってしまったのかもしれません。
しかしながら真央ちゃんはジャンプと引き換えに美しさと貫録を身に着けました。今季のプログラムでは、決して無理だと思われた妖艶さまで醸し出しています。
個人的にはマッチ棒のようだったトリプルアクセル真央ちゃんよりも現在のオトナ真央ちゃんの方が好きですが、やはりここはスポーツなので、いくらステップやスピンで稼いでもジャンプを決めないと結果が出ない。願わくばいずれ解説やショービジネスの世界に入るであろう真央ちゃんにオリンピック金、という勲章を1つあげたかったのですが。
一方男子は私の押しメン、ショーマくんの優勝の涙にこちらもグスッときてしまいました。クリムキンイーグルのやり過ぎで膝を傷めないで長持ちしてね、と祈っています。
新星友野くんも演技は正確、面構えも良く、期待がふくらみました。
それから、ユヅくん目当てにアリーナ席の砂(氷?)かぶりのプラチナチケットを手にしていた皆様には本当に同情しました。でもユヅくん抜きでも見応えのある試合でしたね。

投稿者 マロン : 2016年12月25日 09:13



2016年12月25日

馬トモ忘年会

クリスマスといえどやっぱり乗馬で明け暮れた日曜日(^^ゞ今週はよく外乗をご一緒する翻訳家の松岡和子さんと元ミセス副編の福光さんがビジターでお越しになって、そのあと大宮の韓国料理店クオンズで忘年会をしました\(^O^)/お二人はずっと以前から当クラブに来てみたいと仰言っていたのに何かと忙しくされていて、ようやく年の瀬にお越しになれたのだが、まずクラブの雰囲気にすっかり魅せられたご様子で、レッスンにも満足されたのは何よりでした。私がちょっと驚いたのは騎乗されたのがそれぞれデカ馬オー君と超デカ馬ウエストファーレンのハバ君で、この2頭がビジターレッスンに使われるのを見たのは全く初めてのこと(!_+)通常のケースだと初めてのビジター担当はゼッタイ安全で小柄なボー君なのだが、松岡さんがご自分のクラブでよく騎乗されているダイゴ君とオー君が共通の父を持つ兄弟だというのを事前に伝えておいたので、クラブ側がその点を考慮されたらしい。話を聞くとダイゴ君とオー君は色んな点でよく似ているようだし、常にゼッタイ安全とはいいきれないオー君も松岡さんには実に落ち着いて乗られていた。ハバ君はクラブ一大柄な馬で、クラブ内でも騎乗する人が限られているのだけれど、福光さんは中学から大学まで馬術部だったことをこれも事前に伝えておいたので大丈夫と判断されたのだろう。実際にハバ君を難なく乗りこなしてハイスピードの駈歩をガンガンした福光さんは大満足された様子で、ハバ君のふわふわした乗り心地のステキさを語られながら「でも下馬する時も台を使ったほうがいいかと思うくらい高かったです!」と超デカ馬ならではの感想を述べられました。
私はいつものようにオランダの子クリトンに騎乗し、調馬索でキープされながらだと駈歩もかなり持続するようにはなったものの、独力だと速歩でも潜られたりしないようにしてスピードコントロールするのがまだまだ大変で難行苦行に近いものがあるのでした。というわけで今日は自分の姿勢をチェックすべくお二人に撮ってもらった映像を見たところ、クリトンがしっかり屈頭してハミ受けする形になっているのには我ながらビックリしつつも、ああ、なるほど人馬共に難行苦行の体勢なわけだと納得しきりで、いやはや馬場って要はガマン比べなんだよな〜と改めて思った次第。とはいえ私みたいに非力な乗り手でさえ綺麗な屈頭姿勢を見せるクリトンは馬場馬としての優秀さを疑いようがないらしく「とってもいい馬なんだから、松井さんも頑張って競技会に出なくちゃ勿体ないですよ!」と忘年会ではお二人にはさんざん焚きつけられました(^_^;)




