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2016年06月03日

岐阜行

けさは日本中でホッとされた方が多いに違いないと思うのは、北海道で行方不明になった男子を心配する声が旅先でも聞かれたからで、私の気持ちもご多分に洩れずといった感じである。ともあれ先月に次いで二度目の岐阜取材旅行もまたまた結構なハードスケジュールだったのだけれど、旅疲れに勝る良き出会いと素晴らしい景観に恵まれたのは何よりでした。もっとも東海山陽新幹線のグリーン車に置いてある旅情報誌『ひととき』に紀行文を執筆するための取材旅行なのでブログで余り詳しく触れるわけにはいかず、概ね写メをアップしてキャプション程度の説明に留めるのは悪しからずとして戴きたい。
最初の写真は瑞浪市にある「相生座」で創建されたのは明治になってからだが江戸時代の芝居小屋もかくやという雰囲気を湛えている。その舞台に飾った江戸末期の衣裳を和蝋燭で照らしたのが次の写真。3番目は相生座の小栗ご夫妻が自らご案内くださった木之暮社の拝殿舞台。こうした神社の拝殿を歌舞伎の舞台に利用したケースが周辺だけでも相当にあるらしい。拝殿が舞台で客席は地面に生えた芝の上、文字通りの芝居であった。

岐阜は驚くほどの絶景に恵まれながら、クルマ移動が不可避なためか、その素晴らしい景観がイマイチ関東にまでアピールされていない憾みがある分さほど混雑もしないので、機会があったら観光をオススメしたい「恵那峡」がこの下の写真

さらにオススメなのは秘境ともいうべき付知(つけち)峡の観音の滝と不動の滝。写メだとどうしても迫力が出ませんが、現地はちょっと怖いくらいの雰囲気です。

旅の終わりは中山道を辿って妻籠まで足を延ばしましたヽ(^0^)ノ





2016年06月04日

ぎせい豆腐、蛸とキュウリとワカメの酢の物

ぎせいを漢字で書くと擬製すなわち昔からある擬(もど)き料理だが、QPで見た通りに作ってみたら意外なほどカンタンで美味しく出来た。鶏ひき肉を炒めてニンジンと絹さやの千切りと椎茸の薄切りを炒め合わせ、水切りした豆腐を潰し入れてさらに火を通し、醤油砂糖酒少々で調味して溶き卵を混ぜ込んで玉子焼き器に入れて両面5分ずつ火を通すだけ。具からだしが出るのでシンプルな調味でもOK。 豆腐は先に大まかにちぎってペーパータオルに載せて水切りをしっかりしておくこと。豆腐一丁に卵二個の割合で、溶き卵には塩を振っておくこと。
これを作っていざ食べようとTVを点けたら、いきなり蜷川さんの顔が画面いっぱいに現れて、そのままNスペの「蜷川幸雄 最後の挑戦」を見ることとなった。今夜この番組があるのを全く知らなかった私はまるで冥土の蜷川さんから「これも見といてよ。オレ良いこと言ってるよ」と指示出しされたような気がしたものである。本当に「人の将に死なんとする其の言や善し」を地で行くような、そのまま芝居のセリフになりそうな名言の続出に圧倒されて、今週の締め括りに書きたかった消費税増税延期問題なんて、今はもうどうでもいいような気がしてるので、書くのを止めます。


コメント(1)

私も消費税増税問題の延期はどうでも良いです。ただし、よくもここまで前言を翻す総理に非難をしないメディアは八十から九十パーセント疑ってかかりますが、それでも多分騙されている事が多いのでしょうね(ため息)。
 昨日の着物や舞台もとても思うところはあり昔はどこもこういう感じだったのだと思います。伝聞ですが田舎では昭和三十年頃にだんだんと映画が盛んになり、それまでは旅芸人とか、地元の人の演芸も公民館とか民宿?でしていたようです。盆踊りも祭りも盛んでした。今は地方に人が少なくなり、祭りも盆踊りもどんどん衰退してきているようです。

投稿者 nao : 2016年06月05日 01:03



2016年06月05日

焼き野菜の胡麻酢和え、アスパラガスのピーナッツ和え、高野豆腐のひじき詰め、鮨、豚シャブサラダ、スパゲティミートソース

乗馬の帰りに大宮エキュートで食品をゲットした後に旧乗馬クラブの馬友オペラ歌手のSさんから一緒に食事しませんかメールを頂戴したので、近所のマルエツで新たに食材を調達し、ウチにお招きして手料理と共に振る舞った次第。
比較的涼しかった今週末は乗馬に快適でお馴染みのデカ鹿毛オー君に2鞍騎乗。先週に引き続いてA1課目をリピートするものと思い込んで径路をしっかりアタマに入れておいたにもかかわらず、S先生の気持ちは早くもA2課目に飛んでいて、「松井さんには、この秋は無理でも、来年の春にはB級テストを受けてもらいたくて」と言われても、私はそれほど高望みしてるわけでも全然ないのは、日馬連のB級はインストラクターの資格になるほどの技量を要求されるからだ。ただしB級ライセンスを取らないと公式の競技会の出場資格も得られないので、競技志向の S 先生としてはまず第一歩の目安という感じのようである。てなわけで、B 級のテストにもなるらしいA2課目の見せ場となる伸長駈歩から斜めに切れ込む練習を始めたところ、ビビリ屋のオー君が何やら物見をしたようで、伸長どころかぶっ飛び駈歩に一瞬ひやっとするも、ぶっ飛びそうになったら巻乗りでかわすよう注意されてレッスンはそのまま継続。今度は中央線で肩内の練習を始め、その流れで中央線上から駈歩発進を指示されてそうしたら、物見で挙動不審になりがちだったオー君が突如猛スピードでフェンスに向かって激走(@_@;)フェンスを障害と間違えたのか、いわゆる「かかった」状態になって襲歩すなわち競馬走りを始めたからもう巻乗りでかわすどころではない。前のクラブでもハイセイコーのお孫さんに「かかった」状態になられたことがあったが、オー君はまだ10歳の若さでガタイもデカイからそのスピード感はハンパなくて、フェンス激突寸前に向きを変えたら何とか止まってくれたのでいいようなもんの、S先生からは「あれはゼッタイ落ちる走り方なんだけど、よく持ち堪えましたねえ」とヘンな賞められ方をされちゃったくらいである(^_^;) 2鞍目は部班レッスンで、サクサクした速歩でスラロームと横木を難なくこなしたまではいいけれど、さすがに駈歩は皆さんと別メニューで輪乗りをお願いし、それでも私が発進の合図を出しずらくなってしまい、乗り方もぎこちなくなって駈歩を継続させられず、やっぱり1鞍目がトラウマになっちゃったのを痛感するはめに(-。-;)オー君は反動も少なくて乗りやすいしフレンドリーだしふだんは申し分ないのだが、ときどき中央競馬の血が騒ぐのか、とんでもない爆走をすることがあるようで、部班レッスンでご一緒したMさんも「たま〜に、ええっ!というような走り方をするんで、私も前に落馬して、しばらくトラウマで駈歩するのが怖くなっちゃったちゃんたんですよ」とのこと。「それなんで三浦海岸の外乗に行って、ガンガン飛ばした駈歩やって復帰できたんですよね」と聞かされて、ナルホド乗馬を続けられる人の根性ってこういうもんなんだよな〜とつくづく思ってしまった。スポーツはすべからく克己心を要求され、もともと克己心の強い人がスポーツというものにハマりやすいのかもしれない。乗馬は体力もさることながら恐怖心の克服というものがゼッタイに必要なスポーツであるのは確かであり、私はもともと人一倍恐怖心が強い人間なので、それを克服するために乗馬を続けているような気もする。というような話をSさんにはしたのでした。




