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2014年11月01日

発芽玄米小豆粥

六日間断食明けの回復食はお粥からだが、なまじ食べだすと空腹を感じ始めるのだから面白い。それと今は玄米粥がとても美味しく感じられて、T V で肉や揚げ物の映像を見てもゼンゼン食べたいとは思わないというのも面白く、なんだか仙人体質になっちゃったみたいだが、これが一週間もすればまたムチャクチャ食べだすであろうことは、先人フクミツさんの例でも明らかなれど、フクミツさんはそれでもリバウンドはしてらっしゃらないようなので、私も見習いたいところです。ともあれ五日間の回復期間も何を食べるかキチンと決められているからラクで、この間食事のことを考えずに済むから確かに仕事は捗るのでした。
ところで今週は政治とカネの問題とかいって政治資金のちまちました使い道をあれこれと突いている間に、とんでもなく大きなカネが動いて日本はこの先一体どうなるんだろう?という不安を抱えている人も少なくないはずである。黒田采配により目先の株が上がったことで、何の不安もなくただただハッピーになっている人って今本当にどのくらいいるんだろうか。私も投信くらいはやってるので株価が上がることを全く歓迎しないとはいわないけれど、それよりもこの日本版金融ジャブジャブ政策の収束する時機が果たして来るんだろうか?という不安が拭いきれない。シェールガスのようなドカ〜ンとしたイノベーションもあって画期的に回復した米国のバーナンキだって、自分の代では収束できなかったことを思うとますます心もとない気分になる。さらには公的年金まで注ぎ込んで株価を支えるというリスキー手に出た政府には、金融経済と実体経済との乖離といったものはもはや問題にされてもいないんだろうか?現代の政治家は常に賄賂献金や政治資金の使い途等で責任を問われることはあっても、失政で責任を問われることが殆どないのは如何ともしがたいのだろうか。その点をマスコミなんかはどう思ってるんだろうか(-.-;)y-゜゜



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今年に入ってから新札の多いのに凄く不安を感じてました。ジャブジャブ印刷局で万札を印刷してるのだろうと思ってましたが。まだそれ以上にやるのかと思うと恐ろしい。公的年金まで継ぎこんで、儲けるのは殆どが外国資本。ヘイトスピーチで外人攻撃してる人達、今に日本は外国資本で経済を牛耳られたらどうするつもり?ヨーロッパは何処も余裕は無い、台湾、韓国、中国が日本の経済を操りだすかも?早く安倍政権に終止符を打ってもらわんとエライ事になりまっせ。

投稿者 お : 2014年11月01日 23:03



2014年11月02日

玄米粥、アズキと南瓜の煮物、味噌汁

今週末は断食明けの初乗馬とあって、まだお粥しか食べていないカラダで果たして馬に乗れるんだろうか?しかも予約入れたのは90分連続のレッスンだし(-。-;)という不安満載で挑み、しかも昨日の雨でドロドロの馬場だったにもかかわらず、意外なほど疲れなかったのは、やはりカラダが軽くなったせいかもしれません(*^^)v 体重も実際4キロほど減ったせいか、私を乗せてくれたお馴染みアイドル系小柄鹿毛ヤブサメ君も最悪の馬場コンディションのなかで意外にサクサク進んで、径路の駈歩では今までにないダイナミックな走り方をしてくれた。もっともそれは泥に足を取られないようにするためかもで、足を高めに持ち上げて走るから勢い反動が大きくなり、より大きな反動でく苦手とする右手前の駈歩は踏ん張れる自信が無くてつい強い合図を出しそびれた結果、速歩で逃げられちゃいましたf(^ー^; 夕方からのレッスンで、下馬した後は泥だらけになったヤブサメの四肢を洗ったり、馬具の手入れなどをして帰宅したのは8時。その間はさすがに多少の空腹感があったものの、別に我慢できないほどではなく、帰宅して食べたのも上記のモノだけなので、人間ホントはそんなに食べなくてもやってけるのかも?と思うことしきり。いつも乗馬に行く前の晩はガッツリ食べとかなくちゃ、と思い込んで料理してた私としては、何ともはや、としか言いようがなく、電話で話した妹には「そらお姉ちゃんは今まで食べ過ぎやったに決まってるがな〜」と言われました(^◇^;)




2014年11月03日

玄米餅、沢庵、味噌汁、米飴

ヘンなメニューだが、酵素ファスティングの回復食セットの指示通りに食す。
今日は連休中でも私は朝から完全なお仕事モードで執筆に勤しんで、夕方は関西唯一の食べ物雑誌「あまから手帖」の編集者穴田さんがお越しになって、これまた完全なお仕事モードで食に関するエッセイのオファーを受けていた次第。穴田さんはブログをお読みになっているので「今日はその話も伺いたいと思って来たんですよ」とのこと。食関係の仕事をなさっているのだから、それは確かにご興味があるだろうと思って、私も率直な感想を述べさせてもらった。「まず、人間が食べるということについて、改めて考える機会にはなったかなあ。今まではひょっとしたら、人間しっかり食べなくちゃ頭もカラダもしっかりしない的な一種の強迫観念みたいなものもあったような気がするんだよね。だから朝昼晩とはいわないまでも、昼夜どちらかの一食は必ずしっかり取るようにしてたんだけど、玄米粥一杯でしっかり乗馬が出来るんだったら、これまでのは単なる幻想だったわけ?という感じでしょ。で、本当にカラダが欲求しているのかどうかもわからないまんまに、必要以上の食物摂取が常態化していってる感じって何だかコワイことだなあって思っちゃったんだよね。そういうことが今は食だけの問題じゃないと思うわけよ。着るモノだって何だって、今の世の中にはとにかくモノが溢れかえってて、それを消費して貰わないと経済がしっかり回らないからとかいって、必要以上のモノをどんどん買うことが奨励されちゃってる感じでしょ。今や本当に必要なモノってなかなか無い感じのする世の中じゃない。それをイベントにかこつけたりして無理やり消費させちゃうような雰囲気が、きっとカラダの肥満よりもっとコワイ心の肥満を生んじゃってる気がするんだよね。心の肥満した人間が溢れかえった日には、もう誰も手が付けられなくて、世界は滅びるしかないわけよね〜」な〜んて話を私はして、穴田さんからは関西の色んな話、たとえば心斎橋は今や中国の観光客に席巻されてもう日本じゃなくなってる感じだとか、祇園の舞妓さんたちも今や観光客に追っかけ回されるばかりか帯を引っ張られたりしてとても気の毒だとか、今京都で予約の取れない店ベストスリーとかを仕事の話以外に聞かせてもらいました。で、今夜は大宮でどうしても食事したい店があると仰言って、どこかと訊けば、平松洋子さんもご案内した「大宮0760」とのことなのでご案内したものの、私はまだフツー食を控える期間なので、店の前で失礼しました。