2016年12月26日

ビーフカレー、茄子と山芋のサラダ、ゴボウのサラダ

サラダは大宮ルミネの総菜売り場でゲット。カレーは幻冬舎のヒメから頂戴した五十六カレーのレトルト。
食事しながら見始めたのはスマスマの最終回で、過去録を見て、ああ、当時はわたしも若かったんだよな〜てなことを皆さん思ってらしたんじゃないでしょうか(^0^;) けさのワールドニュースではクリスマス恒例のキリスト教聖職者のトップ(ローマ法王やカンタベリー大司教)談話が披露されて、いずれも来年から世界はより不確実、不安定な時代に突入しそうな気配に対して深い憂慮を示したものだったが、裏を返すと今年は一つの時代が終わったことを告げたのであり、いみじくもS M A P の解散がそれと呼応したように感じるのは私ばかりだろうか?思えば彼らのヒットナンバーはいずれも人間の中の「善きもの」を通じて人と人がつながり合えることを信じさせる曲だったように思えるが、同時代の世界もそうした潮流の中でたとえば欧州が一つになり、いずれは世界全体が統合される日も来るように信じられていたのではなかったか。ところがそうした理想主義的な人間観が結果的に通用しなかったとなれば、いっきに反動が来るのもやむなしというべきか、今や世界中の人間が色んな意味で他者の悪意を警戒しなくてはならない時代に突入し、今後しばらくは個々のエゴが剥きだしになることで人類社会全体の分裂や混乱に拍車がかかりそうな気がしないではありません(-.-;)y-゜゜




2016年12月27日

生ハム、野菜サラダ、刺身の盛り合わせ、コロッケ、焼き玉ネギ、豚肉のロースト、稲庭うどん他

新潮社の小林姐さんと田中範央クンと大宮東口の「とらぬ狸」で会食。
戦時中の大阪を舞台にした新作の初稿112枚分に関しては、お二人共に意外なくらいの高評価で、少しはほっとして、取り敢えず来月末にはもっと長めの決定稿を仕上げる約束に。全体としては戦時中篇、戦後篇、京都篇の三部作にする予定なので、一体いつからどういう形で連載するかも考えて年明けには決めなくてはならないし、一方で集英社にも連載のお約束をしたために、早くも来年は自身ホントに乗り切れるのかどうか猛烈に不安になって参りました(-。-;)
ところで小林姐さんは先週取材でロシアにいらしたそうで、いかにも帝政ロシアっぽいキンキラの亀の置物をお土産に頂戴し、それがウミガメの形をしてたので、へ〜ロシアにもウミガメっているんだ〜とか思っていたら、姐さん曰く「空港やモスクワの街のそこら中に鶏の置物が売られてたんで、鶏にはどういう意味があるんだろう?と思って訊いたら、通訳の人があっさり来年の干支だからっていうんですよね」「はあ??干支ってロシアにもあるの?」と私。「それがどうも中国文化の影響なのか、昔から結構ロシア人って干支の動物が好きで毎年この時期に買うらしいんですよ」との話は全くの初耳でちょっとビックリでした(!_+)皆さんご存じでしたか?




2016年12月28日

洋風総菜セット、ゴボウと鶏肉のサラダ

大宮高島屋地下でゲット。
ヒロシマのお返しのような日本の首相の真珠湾訪問は、海外よりもむしろ国内での評価が低めというか、やや無関心にやり過ごされているような気がしないでもないが、それは日本人の多くが太平洋戦争を引き起こした当事者感覚を今やすっかり喪っているからではなくて、もともと乏しかったせいではなかろうか。当時の人びとにとって太平洋戦争は日本が英米に追い込まれた結果の選択と映じたようだし、追い込まれた原因は満州事変を発端とする日本の大陸侵略であることは間違いないはずなのに、そうした原因から結果に至るまでの責任者が不在というか、天皇の存在を都合良く利用した軍部及び軍部に密着した官僚を鮮明に炙り出して後世に伝える意識が希薄なまま、一億総懺悔という恰好でいわば水に流したことが一番の問題なのではなかろうか。大陸侵略への道程を練りあげた軍部寄りの官僚の一人岸信介を祖父に持つ首相は、その祖父が当時はいかなる経緯や思惑で大陸進出の旗振り役を務めたのかを赤裸々に発表することによってのみ、真の意味で国内外の信頼を勝ち得るように思うのだけれど、それなくして唱える平和主義はどうしてもそらぞらしく聞こえてしまうのかもしれません(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