2016年06月07日

木ノ下歌舞伎 義経千本桜

6日は夕方に「シアターガイド」誌の蜷川幸雄追悼号におけるインタビュー取材でライターの市川さんと久々にお目にかかって何かと思い出話をさせて戴いた後、東京芸術劇場で木ノ下歌舞伎の「義経千本桜〜渡海屋・大物浦」を観劇。そのあと近所の居酒屋で同行した地域創造の坪池さんとすっかり話し込んで帰宅したら日付が変わっていた次第。
日本の古典劇にはふしぎと王家のドラマがなく、それをもってしても近代以前の日本における天皇という存在の希薄さを窺わしめるのであるが、「義経千本桜」の二段目は天皇が登場する珍しい作品といえる。能の「蝉丸」の系譜に列なる「妹背山婦女庭訓」の二段目にも天皇が登場するが、「王の死」をモチーフとした点で「千本桜」の二段目「渡海屋・大物浦」の場に勝るものはない。安徳天皇が入水しようとするシーンを何度もリフレインして、そのことに真っ向から斬り込んだ今回のテキストレジーと、それを視覚的にわかりやすく見せた演出は秀逸だ。
まず保元・平治の乱に遡って源平の闘争史を加えたテキストレジーによって、平氏一族を背負って立つ知盛像がくっきりとイメージされた上で、絶えず戦に巻き込まれる国で戦禍の象徴たる着物を重ね着した上に日章旗を背負う天皇の姿は卓抜した天皇論になっている。原作の安徳天皇も義経に助けられて「仇に思うな」とあっさり平氏から源氏へ乗り替えるあたりに作者の皮肉な見方が反映されているといえなくもないが、それをよりいっそう強調して近代史につなげる意図が今回の演出にはハッキリと見えた。日本を語る上で避けて通れない天皇論を古典劇から抽出するとすれば、やはりこの「千本桜」の二段目を取りあげるのが最も適切、というよりコレしかないように思われる。木ノ下歌舞伎はこれまでも古典劇の巧妙な換骨奪胎による原作のエッセンス抽出を試みて成功を収めているが、今回はそれが非常にわかりやすい日本論につながっており、かくしてラストで亡霊たちが義経を囲んで盆踊りを繰り広げるシーンはいみじくも日本人の死生観を映し出すように見えるのだった。


コメント(1)

私も義経千本桜見てみたいな、と思いました。

投稿者 ぷーむー : 2016年06月11日 11:14



2016年06月07日

刺身の盛り合わせ、野菜サラダ、キンキの焼き物、焼き鯖鮨ほか

今日は午前中に検査を受ける予定で病院に行ったら、なんと別の検査と間違えていて、今日の検査は午後からだったので、近くにある幻冬舎のヒメを呼びだして時間つぶしに付き合ってもらい、今週は何かと仕事の予定が立て込んでいるにもかかわらず、ぽかんと空いてしまった時間をヒメとのおしゃべりに費やすことと
相成りましたf(^ー^;
夜は文春の山口さんが麹町常楽庵シリーズ新作『縁は異なもの』刊行のご挨拶にお越しになって、近所の「魚匠 基」で会食。この本に関しては右欄の新刊コーナーでご紹介しております。
久々の新刊ですので皆さまどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>
ヒメとも山口さんとも色んな話をして、とてもここには書ききれないのだけれど、一つ、へ〜そんな言い方をするんだ〜と思ったのは山口さんから聞いた「俗情との結託」というコトバで、今は要するに俗受けして売れるような小説を書いたりすることに対する批判的な表現として使われているらしいのであるが、元は大西巨人の作った用語で、涙や感動やわかりやすさや情報等で読者との一体感を得ることを峻厳に排除する意図を持ったコトバのようである。これが造語された時代と現代とではもはや文学という概念のレベルが全然違うはずであるにもかかわらず、業界で現在この用語が結構活用されているらしいところに、何やらこの業界全体の忸怩たる思いを見るような気が致しました(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

確信していませんが、何となく今は無理が通り道理が引っ込んでいるのでしょうか?。
 昨日の最後の盆踊りもたまたまだとは思いますが、何となく昔は良かったと思います、けれども、ぽっとん便所やらエトセトラ今のほうが良いなと思うことも数々あります。
装丁に関して良く理解していませんが、講談社の漫画で装丁を仕事にしている主人公のものを読んで・・・。
 最終的に著者の意思が強く反映されているのだと思いました。
俗情との結託は分かるような分からないような(うまく言えないのでここで絶句します)。
 

投稿者 nao : 2016年06月07日 23:49

木ノ下歌舞伎「渡海屋・大物浦」、非常に面白かったので、今朝子さんの劇評が楽しみでした。木ノ下歌舞伎は「三人吉三」「心中天網島」に次いで3作目ですが、毎回、意表を突かれるものの、丸本を忠実にうつして、現代と古典を行き来しつつも、現代にも通じるものを考えさせられ、最後は納得のエンターテインメントで、心底、楽しませてもらえます。歌舞伎仲間に面白さを吹聴して回ってますが、歌舞伎が、これほど面白く料理されるとは、全く予測がつかず、毎回違う趣向で、今度はどんな風に見せてもらえるのか、とワクワクせずにはいられません。次作の「勧進帳」が待ち遠しく、秋の関西公演に先駆けて、来月、松本で見て来ます。

投稿者 ウサコの母 : 2016年06月08日 22:45



2016年06月08日

胡麻ダレそば、玉子焼き、豚シャブサラダ

今日はお昼に青山スパイラルで文春の川田さんから、次いで読売新聞の坂成記者から取材を受けた後、骨董通りの画廊に寄ってアール・ヌーボーの巨匠アルフォンス・ミュッシャの絵を大量に拝見する。実はこの画廊は旧友モリのお母様の経営で、ミュッシャ作品270点以上という日本一の所蔵量を誇っているのだが、それらをまとめて一つのコレクションとして遠隔地の某美術館が買い取る話も進行中なのだそうで画廊は現在開店休業状態ながら、まだうちにある間に見ておいて!とモリから言われて拝見した次第。概ね石版画とはいえ、ホンモノを間近で見ると錦絵などの木版画とはまた違った立体感のある風合いが楽しめるし、純粋に絵画として優れていると感じさせるものが何点もあり、珍しい油彩画も含めて見せて戴いたのは幸甚というほかなく、周りで美術に対する愛や造詣がもっと深い方にもオススメしたい気がしたものである。
その後モリと近くの「権兵衛」で食事し、初台の新国立劇場でJ.フォード作・栗山民也演出『あわれ彼女は娼婦』を観劇。1 7 世紀エリザベス朝演劇の掉尾を飾るこの芝居は兄妹の近親相姦を大きなモチーフとしてその周囲に「不条理な死」を幾つもちりばめた古典劇ならではの啞然とする展開ながら、今回の栗山演出ではそれを余り情緒的でなく比較的ソリッドに見せることで現代にも通じる不条理劇としての面白さを獲得している。後半は特に妹役を演じた蒼井優の全身から立ちのぼる狂おしい気配が圧巻で、期待以上の好演といえそうだ。横田栄司がひと癖もふた癖もある従者ヴァスケスを活き活きと演じて狂言回しの役割を存分に果たしていることも特筆に値する。




2016年06月09日

参鶏湯、チョレギサラダ、キムチ、アボカドと海老のマリネ、サムギョプサル他

元松竹の前川さんとクオンズで会食。今日は海老蔵の記者会見があっただけに、前川さんとは会うなりその話になって「松井さんはご存じでした?」「あなたは知ってたの?」と互いに訊き合って首を振りながら沈んだ面持ちで氷川神社に向かい、そこから足を延ばして大宮公園を散策。雨上がりの新緑に包まれた前川さんは、定年退職してから少々不調ぎみだった心身が共に蘇ったようだと気をよくされて、今度は晩ご飯を食べながら松竹での仕事の話を何かと聞かせてもらった。私自身は早くに松竹を退職し、その後松竹が出版物を刊行するに当たって相談を受けた際に前川さんを紹介するような形になったらしく、以降、前川さんは色んな立場で松竹の歌舞伎に関わり続けられたため、勢い話は多岐にわたって、へ〜そんなことがあったんだ〜と私は感心しきりで、この間に自分たちがずいぶん年取ったことを改めて感じさせられたものだが、ここには書けない話もあるので内容は全面カット致します。面白かったのは彼女が武智鉄二師の秘書として画廊に席を置いてらっしゃった時に、売れる絵と売れない絵がだんだんわかって来たという話で、「画家が自分で全部の線を描いちゃってる絵は売れないんですよね。それだとお客さんが線を足せないからなんだって思ったんですよ」との評はあらゆる文物に通じる話として非常に興味深く聞けたのでした。