2014年11月04日

ベジキーマカレー、玄米ご飯、味噌汁

胃が縮んじゃったのか、写真の量でお腹が一杯になってしまいます(^0^;)
円安がどこまで進んじゃうんだろう?と不安になっちゃう今日この頃、自分が食べるモノはなるべく国産で済ませるようにするしか防衛手段が浮かばない私であるが、今日からいよいよ点検会合も始まって、さあ、どうするんだ!アベボンの正念場にもなりそうな消費税増税なのであった。別に積極的に上げて欲しいと思うわけではないが、もう少し景気が回復するのを待ってからといわれても、それって一体いつ?という疑問がふつふつと湧いてくるのは、もう少し経ったら第三の矢なるビジョンが明確に打ち出されて、将来的に何とかなりそうな光が見るのかどうかがさっぱりわからない、というよりも、そんなモノがホントにあるの?という不信感のほうがどんどん強まっているからだった。で、かなりバブルっぽい株高も概ね海外の投資によるものだろうから、消費税増税を見送った場合の海外投資家の反応ってどうなんだろう?とか当然考えちゃうわけで、黒田バラマキも増税の後押し的な株高を狙ったものとして間違いないと思うのだけれど、そうした中でアベボンの最高の経済ブレーンであるはずの浜田宏一氏が増税の時期を遅らせるよう主張し、その理由を「アベノミクスが役に立たない」と思われて世界の信頼を失うほうがコワイと発言していることが妙に気になっている。ホントはこの人自身が結局「アベノミクスは役に立たない」って、わかっちゃったんじゃないんだろうか?とか思えてコワイ発言なのでした(-.-;)y-゜゜




2014年11月05日

ヘルシーカレー、玄米ご飯、味噌汁

今日でめでたく断食回復食も明けまして、明日からフツー食に戻ります\(^O^)/
今夜は新国立劇場で「ご臨終」というおカナダの劇作家の翻訳劇を鑑賞。子供の頃からずっと淋しい冴えない人生を送ってきた中年男が孤独な老婆を看取るというストーリーで、前半はタイトルで想像される通りのブラックコメディタッチで進行し、最後はハートウォーミングに流れる展開だが、どうも演出のテンポとメリハリがないせいで底が割れる憾みがあった。日本でもこうした個人の孤独という問題が西洋並みに実感される時代になったのだから、スラップスティックでテンポよく展開するシーンと、切実感のあるセリフとのメリハリを利かせて、翻訳劇とはいえもう少しリアリティをもって見せてほしいところである。
ところでゼンゼン話が変わって、今日は出かける際に湘南新宿ラインに遅れが出たので埼京線の通勤快速に乗ったところ、斜め前の席によく知った顔の中年女性が乗り込んできて、つい最近も見た顔なのだがどこの人だか想い出せず、気になって何度もちらちら見て目が合うにもかかわらず、向こうはこっちのことがゼンゼンわからないみたいで、ヘンだな〜いつもはすっぴんで会ってるからわからないんだろうか?とか色々と考えているうちにやっと判明したのだが、それはキューピー3分クッキングに出てくる料理の先生のお一人なのでしたf(^ー^;向こうはわからなくて当然ですσ(^◇^;)




2014年11月06日

鶏つくね鍋

断食明け最初の料理はQPにしたかったのだが、コレはウォーターサーバーの付録レシピを参考に作った鍋物。つくねには鶏ひき肉、卵、カタクリ粉のほかに長ネギとゴボウのみじん切り、おろし生姜、生粒黒胡椒を加えた。野菜はゴボウ、ニンジン、水菜、エノキダケ。久々に沢山食べたのでお腹がくるしい(^◇^;)
米中間選挙では大方の予想通りオバマ不人気が祟って民主党が惨敗したようだが、彼が大統領になる前は「あの人でダメだったら、アメリカはもうおしまいだって、みんな思ってるわよ」と米在住の外交官夫人旧友モリから聞いた覚えがあるので、その凄まじい凋落ぶりにはやはり驚かざるを得ない。勿論それにはさまざまな理由があろうが、もう口先だけのキレイ事はうんざり、といったムードが恐らくは支配的なのではないか。世界的にキレイ事が忌避される傾向になって、むしろ弱肉強食の前提に立つほうがリアリティーがあると指示されるような風潮になってきたのは、それだけ人類全体が強欲になった証拠でもあろうし、一方で実際に人類が増えすぎて且つ生命の尊重が絶対視されることによるさまざまな影響下における、いわば息苦しさ=生き苦しさに対する反発といった側面もあるのだろう。昔よりあきらかに強欲なってる人類が爆発的に増えすぎちゃってるのだから、これはもう本当に解決なんてつかないのかもしれない。思えば昔はさまざま宗教が人類に欲望を抑制する方向へと導いていたわけだが、複雑な思考回路を有しない段階の人類にはそれが必要だったのであろう。現代はどうかといえば、欲望を自らある程度コントロールしないと共倒れになってしまうというくらいの共通認識さえ、持てる人と持てない人がいるのかもしれません(-.-;)y-゜゜




2014年11月07日

刺身の盛り合わせ、めひかりの南蛮漬け、がんもどき、じゃこサラダ  

シアターコクーンで『皆既食』を観る前に文春の内山さんと劇場近くの宮崎料理店「魚山亭」で食事。
その昔デュカプリオがランボーを演じた映画『太陽と月に背いて』の原作戯曲を今回は蜷川演出で日本初演した形だが、世界文学史上有名な天才詩人ランボーとヴェルレーヌの同性愛関係を戯曲は史料に忠実に描いており、演出もリアリズムに徹しているにもかかわらず、観ていてイマイチ手づかみのリアル感がなかったのは、主演のふたりが余りにも健全に見えてしまったからかもしれない。同性愛にありがちな、双方によって何度も何度も破綻が繰り返されながら、それでもなかなか別れられない関係性というものが描かれる中で、それぞれのセリフが観念的過ぎて、ふたりが互いの何に惹かれているのかや、何をきっかけにしてその都度どういう心理になっていくのかという、リアリズム戯曲として基本的に重要な描き方ができていない戯曲自体にも問題がありそうである。映画なら表情をとらえる映像でその点をカバーできても、芝居の場合は基本セリフの展開でリアリティーを出すべきはずで、原作者はどうも舞台の劇作家向きではないような気がする。セリフを聞いていると、これならいっそリアリズムでなく装置を含めて象徴的な演出をほどこしたほうがよさそうに思えるし、かといって展開はリアリズムだからそうもならず、天才詩人ふたりに特化したセリフと聞くには凡庸だし、さりとて男女の愛も含めた普遍性のあるセリフでもなく、どちらかといえばふたりの詩からふたりの人生を評論しているみたいな陳腐さがつきまとうのであった。