二十三日の基本的人権に関して全くそうだと思います。自分の人権は堂々と主張するくせに敬っているはずの彼の人はぞんざいに扱っていることに気が付いていない振る舞いは不愉快です(今朝子様の書かれた内容以外で見聞きするに)。
 一億総懺悔については朧げに小泉が思い浮かぶのは私の勘違いかもしれませんが、詳細をすっかり忘れてしまいました。

投稿者 nao : 2016年12月28日 21:40



2016年12月29日

生ハム、コーンサラダ、ピッツアマルガリータ、明太子クリームパスタ、海老と木の子のアヒージョ

今日は乗馬クラブの乗り納めとあって愛馬オランダの子クリトンに1鞍騎乗し、旧クラブの馬トモ人事部のSさんがクラブ見学にいらっしゃったので写メしてもらい、「松井さん姿勢だいぶキレイに乗れるようになったじゃないですか」と賞められたのでアップしておきます(*^^)v 外国産馬は持っていかれ感がハンパじゃないので、こういう姿勢をしっかり保ってないと乗りこなせないのだけれど、この姿勢をキープして外国産馬を抑えて乗るのって、見た目ラクそうに乗ってても実際は無茶苦茶ハードなのよ〜とエクスキューズしまくってたワタシ(^_^;)。ともあれ人懐っこいクリトンは初対面のSさんもベロベロ舐めまくって愛想を振りまくので、こんなフレンドリーな馬見たことない!と言わしめたのでした。レッスン後はクリトンの脚と尻尾をシャンプーしてやり、やはり年内最後なので道具の手入れや掃除をしていたらけっこう遅くなってしまい、大宮駅に辿り着いたのが 1 9 時前。そこでまたまた旧クラブの馬友オペラ歌手のSさんと合流して馬トモ忘年会第三弾を敢行。食べながらとにかくず〜っと馬の話ばかりしていた忘年会でした(^^ゞ




2016年12月30日

カレー卵めん、鶏手羽煮、キュウリとカニの酢の物

カレー卵めんは先日フラメンコの小松原庸子さんから送って戴いた岩手土産、鶏手羽煮は乗馬クラブのS先生から前に頂戴した名古屋土産、酢の物はズワイ蟹缶が残っていたので作ってみました(^^ゞ
昨夜は根津甚八の訃報に接して、以前から不調だったのは知っていても、やはり亡くなったとなればそれなりの慨嘆を催さないわけにはいかなかった。 私が初めて見たのは1974年、状況劇場公演『夜叉綺想』の舞台で、客席にピンスポが当たってふいに登場した故人が「都コンブ買いはしませんでしたか?と女は言いました」と極めて唐突なセリフを発した時の衝撃は今も忘れがたいものがある。以来、彼を見たさに状況劇場に何度も足を運んだし、その後 T Vドラマの確か「冬の運動会」か何かで大滝秀治と共演するシーンが瞼に刻まれており、粘りけのある声に独特の色気を備えた俳優と印象づけられていた。それにしても今年は蜷川さん、平さんと続いて、私が若い頃に舞台で接して感銘を受けた方々、それも当時は前衛や新進と見られていた舞台人が相次いで亡くなってしまい、一つの時代が終わったのを痛感させられる。人が年を取るってこういうことなんだな〜と思いながら明後日にはまた一つ歳を重ねるわけでした(-.-;)y-゜゜




2016年12月31日

桜エビ鍋、海鮮サラダ、トマトの漬け物ジュレ添え、白菜のミルフィーユ、はたはた鮨ほか

常連のメンバーで恒例の年越し忘年会、今年のメインは桜エビ鍋でした(*^^)v