コメント(1)

松井今朝子様

4月1日の大宮公園でのお花見は賑やかだったようですね(2か月以上遅れた遅いコメントとなり失礼致します)。先生は大宮公園をよく散策なさっていらっしゃるご様子。今回の記事も楽しく読ませて頂きました。

以前先生が大宮公園を訪れた森鷗外の記事を日経新聞にお書きになられた際にコメント差し上げた者です。放送大学機関リポジトリに大宮公園関連の論文「文人たちが描いた大宮公園と青年像:森鴎外「青年」など」が掲載されていますので、ご紹介します。森鴎外のみならず大宮公園を訪れたり作品に描いた近代文学者たちを取り上げています。

 ■放送大学機関リポジトリ https://ouj.repo.nii.ac.jp/
  →このページで、「大宮公園」と入れて検索してみて下さい。

ご参考になれば幸いです。

投稿者 まなお : 2016年06月11日 11:20



2016年06月10日

山芋とオクラのポン酢炒め

QPのレシピを参考に作ってみた。削ぎ切りにして塩胡椒して薄く粉をまぶしたた鶏ささみ肉と、電子レンジで火を通した半月切りの山芋を炒め、さらにガクを取って縱切りにしたオクラを炒め合わせてポン酢で調味しただけ。Q P はバターを加えてそのほうが美味しく仕上がるのだろうが、私は脂肪分を控えてカット。山芋は皮付きのまま使ってOK。
いよいよ現職の大統領がヒラリー支持を鮮明にしてサンダース氏の懐柔に乗りだすなど民主党の一本化が図られており、サンダース氏もさすがにトランプはまずいという判断でヒラリー候補との話し合いに応じるようだが、先日もこの問題に関して旧友のモリと話したら、「まあ、トランプが候補になったのは、結局アメリカの本音が出たって感じだわよね〜ヒラリー嫌いも同じじゃないのかしら」とのこと。向こうでの滞在経験が長い彼女は、何だかんだいってマッチョなサベツ体質の白人男性が多い国なのを肌で感じるところがあったらしい。「世界的に見ても、選挙制度による民主主義ってもう成り立たないところに来てるのかもね。資本主義が行き詰まっちゃってるのと軌を一にしてる感じだけど、だからといって旧来の社会主義はもうとっくに通用しなくなっちゃったわけだし。これから先は人間社会が概ねどういう体制になるのかはまだまだわからないけど、今まで体制が壊れるのだけは確実な気がするわよね〜」と私。とにかく凄まじいテクノロジーの発達によるイノベーションで人類そのもののありようが激変してるのだから、もうどこの国でもいかなる分野でも旧来型の維持なんて所詮無理なんだけれど、人類全体の高齢化がこれまたドラスティックな改変に歯止めをかける格好でなかなか旧来型を脱却できない分、余計な混乱と混沌を長引かせているに違いない。そこから脱却した人類の姿を私は目の黒いうちに見届けられるのかどうか、甚だ心もとないとはいえ、それを見ることくらいしか人類の未来はありそうもないのでした(-.-;)y-゜゜        


コメント(1)

モリ様の発言も絵画もとても興味深く思います。
 それはさておき、ではやはりアメリカも日本もやっぱり男性優位ということ?。と思いました。今でも女性差別とは言えなくてもアメリカもやはり男性優位になる事が多い気がする。今週号の週刊文春の64-65頁でもこれってやっぱり男性優位だからと思いました。
 日本については話になりません。よく、電車に乗ったら疑いを受けたくなければ、つり革を持つか手を上に。と言います。
 男性が不当に追及される騙すか陥れる女性もどうかとは思いますが、ここまでしないとまともな男性が自分の身を守れない常識を続けているからで自業自得では?と言う気も否定できません。

投稿者 nao : 2016年06月11日 00:55



2016年06月11日

豚しゃぶサラダ

このところコレばっかりです(^^ゞ添え野菜はレタス、キュウリ、カイワレ。
食事しながらTBSの報道特集を見て、先日川崎で行われたヘイトスピーチデモの顛末を知り、処罰がないことで効果が懸念されていた反ヘイト法制定も市民運動という形でそれなりに一応の効果はあがったものと感じられて、同時に日本にもようやく先進諸国並の市民社会が形成されつつあるような気がしたものである。
ところで今週ちょっと気になったのは三菱東京UFJ銀行が国債入札特別資格を返上したというニュースで、それってMTUが今や倒産前の手形の濫発みたくなってる日本国債を持ってるのがリスキーだと判断し始めたんだろうか?とか、日銀のマイナス金利でアタマに来て、ウチが世界企業として生き抜くためにはもうアホの寄り合い所帯みたいな日本政府はハッキリ言ってお荷物なんだよね〜との宣言なんだろうか?とか色々と考えてしまい、そういえばアベボン政権発足時の頃からウチ来る行員さんはその経済政策について常に冷ややかな反応というか、懐疑的な眼差しを隠そうともしなかったけど、あれってやっぱり上層部の見方とか行内のムードを反映してたんだろうな〜とか思うこと頻り。とにかく日本一のメガバンクだけにその動向が気になっていたら、これまた今週に銀行としては世界で初めて仮想通貨を発行するというニュースが流れ、何だかますます同行の動向から目が離せなくなったのであります(◎-◎;)




2016年06月12日

カボチャとイカのとまとスパゲティ、野菜サラダ

乗馬の帰りに会友のKさんと近くの駅ナカで食事。
思ったより涼しめだった今週末はクラブが結構賑わってて、送迎カーが往きも帰りも満員状態。この半年ほどで会員さんも少し増えた感じだし、「賑わうのは有り難いんですけど、皆さんに気持ちよく乗ってもらえなくなると困るし、そこが悩みどころなんですよねえ」とオーナーも嬉しい悲鳴というよりは痛し痒しなのかもしれない。てなわけで私も部班レッスンを含めての2鞍騎乗で、それにちょっとしたおまけ騎乗があった。
まず1鞍目はデカ鹿毛オー君でマンツーマンレッスン。オー君には先週メチャ走られちゃったので多少恐怖心が残ってるかと思いきや、案外そうでもなくフツーに乗れました(*^^)vインストラクターのY先生には右足の位置がときどき変わる点を注意され、半減脚の際の脚の圧迫や、コーナーで半減脚を使って馬の力を溜め込んでから斜め伸長速歩を勢いよく出すコツなど、細かい点を丁寧に教えてもらい少しでも馬場馬術を囓ったような気分になれるのが何よりでした。次の部班レッスンでは久々にオレ様系ドサンコのパピ君に騎乗。相変わらず始動の鈍いパピ君は途中でS先生に乗り替わってもらったものの、その後はサクサクとクロスバーを跳んで懸命に駈歩をしてくれた。近頃は脱走癖があって隙あらば勝手にどっかへ行っちゃおうとするらしいけど、悪ガキの精神構造と一緒だからこちらがビシッと強気に出れば意外と大人しく従うことを発見してるし、乗り終わって賞めると満足して急にフレンドリーになるところなど、何だか憎めない馬なのである。
おまけ騎乗というのは、FAIRFAXという英国の珍しいメーカーの試乗鞍が来たので、この際みんな乗るだけ乗ってみようということになり、小柄な優等生鹿毛ボー君に取りつけて乗せてもらったところ、反動が結構大きいはずのボー君なのに、まるで馬が違ったようにふわふわして、正反動でも駈歩でもしっかりと座りきれるし、脚の位置が全然ぶれないので合図も出しやすく、素晴らしい乗り心地なのにちょっとビックリ。ポンドが高い今はさすがに手を出しにくいお値段なので、一緒に試乗したMさんとは「いっそこの際イギリスがEUを離脱してくれたらいいのにね」なんて話にもなりました(笑)。
聞けばもともと腹帯だけを作ってた英国のメーカーで、その腹帯がロンドン五輪の秘密兵器として英国に金メダルをもたらして名を挙げた勢いで、従来の鞍メーカーが踏み込めなかった鞍の改良に着手し、馬にストレスを与えない工夫が探究され抜いて出来上がった鞍なのだとか。さすがに昔から動物愛護精神に燃える欧米諸国では、今やいかに馬にストレスを感じさせないようにして乗馬をするかが求められ始めて、その流れで馬具が進化しつつあるという話であった。
馬具もさることながら、ストレスを与える元凶はやはり乗り手なのだから、馬を可愛がるならまず乗馬を上達するに越したことはないのかもしれない。今のクラブは初心者にも実に丁寧に乗り方も馬装の仕方もきちんと教えてくださるのであるが、「そうしないと馬が可哀想だからですよね〜きっと」と、このクラブで去年初めて乗馬を習い始めたKさんは仰言るのでした。