2014年11月08日

鮭のちゃんちゃん焼き

一時に比べて野菜が安くなってるのでコレにした。レシピは相変わらずQP通り。野菜は玉ネギ、もやし、キャベツ、ピーマンの四種。味噌、酒、味醂、醤油を混ぜて長ネギのみじん切りを加えた味噌だれで味付け。それにしても「ちゃんちゃん」はどういう意味なんだろう?と思ってネットで調べたら諸説ありました。
食事しながらTVでフィギュアスケートGP中国大会男子フリー演技を観ていたら、試合直前の6分間練習でショート2位発進の羽生結弦と3位発進の中国選手が凄まじい激突をして流血の惨状に!結構まめにフィギュアのTV中継を観ている私もこんなアクシデントは初めてで、流血した羽生がしばらくリンクで仰向けになったまま起きられない状態に会場は騒然となる。で、ようやく起きあがった羽生は顔面蒼白で首は血汐で真っ赤に染まってなんとも凄絶というか凄艶な姿になっていて、まるで少女マンがさながらの光景だった。羽生は独りで歩くこともままならない感じで人に担がれて一旦退場したにもかかわらず、再開された6分間練習に参加し、且つ試合にもしっかり挑んだのだからもうビックリといおうか、アッパレといおうか(@_@;)何度も転倒しつつなんとか演技を終了した直後は再びファンが騒然となった。彼が見かけによらず男っぽい性格であるのは周知の通りだが、さらに箔を付ける伝説と化しそうなシーンだった。今季はこの人の新プログラム「オペラ座の怪人」に興味を持ってこの中継を観たのだけれど、順調に行けばかなり見応えのあるプログラムとなりそうで期待大。高橋大チャン引退後に日本男子チームを背負って立つ彼がこのアクシデントと無理を押しての出場で今後に悪い影響が出ないことを祈るばかりである。


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今日新聞を広げたら、羽生選手の怪我を押しての出場にいろいろな物言いが展開していました。私は単純に頑張ったね。とだけ思っていました。
 しかしもしもこれを例えに出して選手が監督が選手に無理をさせようとした場合、そんな馬鹿な監督は罷免する活動をおこすきっかけにすればいいことだし、選手が自らの判断でその後のリスクを背負う覚悟で臨んだことを、他の人に悪い影響を与えるというのは何を考えているの?と理解できません。他の人がこのことをどう捉えようと選手にはわずかも責任は無いと思います。馬鹿な捉え方をしたその人とそれに関わる人の責任でしょう?と思います。

投稿者 nao : 2014年11月11日 12:21



2014年11月09日

ハンバーグ、イカと玉ネギのマリネ、オクラと厚揚げのサラダ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
どんより曇って冷え込んだ今週末とはいえ、雨風がなくて意外とコンディションのいい馬場で4鞍も騎乗。1鞍目はデカ栗毛のマー君で、初対面ながら結構サクサク走ってくれて、速歩が駈歩なみのハイスピードだったので気持ちよく乗れました。2鞍目はお馴染みアイドル系鹿毛のヤブサメ君との90分レッスンで、最後はこれまた昔馴染みのお相手ハイセイコーのお孫さんに気持ちよく乗れました。
お孫さんはまだまだ元気とはいえ、超高齢でもあるので、乗れるうちに乗っておきたいという気持ちもあるし、厩舎を訪ねると向こうも乗って欲しそうに甘えるので、月に何度かは乗るようにしているのだった。今週は古参会員A氏ともクラブに沢山いる高齢馬についての話をしていたら「フツーは年を取ったら引退させて養老牧場で過ごさせたほうが馬にとって幸せのように思うかもしれないけど、実はそうでもないんだよねえ。馬は馬なりに、知ってる人間に何か役立っていたいという気持ちがあるみたいで、見知らぬ土地に連れていかれて全然知らない人におざなりな世話だけされるようになったら、生き甲斐みたいなもんが無くなって、すぐに死んじゃうみたいなんだよね。自馬の場合なんかも、オーナーさんは養老牧場に預けて自分がそのお金を出していることで義務を果たしたような気になって、滅多に会いに行ってやらなくなるでしょう。そうすると馬は結局のところ捨てられたみたいな気持ちになってやっぱり可哀想なんだよねえ」と聞かされたものである。そういえば鶴居村のどさんこ牧場でも最長老のボス牡馬を外乗の仕事から引退させたら、意気消沈して群れの中でもボスの位置を保てなくなったというような話を聞かされた憶えがある。馬にとって人を乗せるという行為がどんなふうに認識されているかは、あくまで馬に訊いてみないとわからないことだけれど、単なる奴隷的な労苦というよりは、人間という異動物との一種の遊びのように思えているのかもしれない、てな感じを抱く時がままあるのだった。お孫さんやヤブサメ君のようにクラブで大勢のファンを獲得している人なつっこい馬の場合は、やはり年を取ってカラダがえらくてもクラブで働いていたほうが幸せなのではないかと思ったりもする。人間の場合も、年を取って仕事をしなくちゃいけないのは実にシンドイことだと思う一方で、全く必要とされなくなるのもやっぱり淋しいと思うものではなかろうか。


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先月、コーランのことがブログにあったので、もしかしたら関心もたれるかと思いまして。

土曜の朝、7時からテレビ東京で『池上彰の経済教室』というのがあって、このところ「宗教と経済」というのをやってます。
来週の土曜日は、コーランの「アッラーは商売はお許しになった、だが利息取りは禁じ給うた」についてのようです。

昨日の朝は、「キリスト教と経済」で、マックスウェーバーの通称「プロ倫」(「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」)でした。資本主義で成功してる宗教は、カルバン派のプロテスタントだとか。予言したわけではないだろうが、現代でも、ユーロ危機のPIIGSの国々は非プロテスタントとかいうのでした。

投稿者 せろり : 2014年11月10日 00:07



2014年11月10日

回鍋肉、レタスとラディッシュのサラダ、汲みあげ湯葉

先週の土曜日に鮭のちゃんちゃん焼きを作って余った野菜で今夜は回鍋肉にしようとクインズ伊勢丹に行ったら、またまた野菜が安かったから、ついサラダも加えてしまった。サラドレは「あまから手帖」の穴田さんから先日頂戴した酵素ドレッシングなるもの。野菜をよく食べてる感じなのは、酵素ファスティングの影響もさることながら、野菜はとかく値段の高下が激しいので、安く食べられる時にはしっかり食べておこうと思った次第。湯葉は市販品。
食事しながら見たNHK7時のニュースでは25 分で終了した日中首脳会談やら、国民に何を問うつもりなのかサッパリわからん12月解散風の気配やら、現政権の支持率がとうとう50パーセントを切った世論調査やら、遠隔指導による高校の書道の授業風景やら、久々に突っ込み所が満載の報道だったのだけれど、今夜はこれから明日の講演の準備をするのが大変なので上記の問題についてはまた後日に触れたいと思います。
明日の講演は上廣フォーラムの「わが先人、師を語る」シリーズの一環として麹町三番町UFホールで17時から催され、もちろん私は武智鉄二師について90分のお話をさせてもらうのだが、参加無料で一応チラシ(ダウンロードしたファイルの文字をクリックすれば出ます)まで作られたにもかかわらず、よほど参加人数が少なかったのか(?_?)、結果的に関係者20名だけの前で話すことになったようで、それだけ少ない人数を相手に90分も話し続けるのは濃密に過ぎて大変そうだし、しかもそのままラジオ収録されるとあって、いつにないプレッシャーがあるのでした。そんなわけで、今夜のブログはこれで失礼します。