2016年06月13日

切り干し大根とオクラのサラダ、かぼちゃのそぼろ煮

サラダはQPで見た料理。茹でて戻した切り干し大根と茹でたオクラとプチトマトをQPの柚胡椒ノンオイルドレッシングで和えるというレシピだったが、残念ながら私は思惑を裏切って酢醤油味醂砂糖少々と柚胡椒をブレンドした自家製ドレッシングで和えました。
広島から世界に平和を訴えた大統領にとって、肝腎のお膝元でまたもや銃乱射による大量殺人が起きるとは残念というのも腹立たしい思いに違いない。こういう事件が起きると決まって排外的な心理に傾く人や自衛強化と強硬手段を求める人が増えやすいので、次期大統領選挙が迫りつつあるタイミングとしては、トランプ氏に有利に働くことを恐れるしかない。自らISとの関連を主張し、ISもまたそれを認めるとはいえ、こうしたHGTホームグローンテロリストは宗教とも実のところは余り関係の無いある種の狂人だからして、そうした狂人が大量虐殺のできる凶器を安価にあっさりと入手できる社会の仕組みそのものを変えないと解決の糸口すら見いだせないはずにもかかわらず、毎度のように却って自衛意識が高まることで銃所持が増える結果につながるのも、この稚い国ならではの異常現象だろうと思う。今回はどうやら同性愛者に対する反発がテロの引き金になったとおぼしいが、社会が急速に変化し多様化するに従って、そのスピーディな社会環境の激変に適応しきれないことで狂気に陥る人間は今後どこの国でもますます増えて、テロの危険性はいかなる場合でもあり得ることを全人類は今やしっかりと肝に銘じておくべきかもしれない。


コメント(2)

テロや戦争は己が優位に立って様々な利益を得たい事と、他人の幸福を妬み誹り憎む気持ちが原動力なのでしょうか?。他人の私の評価は、お人好しだからか私は自分の幸福も嬉しいけれど他人の幸福も嬉しいし不幸は気の毒に思い、よほど嫌な気持ちにさせられた事がある人間は除きますがざまあみろとも思いません。
 最近、歌舞伎座の呪いという文を良く見かけます。もしも歌舞伎座に感情があれば迷惑だろうと思います。歌舞伎役者の死を願っても建て替えられる前の歌舞伎座が甦ることは無いし、関連する人が病気になる事を願ったり呪ったりするよりは、ますます歌舞伎が発展し歌舞伎役者が健康で長く活躍することを熱望しているのではないかと思い、その人にも歌舞伎座にも失礼な関連付けた言い方だなぁと思います

投稿者 nao : 2016年06月14日 14:48

オバマさんは銃規制について発言しています。犠牲者を悼む気持ちに嘘はないとしても、残念ながら今となっては広島へ来たことと重ねて「民主党に投票しないと、トランプさんが大統領になったら銃も核も外交もたいへんだよ。ヒラリーをよろしくね」というメッセージの方を強く感じてしまいます。
TVのコメンテーター(日本人)はアメリカの「銃を持つ自由」について一見本当らしいことを言っていますが、では議員の何人がライフル協会からいくらもらっているのか。受け取らないと公言する議員はいるのか、選挙中に争点になるのか、などを教えて欲しいです。
武器を持つ自由を悪用して、同性愛の自由を認めない犯人。ISとの関連でマークされていたのに、事件前に銃を自由に買えたことから、まだ当面この手の事件を未然に防ぐ方法はないものと恐れるばかりです。

投稿者 TAKA : 2016年06月15日 10:05



2016年06月14日

にぎり鮨

今日は新宿のJR東京総合病院で上腹部のMRI検査をして、そのあと恵比寿で元米朝事務所の大島さんと食事。M R Iってなんであんなにウルサイのかフシギでいつも検査する人に訊くんだけど、お互いちゃんと答えられて納得するってことがまず無いってのもフシギなんだよね〜てな話になった。フシギといえば「テレビ局はよく一斉に同じことばっかり延々とやってられるもんだよね〜もう点けてワイドショーやってたらモノぶつけたくなるほどウンザリしてるんで、韓ドラの録画しといてホントに良かったと思ってるのよ〜」と大島さん。ワイドショーどころか報道番組でもず〜っと都知事ネタが繰り返し放送されてるもんで、何だかこの国は恐ろしく平和な国のように見える一方、ウラで実は恐ろしい陰謀が密かに進行してるんじゃないかと不安になるくらいである(-。-;)
とにかく昨今のマスコミ現象は何かにつけて極めて集団ヒステリー的であり、それは視聴率や売上部数みたいなものがマスコミをそうさせるのか、はたまたマスコミが読者や視聴者をそうさせているのか、これはニワトリと卵みたいな関係かもしれない。で、ひょっとしたらこうしたことが日本のみならず世界中で起きてるような気がしないでもないのは、米国のトランプ現象や、英国のEU離脱危機、仏国の労働法改正反対デモ、それぞれ質や次元の全然違った問題とはいいながら、何か同じ匂いがするからだ。つまりは良識的な人が眉をひそめるような方向に事態がどんどん進んで社会がひたすらカオス化する怖さを感じるのだった。それにしても先日起きたフロリダのテロにストレートな反応を示すあんまり利口じゃない人たちがトランプ大統領を誕生させて、英国をEUから離脱させでもしたら世界は大変な事態になるわけだから、都知事を袋叩きして楽しんでる人たちなんて罪がまだ軽いほうかもしれません(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

全国のワイドショーのみならず、地方の情報番組でもマスゾエゾーンを通過しなければ地域のニュースを見ることができない状況になっています。
なので、生放送の情報番組でも見たいものはすべて録画し、Mゾーンを飛ばして見ると1時間番組も15分ほどで見終わってしまうほどです。
「町で聞きました。あなたが東京都民なら?」ふざけたコーナーだと思いますが、早送りで飛ばしていても地方の市民がまじめにコメントしている、みなさんちゃんとTVを見ていることの方がびっくりです。
遡ると、サミットでも気象変動や環境問題、その他かなり重要な事項も話し合われたのに、オバマさんが広島へ来たことだけが大きく取り上げられました。イギリスのEU離脱についても、円高などの関連でちょこっと報じておしまいです。
インドの熱波、セーヌ川の氾濫もお天気コーナーで一瞬でした。
番組や新聞を作る人たちが、ネットの反応を見て「国民の関心」を勝手に練り上げているのではと思います。事態を正確に見て、何を報道するべきか、高い意識を持ってもらいたいものだと思います。
普段は仕事関連のニュースしか話題にしない職場のチーフも、M情報からは逃れられなかったらしく、昨日ついに話しかけられました。「どうしてもリオに行って旗を受け取りたいのかな~。閉会式でマスゾエさんが映った瞬間に、世界中のコメントは『この後辞任するそうです』だよね。恥ずかしいよね・・・」

投稿者 TAKA : 2016年06月15日 09:52



2016年06月15日

くるま麩チャンプルー

過去のQPレシピを見て作った。水で戻して水気を絞った車麩を鶏ガラスープの素と塩、砂糖少々を混ぜた溶き卵に浸して胡麻油で炒め、それをいったん取りだしてニンニクのみじん切りとアスパラガスを炒め合わせ、さらにモヤシを加えて麩を戻し入れ、酒醤油塩胡椒で調味。車麩はきのう元米朝事務所の大島さんから頂戴したもの。
その大島さんが今日でようやくテレビにモノをぶつけたくなる日は終わりそうだが、これからまたうんざりするほど色んな候補者の情報をあれこれと聞かされるはめになるのだろう。私なんかもう関係ないもんね〜といった感じでゼンゼン気にしなくて済む問題だけれど、都民はまたぞろ難しい選択を迫られた上に五十億ほどの都税を選挙の繰り返しでムダ遣いされるはめになるのだからお気の毒としかいいようがない。そもそも鈴木多選阻止で青島を当選させたあたりから毎度ザンネンな当選者が続いており、晩節を汚すような悪事を働いた点ではイシハラのほうが断然上のはずだったにもかかわらず、別に袋叩きに遭うこともなく済んだわけだし、今回はどう見ても現職知事の初動対応のまずさが響いたことと、日ごろからどうも感じ悪い人柄だと周囲に見られていた点がイチバン大きいのかもしれない。金に汚いのと出処進退が潔くないのと日本人の嫌がるパターンがダブルで見られた点も神経を逆撫でした感じがあるのだろうが、市民の声なるものは多分に情緒的に流された反応だったように見受けられる。次回選挙の投票でもまたもや同様の過ちを犯して、誰が一体こんなヤツを選んだわけ!と良識派を自認する人たちが嘆き合う結果もつい想像されるし、次期都知事は常にマスコミからなんだかんだ突かれる可能性を秘めて想像するだに大変そうだから、今度は立候補してくれるちゃんとした人を見つけるのも大変なんじゃないかと思う次第であります(-.-;)y-゜゜




2016年06月16日

「なべ家」最後の宴

大塚にある江戸前料理の名舗「なべ家」が閉店する話は聞いていてとても気になっていたのだが、先週新潮社の小林姐さんを通じて、今日で本当に店仕舞いという最終の宴にご招待を戴いたのは有り難い限りである。江戸料理研究家としても名高い店主の福田浩さんは新潮社のトンボの本シリーズで「豆腐百珍」や「大江戸料理帖」などの名著をものされ、私は「江戸の献立」でお付き合いをさせてもらった関係で、「豆腐百珍」等のカメラマン松藤庄平さんや担当の金川さん、姐さんともども美味しい料理をたっぷりご馳走になりました。皆さまがアタマに来られることは承知の上で、口福のお裾分けを写メでしておきますσ(^◇^;)
最初の写真は店の外観。次はいかにも「豆腐百珍」にありそうだが無い「豆腐粥」。三番目は鯒(こち)の刺身ウニ添えで煎酒に浸けて食す。四番目は鮎の塩焼きで鮎は郡上産。頭から骨ごとバリバリ食べられました。五番目は鮎雑炊でお出汁が絶妙の味わい。他に氷こんにゃくや海老の煮物、鮪のヌタ、蓴菜、そら豆と鰯の丸干し等々を美味しく戴き、最後のデザートは例の如く玲瓏豆腐で、これが食べられなくなるのは実にザンネンです!と福田さんに言ったら、こんなものは簡単なんで言われたらいつでも作りますよとのこと。昭和10年生まれの福田さんはまだまだお元気なのだけれど、後継者がいらっしゃらないせいもあって、同じく10年に誕生した築地市場が豊洲に移転する今年に店仕舞いする気になられたらしく、「移転を機にいい仲卸がみんな廃めちゃうってのもあるんですよ」と言われたのが何やらしみじみした響きに聞こえました。今後は江戸料理研究家として店を離れて自由に包丁や筆を振るってほしいと思うのは、私が『料理通異聞』を書く際にも福田さんから伺った江戸料理の調理法をずいぶん参考にさせて戴いているためで、今年の9月に出版される話をしたら「是非そのお祝いをしましょう。柳橋の天ぷらで大黒屋にお連れしますよ」と仰言って戴いたので、胆石手術の回復が何とか早まるよう願いたいものであります。




2016年06月17日

生ハムとルッコラのサラダ、くるま麩入り玉子焼き、お茶漬け

サラダはレタスと玉ネギも加えて自家製フレンチドレッシングで食す。くるま麩は大島さんから頂戴した残りを溶き卵に入れて出汁と塩、砂糖少々で調味して胡麻油で焼いただけ。最近ご飯はできるだけ食べないようにしているのだけれど、昨日「なべ家」の福田さんから「鮒佐」の佃煮を頂戴したので軽く一膳お茶漬けにして美味しく戴きました∈^0^∋近代の日本画壇で名高い柴田是真や速水御舟がコレなくしては飯が喰えないといった佃煮だそうで、いかにも江戸前のきりりと鹹い味わいが夏場のお茶漬けに持ってこいでした。
今日はJR東京総合病院で執刀医と面談し、MRIの画像を見せられて3㎝超の胆石があるのみならずもう1個の胆石まで2㎝ほどに成長してるので(@_@;)こらもう切るしかないよな〜と改めて納得。血液検査も他の生理的検査も全く異常ないようで手術のリスクはという判断でした。
リスクといえば来週に迫った英国の国民投票のほうがよっぽどリスキーで、今日は残留派の女性議員が殺害されたというニュースに、英国でさえこんなことが起きる時代なのか!と驚かされた。それにしてもカゲキなウヨクのやることは世界中いっしょなんだろうか。この事件で却って残留支持が強まると見た世界市場では株価が急上昇したのだから皮肉な話だが、何であれ英国市民には世界のリスクがこれ以上高まらないような判断を願いたいものである。


コメント(1)

この日も美味しそうだけれど、昨日のお写真ありがとうございます。羨ましいけれど、妬みは全く無く、美味しそうな写真を見て嬉しくて(迷いますが)美味しく食べれて良かったね。体調良く次のてんぷらも美味しく召し上がって欲しいと思います。
 自分のことで少し迷いがあり、ちょっと児童相談所について思いつくワードを検索してみたら。真っ青になるほど人って怖いと思いました。共感できる人もいれば、相手を責めるだけの持論を展開し全く受け止められていない人、他人とコミニュケーションをとるのならまずは相手の意見を否定する前に認めてから自分の意見を言ったほうが良いことに気づいていない人がこんなに沢山いるとは。
 やはり人って怖いし、他人に接するときは気を許したり油断をすると恐ろしい目に遭いそうだ(このブログのコメント欄の方と今朝子様には気を許しすぎていてるかも。そのうち私の甘えをばっさり切られるかもと怖くなりました)。

投稿者 nao : 2016年06月19日 00:01



2016年06月18日

カボチャのそぼろ煮、蛸とキュウリとワカメの酢の物、お茶漬け

今週はとにかく都知事騒動が一段落したというか、またぞろ50億もの都税が無駄遣いされることになったというか、いずれにしろ都民をやめたワタシには余り痛痒を感じない問題で、むしろ来週に予定されている
英国EU離脱の是非を問う国民投票のほうに多くの人が経済面で実際の損失を被りやすく、且つ現代が抱える普遍的な問題にも思えるのだった。
普遍的な問題と捉えると、要は今の時代は「つながる」ことのメリットとストレスを人類がどうバランスを取って乗り切るかという問題に集約されるような気がする。「つながる」のを余儀なくされるのはむろんSNSも同様だし、PCを使うことで必然的に「つながる」のを余儀なくされる感じは絶えずバージョンアップを要求される時点で既に顕著であろう。「つながる」ことの欲求は非常に個人差があるのも問題であり、またどのような相手と「つながる」かの選択も、今は個人や世代によって大きく違うのがまた問題だろうと思う。たとえば学校の同窓会で同学年でもない知らない人と「つながる」のとSNSで全く知らない人と「つながる」のは、ワタシなんかだと別にどっちどっちで余り必要な感じはしないのであるが、それで「つながる」のが人生の潤いになり、商売に役立ちもすると考える人があるのは当然で、だから「つながる」ことには積極派と消極派に分かれるのもまた当然といえるだろうか。積極的な人が「つながる」ことのメリットいくら言い立てても、消極派は「つながる」ことで溜まるストレスを言い募るはずで、従ってグローバリゼーション推進派と民族自決派の主張はどこまで行っても折り合いがつかない問題のようにも思えるのだった。ワタシ個人はどちらかといえば「つながる」ことに気持ち消極派なのだけれど、現代はもはや人類の誰もが「つながる」ことを拒否できない時代に立ち至ったという認識くらいはあるので、グローバル化は不可避であって、時計の逆戻しのような真似はせずにこの流れを速やかに進める中にこそ人類の未来はあるような気がしている。一方でそういう時代だからこそ、個人としてはなるべく「つながる」ことを避けて生きるのが妙に贅沢なような気がしていて、ひょっとしたら現代人にはこういうワタシのような感覚の持ち主が結構増えているのではないかとも思われるのでした(-.-;)y-゜゜