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 うわっ今からでも間に合うなら行きたいと思い時間を確かめましたが、時間に間に合うように行けないので諦めました。
 滅多にない機会なのに残念無念です。

投稿者 nao : 2014年11月11日 10:05



2014年11月11日

鮨とおつまみ

今日は夕方から麹町のUF三番町ビルで上廣フォーラム「我が先人・師を語る」シリーズの講演会で「武智鉄二というカオス」と題して武智先生のことを90分たっぷりと語らせてもらった。昨日のブログを見て急きょ駆けつけてくださった方もあったが、今回は基本的にラジオ収録を主目的とした関係者のみの聴講によるクローズドの会だったらしい。ラジオ放送は来年3月1日の日曜日NHK第2放送で午後9時から1時間放送される予定なので、ご興味ある方はどうぞお聴きになってください。
講演終了後は近くの「森下」で美味しいお鮨ご馳走になりながら上廣倫理財団の丸山理事と大城事業課長、幻冬舎のヒメこと木原編集長ともども歓談の時を過ごさせて戴き、ヒメとはその後も丸ビルの喫茶店で、新年からと思っていたら早くも年末からスタートしそうな新聞連載に関する打ち合わせ。とにかく今日で年内の講演をすべてクリアしてほっとひと息である。原稿の締め切りを守るのも大変だけれど、講演はとにかくその日に体調を崩したりすることは絶対に避けなくてはならないため、やはりそれなりの緊張感があるのだった。新聞連載も毎日だから始まると気が抜けなくなる仕事で、むろんかなり前倒しで書き溜めしておくのだが、なぜかその貯金がいつの間にかすっかり消えていたりするので油断がならない。というわけで、私自身はもうこの歳になるとそうバリバリ仕事をしなくてもいいような気がしているにもかかわらず、ヒメからまだそれはダメよ〜ダメダメといわれてしまいましたf(^ー^;


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今日と明日、夜9時から2日連続で「和食 だし」の放映ですね。今TV欄で見つけましたが、BS2でなくBS1なのが意外でした。忘れずに録画しなくては!

投稿者 ウサコの母 : 2014年11月12日 09:38

ウサコの母様有難うございます。早速録画します。

昨日の講演は来年3月のNHK放送ですか。覚えてられるかしら。「師父の遺言」を読み、戦中、戦後の歌舞伎界が置かれていた状況とか武智氏の不可解な行動(と私は思ってました)とかが分かりました。是非、講演もお聞きしたいです。

『老いの入り舞』の続編待ってますので、お仕事の量を調節しながら、長く書いて頂きたいとは思いますが、やはりお仕事のあるうちが華と、ちょっとだけ頑張って頂きたく思います。

投稿者 お : 2014年11月12日 13:44



2014年11月12日

大根と厚揚げのカレー風味の炒め煮

ウォーターサーバーの付録レシピを見て作る。油をひいたフライパンに豚肉を入れて色が変わったらイチョウ切りにした大根とニンジン、戻した干し椎茸の薄切りを炒め、厚揚げとカレー粉を加えてさらに炒め合わせ、次いで椎茸の戻し汁と酒、味醂を入れてしばらく煮込み、塩醤油で調味してさらに煮込んで、仕上げはゴマ油で香り付けして水溶きカタクリ粉でまとめ、万能ネギをトッピング。厚揚げはフライパンでから煎りしてから入れること。
食後にNHKBS1で「魅惑の和食〜だし編」を見た。私は妹からのメールでけさ放送があるのを知ったのだが、ブログにもウサコの母さんからご投稿を戴いていたようであります<(_ _)>去年NHKスペシャルとして放送された「しょうゆ編」は、映像の美しさは元より、内容的にも日本にしかない黴の存在が醤油を生んだという紹介の仕方になかなかの衝撃を受けたので、今回は正直そこまでインパクトのある内容とは感じられなかったのだけれど、超スローモーションカメラを駆使した映像は相変わらず美しい。面白かったのは出汁をやみつきにさせたハツカネズミの実験で、油と砂糖と出汁の3つがやみつきになる物質だという話の説明が尻切れトンボに終わっていて、この話をもっと膨らませる方法はなかったんだろうか?という気がした。ともあれ祇園「川上」の店内と店主の加藤氏は今回のほうが登場シーンは多かったようである。日仏共同製作の番組で、向こうは映画としてもすでに上映しているらしく、日本でも年明けに公開されるその映画バージョンを試写会で見たら、NHKでは放送できない「川上」のロゴ入り看板がバッチリ映っていた話は前に書いたが、こないだ加藤ちゃんと電話で話したら、わざわざ店を訪ねて来たフランス人のお客さんがあったそうで、洋の東西を問わずグルメは世界を駆け巡るということらしいのでした(^_^)v




2014年11月13日

牛肉と豆腐のオイスターソース煮、ラディッシュのサラダ

前にQPで見た料理。塩胡椒酒で下味してカタクリ粉をまぶした牛肉をゴマ油で炒め、戻した干し椎茸、木綿豆腐を炒め合わせて鶏ガラスープ、オイスターソース、酒、醤油を混ぜた合わせ調味料を加えて煮込み、QPは彩りに絹さやを入れたが、クインズ伊勢丹の絹さやが余りにも高かったので、プチ三つ葉なる新品種を添えた。同じ野菜でも今は結構リースナブルなのが溢れていて、その一つラディッシュを先日頂戴した酵素ドレッシングで食す。
今日ポストに中川芳三氏の訃報を見て、どなたからもお知らせを戴かなかったので驚いたのだが、先月の十三日に八十三歳の天寿を全うされ、故人のご遺志により近親者のみでご葬儀を済ませられたとあるから、ご存じなかった方が多かったのかもしれない。故人の筆名は奈河彰輔で、こちらはご存じの方も多いだろうと思う。猿之助一座の芝居を筆頭に数多くの脚本や演出を担当されていたが、本業は松竹の社員で、専ら関西の演劇制作の中心的存在だった。松竹社員でありながら脚本の仕事を手がけておられたことで私の大先輩に当たる方だったので、在社中も何かと接点があり、退社後は大阪に来て仕事をしないかというお誘いを戴いたこともあったし、近松座ではお仕事を共にした経験もある。『師父の遺言』では武智師の死後の話をあまり書かなかったので、中川氏に触れる機会がなかったものの、いろいろとお世話になったし、何かと印象深い想い出があったりもする。遅ればせながら御冥福を心からお祈り申しあげます。


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奈河さんの訃報を新聞で知ったのですが、その扱いの小さいのにショックでした。脚本も書かれ、若い役者さんが復活狂言を講演する時には皆さん奈河さんに支持を仰いでいたようですし、又松竹座の奥付き番頭として関西の歌舞伎界の為にもたいへん尽くされた方でしたのに。
松井様には多分松竹関係の方から早くに御知らせがあったものだと思ってました。沢村宋十郎丈が胃癌末期で大阪に来られ桃谷の警察病院で亡くなった時にも奈河さんが面倒を見られたと聞いています。御本人とご家族の意思とは言え、できれば歌舞伎ファンも参れる葬儀をして頂けたらと思いました。