2016年06月19日

刺身の盛り合わせ、稲庭うどん、魚三種のハーブ焼き、ゴボウのフリット他

大宮東口の「とらぬ狸」で翻訳家の松岡和子さんと旧クラブの馬友オペラ歌手のSさんと会食。
今週は今のクラブにオペラ歌手のSさんがビジターでお越しになって「ここどこ?軽井沢なの?ええっ!まるで日本じゃないみたい。何だか岩波文庫の挿絵みたいな風景じゃん。どうなってんのココ!」とクラブの雰囲気に大コーフンで部班レッスンに参加。小柄な優等生鹿毛ボー君に騎乗して快走し、「この馬モノスゴク可愛い!」とまたまた大コーフンで、馬に馴れてるのがわかったせいだろうか、インストラクターのY先生もごくフツーに「じゃ、あと洗っといてください。ここに道具そろってますから」と言われて、なんとビジターなのにボー君を嬉々として丸洗いなさっていたのにはオドロキでした(!_+) オドロキといえば、私は手術前の騎乗姿勢がどんなだったかを映像に残しておきたいからSさんに写メ録画を頼んで、いつも通りデカ鹿毛オー君に騎乗し、A1課目の径路を何度か繰り返し、ようやくイイ感じで乗れてきたかな〜と思った瞬間、オー君が突然に横っ飛びして馬体を斜めらせて猛然とダッシュしたから堪らない。ついに落馬して、その一部始終をバッチリ録画されてしまいましたf(^ー^; 私は一体何事が起きたのかさっぱりわからない状態で落馬したあと片足がアブミから外れず少し引きずられるなどしてひやっとしたものの、カラダにさほどの痛みは感じなかったので、S先生に言われて、すぐにまたオー君に乗り直し、さすがにその後は常歩と速歩少々でレッスンを終えた次第。聞けばどうやら隣の馬場で蹄跡の直線コースにおける伸長駈歩の際に尋常でなく暴走しちゃった馬につられて走っちゃったらしく、あとで録画を見たら私は相当ヒドイ落ち方をしていて、それでもケガなくて済んだのはエアーバック式のプロテクターのお陰だろうと思う。というわけで今週の2鞍目はさすがにS先生からオー君でなくボー君に乗るよう勧められて、ケガしなかったせいか、そう怖さも感じずに乗れたのは何よりで、「直後だから駈歩は止めておきましょう」と最初は仰言っていたS先生も結局は「じゃ輪乗りで少しだけ駈歩も」ということになり、落馬のあと何とか駈歩まで持って行けたことにはホッとした次第。とはいえS先生には「まだやっぱりちょっと腰が引けてますねえ」と言われて、騎乗の際は絶えず馬に前進気勢を求めて集中させないと却って走られちゃうことになるんだと注意を受けるも、駈歩してる馬にさらなる前進気勢を要求するのってよほど馬をがっちりつかめてる感じでないと出来ないし、オー君では何度かがっちりつかめた感があったものの、今回はようやくつかみかけた感じの時に急に横っ飛びされたために敢えなく落馬したのでした(/_;)ともあれ、うちのクラブには松岡さんも常々来たいと仰言っていて、それは松岡さんの先生とS先生が知り合いであることのほかに、松岡さんの愛馬ダイゴ君とオー君が共に中央競馬のスプリンターであったサクラバクシンオーの息子で、兄弟関係にあるからだった。そんなわけで、今日はオー君のイケナイ性格として物見をしてビックリしたり他の馬が気になることだと話したら「そう、ダイゴもそういうとこあるから手綱を弛めないでしっかり集中させないといけないと言われるのよ」とのこと。さらにオー君と私のツーショットを見せたところ「ねえ、顔立ちも似てるわよ」と徐ろに写メを取り出されて見たら、毛色は違うけれど顔立ちは確かによく似ていて、やっぱり血は争えないよな〜という気がしてお互い何だか嬉しくなっちゃったのでした。そんなわけで松岡さんも近々是非ビジターでという話になったら、その時は私もまた一緒に是非!とSさんも大乗気なのでした(*^^)v




2016年06月20日

ぬた、高野豆腐、茄子のおひたし、お茶漬け

美容院の帰りに大宮ルミネの総菜売り場でゲット。
明日から講演で青森に出張するため今晩の料理はカットしました。
2 2 日に八戸と五戸の高校で講演する予定だが、昔から青森県は何かと興味津々の土地で、今回せっかく初めて訪れるのだから、明日はまず恐山に行きたい!という希望を主催者側が叶えてくださるのであった。イタコさんを通じて亡き母と父のことについても話したいものである。ところで大宮を九時半に発てば十二時にはもう八戸に着くという近さにはちょっとビックリした。ちょうど京都に行くのと同じくらいだし、それにつけても大宮駅の近くに住んでるのってどこへ行くにも何てベンリなんだろう\(^O^)/私はいつでもどこでも住めばミヤコ感覚になっちゃうタイプとはいえ、取材や講演で各地を回る機会が多い人間にとってこんなに打ってつけの住まいはないのでした。そんなわけで、明日から二泊三日の旅行となりますのでその間のブログの更新は休止として、24日に再開とさせて戴きます<(_ _)>23日の英国国民投票の行方も気になるところではありますが(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

イタコさんのお話がとても気になります。可能であれば、楽しみにします。楽しくゆったりと寛いでください(多分内容の凝縮された超人的に予定たっぷりのスケジュールではないか?)。私にはそれは寛ぎでは無いけれど今朝子様には性に会った寛ぎではないかと思います。
 話は変わりますが、今日久々に週刊Gを買ったら、あれっと思うことがありました。薬の事について都内の大学病院の心臓外科医が「手術中なかなか血が止まらなくて苦労する事があります。そういう患者さんは後で聞いてみると、複数の抗血小板薬を併用している事が多い。」と書いてあり、素人が言ったならわかるけれど医療者がそう言ったのなら今すぐ医師を廃業したほうがいいと思うくらい変な内容でした。記事を医療者の誰かに監修して貰ったら?と思うけれど、そんな変な認識の医師が現在には沢山いて新聞沙汰になるの?と怖くなりました。そして、もう少しまともな医師に話を聞いたら?と思いました。