投稿者 お : 2014年11月14日 13:49

私の友達が、奈河さんと親しくされていた人を知っているという関係で、朝日新聞の訃報欄を見る前に、亡くなったことを聴いておりました。 私も一度お目にかかったことがりました。
関西の方だということで、12月12日に京都で「偲ぶ会」があるらしいと聴いております。
京都の理由は、南座に出演している人が参加し易いからとのことですが、正式に決まったものかどうかはわかりません。

いつもブログを拝見し、キレのよい内容・文章に感心していましたが、今回初めてコメントさせて頂きました。

投稿者 あかね : 2014年11月14日 21:32



2014年11月14日

とりスキ

酒砂糖醤油の割り下に鶏もも肉、鴨肉、焼き豆腐、シラタキ、万能ネギ、セリ、舞茸が入っています。
キリンチャレンジカップ日本VSホンジュラス戦の中継を見ながら食事。崖っぷち?っぽく見えたアギーレジャパンだが、今日は吉田麻也を皮切りにゴールラッシュで6×0の圧勝!前半は武藤を除く全員がW杯のオールドメンバーだったが、スピード感のある縦パスとドリブルが相次ぐアグレッシブな試合運びに徹して見ちがえるよう。ことに本田は所属チームでの活躍を見てもよほど調子が良いのだろう、走り負けないドリブルも的確なボールアシストもみごとで、後半も試合はだれることなく久々に画面に釘付けでした。
今日の夕方はPメディアの岡野ご夫妻がお越しになってこれまた久々にマイPCのメンテナンスをして下さった。そのあと浦和の居酒屋「力」本店でレッズファンとの飲み会にお誘いを受け、私はさすがにご遠慮したのだが、「力」でもきっとこの試合をお客全員が見て大いに盛り上がっていたであろう。
とにかくアギーレジャパンもいい加減すっきりした勝ち試合がないと、浮気な日本人はテニスに乗り換えちゃうかも?という感じだったから、関係者もこの試合でほっとひと息かもしれません。


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今朝子さんのブログを見ていていつも感心することですが、政治、経済を始めスポーツにも話題が及び、しかも
あらゆるスポーツに詳しく、的確に解説していることです。 特異な才能をお持ちですね。 ちなみに私の好きなテニスのコメントもお願いします(笑)。

投稿者 ラスヴェガス : 2014年11月15日 00:16



2014年11月15日

おでん、ブロッコリーのサラダ

市販の紀文製を食す。サラダは茹でた埼玉産のブロッコリーに酵素ドレッシングをかけただけ。
今週の目玉ニュースはやっぱり関西人が「なんなん!?」を連呼しそうな消費税増税回避に伴う衆議院解散風の吹き荒れ具合だろうか。昨日誕生日を迎えた京都の妹に電話をしたら「もうホンマにええ加減にしてほしいわ!!!」とムチャクチャ怒っていた。
まず消費税増税の先送りに関しては、アベノミクスブレーンの浜田本田両氏の提言に基づくのであろうが「一年半先に景気が今より良うなってる保証てホンマにあるのん?今がまだ株が上がって一番マシな時ちゃうのん?待ってるうちに地震でも来たらどないするのん?」というのが妹の正直な懸念であり、私も別に増税してほしいと強く望むわけではないが、世界的に金融経済があらゆるリスク要因で不安定になるのは自明の理だから、一年半後に今より日本経済が確実に良くなっていると思われる根拠をブレーンのお二人にしっかり示して戴きたいのであるが、マスコミがそこをきっちり追究しようとしないのは何故なんだろう?
また仮に良くなったとしても、それが必ず庶民生活を潤すものという楽観的な期待が少しも持てないのは、経済好調のはずの米国でも、現大統領が当初の支持層からも結果的に期待はずれな存在として大変に不人気な現実を見せられているからである。バーナンキの後追いにしか見えない黒田金融ジャブジャブ政策が同様の轍を踏むことが想像されるばかりか、実体経済の体力があきらかに乏しい日本では、米国よりも大きいリスクを孕んだ劇薬となりそうな懸念も強い。
というわけで実際のところアベノミクスなるものに期待を持って現政権を支持して当然と思えるのは、株や金融商品でガッチリ儲けている富裕層と、輸出型で為替差額の利益が出る大手製造業にお勤めの人たち、せいぜい円安で外国人客が増えた観光地の人たちで、それ以外の人たちはどういう理由で支持しているのかさっぱりわからないのであるが、にもかかわらず、どうやら官邸のリサーチによって、現在はまだ支持している人が意外に多かったので、アベボンが解散に踏み切る決意をしたらしいという報道にはビックリさせられた(@_@;)要するに、国民が完全に舐められていることに起因する解散なわけだから、そこまで舐められても平気な人間がこの国には多いということなんだろうか?「お姉ちゃん、そういうたかて、支持政党もなかったら、結局、投票に行かへんのよ。寒いから止めとこ〜みたいな人が多いんよ。それでわざと寒い時期を狙ろて選挙をするんやで、きっと」という妹の意見もむべなるかなで、議会制民主主義を宝の持ち腐れにしている国民は、やっぱり舐められても仕方が無いのかもしれません(-.-;)y-゜゜


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何故安倍政権の支持が多いのか?松井さんの書いて居られる事が極左翼だと言う意見の人が居るのに「今は昭和初期?」と思いましたが、まだまだ「お上にたてつく輩」と言う考えの方が結構いるんだと思います。安倍ボンは岸さんの孫。血統正しき家柄の方が首相、これほど有難い事は無い。何の根拠も無いのに「間違った事をするはず無い。文句があるやつは日本人では無い」と考えてる方が安倍さんを支持してるんちゃいますか。つくづく日本人は忘れる事が上手、よりかかって生きるのが楽。議会制民主主義と言っても我々には直接関係無い、と思ってる大人が多すぎるから同じ過ちを繰り返すんやと思います。それでなければ石原都知事があんなに長く選出されるはずが無かったと思います。

投稿者 お : 2014年11月16日 09:57

初めまして、いつも大変興味深く読ませていただき、そうだ、全くそうだな?と共感しておりました。今回、いきなり選挙へという流れにもビックリですが、これまでの安倍のやり口に反対を言えるのは、ま、多額の選挙費用とのバランスはさておき、とりあえず、いい加減うんざりして来ただけに、安倍の政策にNOと声を大にしたいと思います。しかし、国民の多数がどうなのか?結局、少数派で終わるのか?という不安もありますが、沖縄県知事選挙の結果などもあって、少しは考えるひとが増えることを願うばかりです。

投稿者 ひまねこ : 2014年11月17日 19:35

解散には本当に気分が滅入ります。どじょうが解散を決めた時は、ばかたれ(確実に自民党が優勢になる)と思いましたが、今回も確実に自民党がほぼ独占できることを見越しての解散でしょう?。
 なんとか野党が半分以上当選して欲しいけど余程の妙手が無ければ確実に自民党圧勝・私にとっての悪政がこれ以上続くなら早く死ぬと得かもしれませんね。自民党は国民を舐めてるし庶民(国民の大多数)は自民を当選させるつもりの庶民のほうが大多数ですものね。
 民主党は、初めてだったのでいろいろとぼろが出てきましたが自民党は上手に立ち回りますよね。(ぼろが出ていた民主党は多分自民びいきの方が陥れたところもあったのでしょうね)。
 それでよくわかったところもありますが、この解散が自民党の論理ややりたい放題を正す選挙になって欲しいと祈ります。
 消費税増税に反対でないところはあるけれども、支出も国債もどんどんいけいけと増やしている与党に愛想が尽きて下ろさない大多数の国民に変わって欲しいと思います。

投稿者 nao : 2014年11月17日 20:31



2014年11月16日

タンドリーチキン、帆立と根菜のサラダ

乗馬の帰りに大宮でゲット。
絶好の乗馬日和とおぼしき今週末、いつもより来厩の会員さんが少なかったのは部外の競技会や外乗に行ってる人が多かったせいかもしれない。そんなわけで部班の人数が少ないレッスンが大いに期待されたにもかかわらず、人気インストラクターIS氏のレッスンは相変わらずの超満員。お相手は小股黒鹿毛のヒメで、何しろ久々だから、この子の駈歩はこんなに乗りやすいかったんだ〜 (!_+) と感心するも、部班の人数が多すぎて、前がつかえるからすぐにストップしなくてはならないのを残念に思っていたら、馬場を囲ってあったラチ ( 埒が明くとか明かないとかいう表現の「埒」はもともと馬の囲いのことなのだが、このコトバが馬の世界では今も物体を指す用語としてちゃんと生きているのである)が何かのはずみでバタンと倒れ、途端にヒメは動揺も甚だしく暴走しだして一瞬ひやっとしたものの、以前ほど怖くなかったのはさすがに乗り慣れたせいだろう。ガラスの心臓でさえなければ、ヒメは真面目でとても乗りやすい馬であるのを改めて再認識した次第。今週もう一頭のお相手は近頃超お馴染みのアイドル系鹿毛ヤブサメ君で、ヒメに比べると反動がかなり大きいとはいえ、小柄だから制御が利きやすいし、いつもひたむきに駈けてくれるのがとても有り難いのだった。ヒメもヤブサメ君も真面目で懸命に駈けてくれる分、非常に敏感で時々テンションが上がりすぎるという共通点があるが、そうした馬の性格はカラダの大きさともかなり関連しているような気がする。考えてみれば昔から人間を評するにも「山椒は小粒でぴりりと辛い」といった類の表現があるくらいだから、動物として大柄か小柄かは性格を決定する大きな因子なのであろう。少なくとも馬に関しては大柄な子ほどボーッとしてて鷹揚な感じがします。
ところで今日はクラブでも昨夜の錦織VSジョコビッチ戦が話題になり「せっかく流れが来てたのに、自滅しちゃってホント残念だわねえ」というような声があがっておりました。




2014年11月17日

大根のおやき、茹でブロッコリーとトマトのサラダ  

おやきは先週のQPで見た料理。マッチ棒の軸くらいに切った大根に塩をして水気を絞り、豚肉と桜エビを加え、つなぎに小麦粉をしっかり混ぜてゴマ油で焼くだけ。フライパンに広げてからホイルシートと落としぶたを使ってぎゅうぎゅう押しつけ、焼き色を付けるのがポイント。酢醤油で食す。大根餅の簡単バージョンといった味わいで、安上がりに出来ます。
いっそ消費税増税に踏み切ったほうが、その直前のGDPだけでも跳ね上がっていいんじゃないの〜と言いたくなるようなアベボン政権下の経済情勢である。個人消費や企業の設備投資が伸び悩むのは、死にかけの病人にカンフル注射を打ってるみたいな政策が余計に不安を煽ってる結果と思えなくもなかった。少なくとも私の妹は、フツーの専業主婦でも、ずいぶん前からそのことを本当に不安がっていたのである。円安物価高ではフツーの庶民は財布の紐が堅くなって当たり前だし、富裕層だってムダなモノ買ってる場合じゃなくて、個人財産を外貨や外債、海外証券、海外投資信託に逃がそうとするんじゃなかろうか。何しろジャブジャブ政策で円の価値が目減りする一方の上に、安易に期待された輸出もサッパリ伸びないのだから、不安にもなろうというものである。7〜9月期のGDPがここまで予想外に悪い数字だと、これでもし言われているように増税を見送ったら、海外マーケットの反応は一体どうなるんだか、ますます不安な気持ちにならざるを得ない。なぜなら、いくら今夏の気象条件があまり良くなかったといっても、たったそれだけでこんなに消費が伸びないことはないわけで、要するに多くの消費マインドをゼッタイ喚起するような必需商品が登場もしなければ、何もかもツーマッチ状態がこのまま継続すれば、個人消費が画期的に上向いて日本経済が反転攻勢に出ることなぞ夢のまた夢になりかねないわけで、海外の投資家もさすがにそのことを警戒し始めて当然と思うからである。果たして明日の決断はどうなるのか?そのことにいかなる強弁が振るわれて、われわれが納得をさせられるのだろうか!?


コメント(1)

かねて憧れの「祇園川上」にようやく伺い、秋の献立を堪能しました。はじめは敷居が高かったのですが、カウンターで、お料理の拵えをうっとりと眺め、非日常の世界に、大満足でした。加藤さんがわざわざ表までお見送りに出てくださり、恐縮しました。かぶらの煮物や鰆の焼き物など、感心しごくでした。

投稿者 trinity : 2014年11月18日 20:22



2014年11月18日

牛肉と舞茸の炒め煮、茹でカリフラワーのサラダ

炒め煮はウォーターサーバーの付録レシピを見て作る。ゴマ油で牛肉、薄切りしたゴボウ、舞茸、シラタキの順に炒め合わせ、出汁と酒、砂糖を加えてしばらく煮込み、インゲンと醤油を加えてさらに煮込んだだけ。サラダは例によって頂戴した酵素ドレッシングをかけただけ。
今夜は食事中にドンピシャで解散記者会見をじっくり視聴するはめとなったが、相変わらず頼りない若手政治記者の質問にはウンザリである。とにかく突っ込みが甘すぎて、こういう頼りない連中が記者クラブを構成してて、評論家と称する古手の連中には官房機密費を掴ませておけばいいんだから、政治家もラクでいいよな〜と毎度ながらに思うしかない。健さんの訃報が重なったので「キースひけーキスうひーけーキスぐうーれてえエエエ」なんて歌が流行った時代の雰囲気なんぞは、当たり前だが、ゼンゼン知らない世代なんだよな〜という気もした。ああ、私も本当に年を取ったもんだなあと思いながら、健さんに合掌。
ともあれアベボンは民主主義の根幹をなす税制の問題だから改めて国民に信を問わなくてはならない、国民の理解があってこそ政治は推進できるというようなことをしきりに強調していたのだけれど、では国家の重大な指針というべき、原発再稼働を含めた基本エネルギー政策や、特定秘密保護法案にも関わる安全保障政策、地元民が絶対に認めない選択をした沖縄の基地問題などについて、国民の信を問う必要はゼンゼンないのか?何故ないのか?というような突っ込みもできない記者会見って何なんだろう?