投稿者 nao : 2016年06月20日 23:47



2016年06月24日

三陸・下北行

今朝はBBCで直前予想を裏切るような開票結果が相次ぐのを、ええっ!これってヤバクないすか〜と見ていたら、ホントにヤバイ結果になって世界に激震が走るなかで(@_@;) 今夜のブログはとにかく初の青森行についてのみ触れたいと思います(^^ゞ
ところで青森県と一口にいっても、太平洋側と日本海側とでは気象もコトバもかなり違うようだし、安土桃山時代から幕末に至るまで領主も南部氏と津軽氏に分かれていたから必ずしも仲良し関係ではないらしい。というわけで次回はぜひ日本海側の津軽方面にも!と思いつつ、今回は八戸と五戸で高校生のための講演をした前後に太平洋側の三陸・下北半島の旅行を満喫した次第。
まず21日は正午に八戸駅に着くなり、そのままタクシーでまっすぐ北上して恐山へ。この行程がなんと大宮から新幹線で八戸へ行くよりもっと時間がかかったのはいささかビックリで(!_+) 同行した一ツ橋文芸協会の田村さんも集英社の伊藤さんも、私と同じく恐山の正確な位置関係をこれまで知らずにいたのを痛感させられる格好だった。クルマは新緑に囲まれて今が穫り入れ時のニンニク畑やヒバ林を横目にビュンビュン飛ばせどいつになっても到着せず、陸奥湾に沿って走行しながらそろそろトイレ休憩が必要な段階でも、「恐山はあの裏側になるんですよ」と二番目の写真に映った遙か先にある山を指さされた時は愕然としたものだ。山近くからはヒバの樹海をかいくぐって延々と登り、さらに今度はずうっと下り続けたら突如ぽっかりと開けたエリアに出て、目の前にエメラルドブルーの湖と湖を取り巻く奇体な山々と大寺院の山門とその後背に広がる荒涼とした大地が一度に目に飛び込んで何やらフシギな雰囲気に包まれた。恐山の霊場とは要するに湖を含んだカルデラだと了解されるも、賽の河原よろしく至る所で小石が積まれてその横に風車が添えてあるのは寺山修司や鈴木清順の映画を見るような妙に現実離れのした独特の風景であり、硫黄ガスがあたりに充満していることもまた異様なムードの演出に貢献している。恐山といえば即イタコさんが思い浮かぶとはいえ、ここで口寄せをなさるのはごく限られたシーズンらしい。そんなわけでイタコさんをご自宅に訪ねたのは講演の次の日だった。この日は講演の主催者でもある地元の新聞社の方に吉田類も紹介している居酒屋「ばんや」でご馳走になり、帆立貝の刺身やキンキの煮付けなど料理いずれも大変美味しく戴いたが、生ウニをどっさり食べてから、これまたウニと鮑がどっさり入ったいちご煮が出て来て、この夜は短時間に最も沢山のウニが食べられたわが人生の記念すべき一夜と相成りました\(^O^)/さすが日本有数の漁港八戸では、翌日の晩ご飯をご馳走になった鮨店「ほそ畑」ともども美味とリーズナブルさを兼ね備えた点では東京からわざわざ新幹線で行っても十分元は取れちゃう感じでしょうか。




2016年06月24日

三陸・下北行

23日は朝からイタコNさんのご自宅にお邪魔して口寄せをしてもらう。ごくふつうの外観をした家に居住されているNさんは盲目の高齢女性で、見るからに優しいお婆さんといったふぜいであり、口寄せされた亡母も生前よりはるかに優しい人格で登場し、降霊の形を取った一種の占いといった感じで近い将来における禍除けのお告げが何かとあったから、一応そのお告げには注意を払いたい気持ちになった。降霊の最中は仏教徒も神道ともつかず離れずの色んな呪文が何度も繰り返し唱えられて、さまざまな道具が用いられる。中でも鹿か何か動物の骨を取りつけた長い数珠はいかにもシャーマニズムといったものの名残を窺わせて興味深かった。許可を得てNさんの写真を何枚か撮らせてもらったが、ブログにアップするのはさすがに控えさせてもらいます。
Nさん宅からは比較的近い名勝の種差海岸を訪れた。そこから鳴き砂で知られる大須賀浜、太平洋を眼下に見渡す葦毛崎の展望台を経て蕪島へ。種差海岸は天然芝がびっしりと岸辺を覆い、高山植物でもあるニッコウキスゲが波打ち際に花盛りといった、これまたこの地方ならではのいささかフシギな景観が楽しめた。蕪島はウミネコの繁殖地としてつとに名高いが、去年島のシンボルだった神社が焼失した後は夥しい数のウミネコがわが物で島を占領し、この時期ちょうどヒナが誕生したばかりとあって、微笑ましくもメチャメチャ騒々しいウミネコファミリーの生態を間近に見ることができた。鳥居や柵の上を等間隔で埋め尽くした光景は正直ヒッチコックの「鳥」を想い出させるコワサがありました(◎-◎;)




2016年06月25日

昨日から絶食

今日はのっけに尾籠な話をするので、お食事前の方は始めの六行分を読まないか後でお読みください。
どうも帰りに買った駅弁があたったのか、一昨日の晩はお腹がぐるぐるして眠れず昨日は酷い下痢をして食欲がないまま整体に行ってジモン先生から「手術前はお腹のほうをキレイにしておきましょうね」と言われて腹部に強烈なマッサージをされ、帰って来たら下痢はますます激しくなるも、熱と痛みはゼンゼンないから何とかブログを書き終えて、早めに寝たら一時間置きに下痢と嘔吐で叩き起こされる始末。脱水状態になりそうな感じで夜明けを迎え、塩湯とポカリスエットで口を潤すも水下痢が止まらないので市販の正露丸糖衣錠を呑み、少し治まって来たところでケータイを見たら旧友のモリから「ひどすぎない〜!?」というメールが来ていて、なぜ私の体調を知ってるんだろう?と思って中身を読んだら英国のEU離脱問題でした(-。-;)
そんなわけで電話をしてこの件についていろいろと話し合ったところ、「これでアメリカもあの恐ろしいトランプを選んじゃうような気がするのよね。ほら、イギリスにも同じような人がいたじゃない」とモリがいうのは離脱派を煽ったジョンソン前ロンドン市長のことらしく、「本当に身勝手な白人のホンネって、やっぱり自分たちだけがエライと思ってるのよ」と言わしめるのは長期にわたる米滞在での苦々しい想い出なのだろう。私はまあ英国の島国根性が出ちゃったんだろうという気がするが、今はどこの国でも極右がのさばりだしていて、それは近代国家の存在意義がなくなりつつあることの反動であり、もうそれだけでも時計の針を巻き戻しにかかるアホな連中なのだけれど、今度の件で極右のルペン党首が勢いづいてフランスでも国民投票をしろと騒いでいるし、現職のオランド大統領が労働法改正でミソをつけて自らの支持者であったはずの労働者の期待を大きく裏切る結果になった昨今の様子からすると、この国もどうなるかわからないよね〜EUを離脱したがってる人の多い国は他にも例えばギリシャとかあるだろうし、とにかく今度の件でEU瓦解に発展する可能性はゼロではないから、この間EU関連で何かと奔走していたメルケルさんなんか本当にお気の毒としかいいいようがない。
「それにしても、一番アホなのは国民投票に持ち込んだキャメロンよね〜世界中が大混乱に陥る騒ぎを引き起こしといて、あんたは辞任するだけで済むわけ!と言いたくなっちゃうわよ。彼は自国民がこんなアホな結論を出すとは思わなかったみたいだけど、それを想像できなかった分アホなのよ」と私。ちなみに私のアホの定義は「理解力と想像力に乏しい人」であります。
「キャメロンなんて所詮エリートだからねえ」とモリ。「そうなのよ。EU離脱の背景にはもちろん難民を抱えるリスクや、移民に仕事を取られる問題とか、EUを仕切るドイツに対する反発とか色んな要因はあったと思うけど、あれだけ多くの人が離脱に共鳴したのはきっと潜在的な不満がいっきに噴きだしたんだわねえ。つまりグローバル化でホントに恵まれてるのは今はまだ一握りのエリート層でしかないという意識が、その恩恵からこぼれ落ちた人には必ずあるはずなのよ。今日のグローバル化は金融資本主義が主導してるわけだし、そのメッカのロンドンを抱える英国が反旗を翻したのだから皮肉な話だけど、そうした恩恵に少しも与れないと感じる人たちが、この際いっそ自国の金融経済がズタズタになろうがどうしようが、自分たちが行使できる一票で現状ををひっくり返したいと思ったんじゃないのかしら。盤上ゲームで負けが込むと、盤ごとひっくり返すかパイやカードや駒をぐちゃぐちゃにしたがるような衝動は、どんな人にもどんな時代にもあるわけで、いわば「持たざる」人たちは常に捨て身だから決して侮れないのに、彼らにEU離脱の経済的な損得勘定だけを理解させれば説き伏せられると思い込んだキャメロンはやっぱりアホだったのよ」と私は弱ったカラダでまくし立てたのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