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不都合な質問をしそうな人はいくら挙手しても絶対当てられないのだとラジオでベテランの記者さんがおっしゃっていたとのことです。

投稿者 ぷみ : 2014年11月19日 07:35



2014年11月19日

黒ごま担々豆腐、トマトとブロッコリーのサラダ 

プレミアムウォーターの付録レシピを参考に作った。生姜ニンニクのみじん切りを入れた油で豚ひき肉、長ネギのみじん切り、白菜の順に炒め、さらに豆板醤を炒め合わせて湯で溶いた味噌、砂糖、黒ごまペーストを加えてしばらく煮込み、仕上げに春雨を入れて塩醤油少々で味を調える。
食後にBSプライムニュースで久々に野田ブースカの熱弁を聞いて、民主党政権が始まったばかりの時代に,幻冬舎のヒメから「民主党の人は少なくとも話すことがフツーに理解できるだけでも、自民党よりはマシですよね〜」といわれたことを想い出したものである。とにかく正論は正論なのだけれど、としかいいようがないのは、実際それで自ら政権を手放しちゃったようなところがある人だからで、政治は結局スピーチでは動かないという現象がアメリカでさえ起きている昨今、有権者としては何を目安に投票行動を取るべきなのか本当に悩ましい問題であろう。
とにかく民主党の理念の根幹をなすのは経済的な中間層の厚みを増すことが社会の安定につながるという主張なのだろうが、米国の民主党から立った現大統領も同様の主張をして、なかなかそれが達成されない背景には、社会のあらゆるIT化が必然的にもたらした経済格差を如何ともしがたい現実があるわけで、それを根本的に是正するにも、子ども手当のような目先のバラマキは焼け石に水だということを良識ある人なら承知しているはずで、要するに少しでもモノを考えて投票する人を囲い込むには、民主党はまだまだ理念を現実化する政策の練り方が不足していると言わざるを得ない。で、結局そういうモノを考えて投票する人にアピールするのは難しいので、最初から何も考えられないアホを取り込んだほうが得策として、ただただ神妙そうな声でスピーチする党首の政党がまたしても勝利しちゃうんだろうか(-.-;)y-゜゜




2014年11月20日

鱈ちり

羅臼産の昆布だしに鱈、白菜、京菊菜、椎茸、長ネギ、春雨を入れて大根下ろしとポン酢で食したが、こうした鍋をするにも具材の選択に悩んだりしちゃうんだろうか?なんて考えてしまうのは、2017年度からの消費税には軽減税率が本格的に始動するらしいからである。官僚べったりの自民党が嫌がっていたことを、公明党が粘り腰でとうとう寄り切ったというべきか、選挙協力がどうしても必要とされるこの時期に何とか通した戦略自体は評価してしかるべきなのかもしれない。ただ、どの程度の割合で物品に反映されるのかはあくまで未知数で、結局、米だけ?!だったりしたら、政党アピールの一環として使われたも同じだから、今後の成りゆきに注目したいものである。財務官僚がこれを忌避するのは、さまざまな業界の圧力団体に担がれた政治家とさまざまな駆け引きをするのが面倒だからだろうし、海外でも実際のところ色んな問題があるのだろうけれど、この先どんどん消費税が上がるという可能性を考えた場合は、軽減税率を導入する道筋だけでも今のうちにつけておかないと、本当に大変な打撃を被る人たちが出る恐れもあるのだった。ところで国によってはこの軽減税率で書籍に消費税をかけないケースもあったりするのだけれど、日本の出版界は果たして書籍の軽減税率を求めるような動きをするんだろうか?しないんだろうか?消費税以前の入場税の際には、松竹が古典演目に限って入場税がかからないようにするためのいわばロビー活動をちゃんとやってたりしたようだが、出版界は色んな政治家とつながってるはずなのに、どうも何だか出版界全体としての生き残りをかけた社会活動をするという発想が欠けているような気もして、そういう意味では甚だ頼りない業界に思えなくもないのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(2)

軽減税率は、それと引き換えに天下りポストを増やせるから、財務官僚にとっては望むところという記事をどこかで読みました。むべなるかな、です。

投稿者 荒 : 2014年11月20日 22:04

美味しそうな春菊と思ったら京菊菜?スーパーで春菊と表示されなるべくとんがったぎざぎざでないものを選ぶのですが、流通名と小売で売られるときと同じものでも名前が違うことはあるのか?私のもの知らずなのかな?思っています。
 軽減税率については最初から導入するべきでないの?と思っていますので、これで公明党に大きな顔をされたくないし法律に関与しているから最も裁判官より律しなければいけない職業だと思うのに自分たちの優遇策をひとつも変更しないのは選ばれているからという優越感からなのでしょうか?(国会議員の特別待遇は自分に甘すぎると長年腹が立っています)。また、自民党が耳障りのいいことや、よくわからない曖昧な言い方でぼかして肝心の争点には全く触れないことを許してきた世論は全く頼りになりません。
 沖縄の知事選は、当然だ!!と思っています。が、どう決着をつけるのがいいのかが私にはわかりません。基地は撤退して欲しいのですが、ないと中国の横暴が当たり前になってしまって庶民は泣き寝入り?かな?と(本当に悩ましい)。
 はっきりいえる事は、アベ総理に辛うじて5%ほど期待は捨てていませんが、少なくとも自民党の政治は1980年代頃からこの国をよく導いていないのではと思います。小泉元総理が原発反対と一年前ごろに言っていましたが、今現在の総理の職にいる人がそう言わなければ原発は決して止らないのでしょう?と・・・。
 決断した時、最高権力を持っていたときに言うなら評価できますが、自分がその権力を手放してから言うのは・・・うまく言えませんがこのボケナスーと思います。

投稿者 nao : 2014年11月21日 01:44



2014年11月21日

スンドウブチゲ、チャプチェ他

整体治療の前に新宿ルミネ内で食事。
寺門先生の操法中に「先生、わたしこないだ断食したんですよ〜」とご報告したら、「やっぱり。余計なもんが全部そげ落ちて、スゴクいいカラダになってますもんね。背中に花丸を書いてあげたいくらいですよ」と賞められました(*^^)vところで今日ついに衆議院が解散したが、選挙で余計なもんが全部そげ落ちたら「そして誰もいなくなった」状態になるんでしょうか(-。-;)




2014年11月22日

刺身の盛り合わせ、焼き蓮根と海老のサラダ、蓮根饅頭、湯葉饅頭、ゴボウの唐揚げ、焼き茄子とシラスのもずく和え他

元米朝事務所の大島さん、音楽ライターの守部さんと鎗ガ先の「一芯」で会食。いわゆる業界人としての過去や現在を持つ仲間なので最近のテレビの脚本が余りにもお粗末なのは視聴者のレベルに合わせてるんだろうか?という話だとか、まだ独身で残っている人気俳優としてマスコミが挙げてるのはみんなそっち系の人たちなのは、勿論わかっててわざと挙げてるんだろうね〜というような馬鹿話をアレコレして、それにしても今度の選挙ってどうよ!てな話にもなり、帰りの電車が遅れたのは長野の地震のせいだとわかって、ホントに今の日本はわけのわかんない選挙なんかしてる場合か!と思われたのでした(-.-;)y-゜゜