完璧に余計なお世話かもと思いますが、ジモン先生に下痢の状況を話さない事はいけないことです。体を預けている人を信頼していないのですか?。多分、下痢になっているといえばジモン先生はその施術をされなかったのではないかと思います?。
 EUに関してはなるほどと思いますが、体調に関してはあきまへん。
 昨日の内容もなるほどと思いながら見ていましたが、そんなに体調が悪いときに更新しなくても、少しごまかして疲れているので又明日でもまったく問題ないと思います。
 私はその状況で入れてもらった内容がとても待ち望んでいましたが、無理はいけません。一言、今日は諸々と色々な事があり、又明日にでOKだと思います(でもとても見たい内容で今後も時折読みたくなる内容です)。(また世話焼きおばちゃんですが・・)。

投稿者 nao : 2016年06月25日 23:23

昨日の朝、TVの北三陸のウニ特集を、(これ、今朝子さんが食べたばかりだ!)と見てましたが、大変なことになってたのですね。<日曜の乗馬の後、週明けには入院して、いよいよ手術>と思っていましたが、体調は快復なさったでしょうか。
イギリスのEU離脱、私も最終的には僅差で残留だろうと予想していたので、大ショックです。離脱派が狂喜する様子は、先の見通しがないまま、うっ積した不満をひとまず解消し、これから行く末を考える様でもあり、これを機に世界全体がバラバラになる始まりに見えてしまいます。秋のアメリカ大統領選、その前の参院選、と、かなり悲観論者の私の予測が当たりませんように…。まずは手術が無事に終わり、速やかに全快されることを心からお祈りしております。

投稿者 ウサコの母 : 2016年06月26日 21:58



2016年06月26日

絶食中にも乗馬クラブ

昨日のブログで色んな方にご心配をおかけして電話やメールを頂戴し、また正露丸では効果無く新たに強めの止瀉薬を呑まないといけないくらい絶不調だったにもかかわらず、今日どうしても乗馬クラブに行きたかったのは、クラブの夏イベントで7月末に八ヶ岳ホースショーの観覧も兼ねた外乗が予定されており、外乗は無理でもホースショーの観覧だけは参加したいつもりの私は、同様の参加を予定されているKさんと同宿の打ち合わせをしたかったからである。何しろ2日間絶食で且つ腹の不調も改善されていないため、騎乗にはさすがにためらいがあったのだけれど、オーナーに「気力で乗りますか」と軽く言われてその気になっちゃうところが何ともいえませんf(^ー^; クラブハウスではもうお一方のKさんにも「大丈夫ですか〜」と心配され、私自身不安イッパイでとにかくデカ鹿毛オー君に騎乗。S先生にも事情を話したら「それなら今日は常歩と速歩だけにして駈歩は止めときましょう。走られちゃったら踏ん張れないでしょうから」と理解を示してもらえたのと、そう言われてみたらオー君には落馬させられて以来乗っていないことに気づき、ホント今日は常歩と速歩だけで十分だと思いつつ発進。「速歩もゆっくりめでいいですよ」と言われつつも、随所で巻乗りや三湾曲蛇乗りや肩内まで何とかこなせたところで、「どうです、駈歩もちょっとやっときましょうか」と言われたらまたまたその気になるのが悪いクセとはいえ、輪乗りで左右両手前の駈歩を無事にこなせたのは本当に嬉しかったし、オー君に乗り続ける自信につながった。もっともオー君はもう少し走りたかったみたいだし、S先生も「いつもの松井さんならもっと腰を入れて力強い駈歩ができるはずなんだけどな〜」なんて言われても、私はいつもの私じゃありませんてばサ〜(^0^;)「ただケガの功名といったらいいのか、こういう時は人が余計な力も入らないんで、馬は緊張せずにいるから走られちゃうこともないんですよ」とS先生。てなわけで、手術直前の絶不調のなかで何とか無事に乗馬をこなした私は自分でもいささか呆れつつ「どんだけ好きなんでしょうねえ」とオーナーにも笑われる始末でした(^^ゞ今日はクラブも盛況で、看護師さんだと聞いていたOさんもいらしてたから手術の話をして、術後どのくらい痛みが持続しますまねえ?なんて訊いたらやっぱり2週間くらいは痛みが出やすいけれど1月経ったら大丈夫ですよ〜とのこと。ただし乗馬はS先生に言わせると「内臓を揺らすスポーツですからねえ。だから内臓の脂肪を取るのにはいいんだけど」とのことなので、そう簡単に再開は望めそうもないが、とにかく夏場はゆっくり休んで、乗れるようになったらまたガンガン乗るつもり。というのも今朝は起きるのも辛い感じで、クラブでも人と話すのがしんどいくらいだったのに、騎乗後はむしろ元気になって、下馬した後オー君を丸洗いするなどしても、そう疲れを感じなかったからである。つまり私にとって今や乗馬は健康維持に欠かせぬツールというべきか。帰り道で一緒になった中学生のモエカちゃんも期末試験の真っ最中で「昨日はず〜っと机の前に座っていたんですけど、何だかカラダがおかしくなるような気がして」ということで今日は広い馬場で黒鹿毛アリ嬢相手にL1課目の径路を気持ちよくこなしてらした。乗馬は動物が相手だから心身共に健康にしてくれるところがいい。今日も丸洗いしてやったオー君の顔を拭いてやると、向こうもグルーミング返しのつもりで私の腕ををやさしくハミハミするのがチョー可愛かったのでした(*^^)v




2016年06月27日

鶏雑炊ほか

今日はまず右欄をご覧下さい。昭和初期を背景にしたバックステージ・ミステリー『壺中の回廊』文庫版の刊行と" KABUKI A mirror of Japan " 電子版のお知らせがあります。今年は今後も新刊等のお知らせが相次ぎますので、どうぞ右欄にもご注目ください<(_ _)>
ところで今日はまた明日の入院に備えて京都の妹が東上。夕方は園芸ライターの光武さんがお越しになって一緒に氷川神社へお詣りし、諸事災難除けの茅の輪くぐりをしながら、私の場合はとにかく明後日の手術が無事に済んで速やかに回復するのを願うばかりでした。というわけで、明日からしばらくブログの更新はお休み致します。再開はカラダの復調次第ですが、来る参院選には何とか間に合いたいと思っております(^o^)/~~~


コメント(4)

手術の無事と快復を願っております。
そしてブログの再開を楽しみにお待ちしています。

投稿者 天 : 2016年06月27日 23:04

思うように動けず、まったりと時間を過ごす事はストレスが強いかもしれませんが、たまにはそういう過ごし方も良いのでは?という機会とも思えます。
 次の発信が楽しみですが、ゆっくり3-4週休んでも良い機会だと思います。どうか速やかに手術と回復がすすみ、トラブルに遭いませんようにと祈っています(嫌味でなく本心でなんとなく今朝子様は神仏の加護に恵まれているような気がするので無いだろうと思います)。
 手術前にどきどきするかもしれませんが、なるようになります。体も心も少し頑張らなければいけませんが、何があってもプラスに持っていく心構えがあればほぼ大丈夫と思います(失礼であったり嫌な気持ちにさせていたら申し訳ありません)。

投稿者 nao : 2016年06月28日 22:43

一日も早いご回復をお祈り申し上げます。松井先生のブログ、毎日楽しみに読ませていただいております。著書も、歌舞伎が大好きなので、歌舞伎関連の作品、感じ入りながら、愛読しております。また、木下歌舞伎もお気に入りなので、先日のブログ、多いに共感いたしました。梅雨もあけ、初夏のすがすがしい青空の下、先生のお馬さんに乗る姿のブログ、楽しみにお待ちしております。

投稿者 山内順子 : 2016年06月29日 10:38

お身体のほうが最善の結果となることを祈るとともに、好きなものを召し上がり、芝居を観て馬に乗って、言いたいことをズバズバ書いてというのをお待ちしています。

投稿者 Y.O. : 2016年06月29日 22:02