コメント(1)

時代考証学会のシンポジウムに参加してきました。
NHKのプロデューサーの方が
「釣瓶の家族に乾杯と同じ時間帯なのに視聴率が低すぎる木曜時代劇を打ち切れという圧力がかかっている」
とおっしゃっていました。
とにかく視聴率が大事なようです。
そして視聴率を上げるために脚本のレベルを下げているのだとしたら、少なくとも製作側は視聴者を低く見ているのでしょう。

投稿者 ぷみ : 2014年11月23日 23:02



2014年11月23日

焼売、白身魚と茄子の柚和え、イカと玉ネギのマリネ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
昨夜の地震は人的被害が少なくてまだしもだったが、日本全国どこもかしこも安全神話が崩壊して、誰しも今日できることが明日できるとは限らないという不安が募りつつあるなかで、絶好の乗馬日和に恵まれた今週末のクラブは馬場もクラブハウスも満員御礼の大盛況。初めて顔を見るビギナーの方も沢山いらしてたので、インストラクターの方はもとより、馬の出し入れや馬装の手助けやらで補助をする方たちも超大変に見受けられた。幸い私は1鞍目が元気印の女性インストラクターHさんとのマンツーマンレッスンで、お相手はお馴染みアイドル系鹿毛のヤブサメ君。広い馬場を一人で使って駈歩がかなり長く持続できたのはラッキーだったし、反動が大きくて苦手とする右手前の駈歩でも輪乗りは何とか持ち堪えることができるようになった。なので来月もう一度マンツーマンを望んだのだけれど、今やヤブサメ君人気が沸騰して、来月は彼をこれ以上リザーブできないことが判明。何しろ連休中の明日クラブで開催されるカドリールという馬のシンクロみたいな競技会では、登場する全7チームの内ヤブサメ君はなんと5チームものメンバーとして出場するというのだから驚いてしまう。カドリールでは馬も色んな仮装をするため、インターバルは要するにヤブサメ君の着替え待ちということになりそうで、本当に人間のアイドル顔負けの人気馬なのでした(^0^;)今週もう一鞍のお相手は超お馴染みハイセイコーのお孫さんで、信頼するインストラクターのI.S氏からも「今日はバッチリですよ〜」と賞められたくらい、お孫さんも苦手な右手前の駈歩を克服してしっかり駈けてくれたのは何よりでした。それにしても、ヤブサメ君に騎乗して駈歩をする際にHさんからよく注意されるのは「馬にしがみついちゃダメ!」ということなのだが、乗馬は脚でしっかり馬を挟むべきものながら、踵でしがみつくように乗ってしまっては馬の動きを悪くしたり、却って暴走させたりするからダメなのだ、とアタマではわかっていても、反動が大きくてお尻が弾かれそうになったり、スピードが増して恐怖心を覚えるとついしがみついてしまいたくなるわけで、思えばお孫さんに対してゼンゼンそうならないのは、長年乗り慣れた信頼関係の賜物とはいえ、そろそろヤブサメ君ともそういう関係をしっかり築かなくちゃいけない気がしている。で、考えてみたら、別に人間が馬に乗る場合に限らず、およそ何事にも「しがみついちゃダメ!」という文句は通用しそうで、要するに、対人間にしろ対組織にしろ、とにかく片方が片方に、あるいは双方がしがみついてる状態は、互いが本当に信頼関係を築けていないことの寓意にも受け取れて、実に味わいのあるコトバなのでした。たとえば日本は防衛でアメリカにしがみついてるのかも、てな言い方も可能なわけです。




2014年11月24日

イベリコ豚のステーキ、タパス他

馬トモ人事部のSさんと大宮西口のル・バル・デ・エスパーニャ・セロで食事。今日は連休中でも私は朝からお仕事モードだったが、乗馬クラブ帰りのSさんが遅めのランチをなさるのに合わせて早めのディナーにした次第。Sさんとはもちろん馬の話が大半を占めたものの、世相のあれこれを話す中で、伺って面白かったのは、会社の同僚にとても恵まれた方がいらっしゃるというお話だった。
その方はそもそもお金持ちの息子さんで、結婚の際に湾岸地帯の高層マンションを買われたのだけれど、すぐにお子さんが生まれて、子育てには戸建てがいいというので、両親の住まいの余った敷地に家を建てることになり、その高層マンションを売ったところ、オリンピック人気にあやかって、売値はなんと買値よりも500万もアップしていた!とのこと。「なんか、お金持ちはそうやって、どんどんお金持ちになっちゃうんだな〜って思っちゃったんですよね。その人は恵まれてるから欲がなくて、ホントにいい人なんですよ〜でも、そういうことがずうっと続いちゃうのかと思うと、なんだかな〜なんですよね」とSさん。「なるほど、そういう人って確かにホントにいい人の場合が多いんだよね。で、そういうお金持ちがお金を使ってくれることで庶民も潤うはずだという発想があるんだろうけど、そういう人が日本の地方の商店街やデパートで買い物するってまず考えられないから、お金の廻り方としてはムチャムチャ迂遠な径路を辿ることになるわけだよね。そういう人が日本でお金を落としてくれる何か、そういう人にとっての魅力的な商品とかを考えないといけないわけなんだけど、そこがなかなか巧く行かないというのが現代の経済状況じゃないんだろうか」と私。「ああ、その人は日本じゃ無理かもですよ〜だって持ってるクルマが二台ともポルシェですもんね〜(笑)」とSさん。てなわけで、お金持ちがどんどんお金持ちになるという一事例から何かと考えさせられたのでした。




2014年11月25日

レンコンの挟み揚げ甘酢あんかけ

前にQPで見た料理。市販の白身魚のすり身に酒、塩、胡椒、玉ネギのみじん切り、カタクリ粉を混ぜ込んで練りあげ、薄切りしたレンコンに挟んで揚げてから、醤油砂糖酢水を合わせ鷹の爪とカタクリ粉を入れて火を通した甘酢あんに加える。レンコンは両面にしっかりカタクリ粉をまぶしておくこと。揚げ油は少なめでOK。調理しながら夕方の報道番組を見ていたら、早くも今年のおせちの特集をやっていて、一万円を切るコンビニ商品や140万円近い(!_+)高額おせちが、二極化する世相を反映したモノとして紹介されたが、何だか物凄くバブルの匂いがしてホント心配になってしまった私である。株高で公的年金の積立額も130兆円超になったのは現段階で確かに喜ばしいこととはいえ、上がれば下がる習いの株だけに、いつまで喜んでられるのかは誰もわからない。実体経済より金融経済を偏重した社会は、いったん歯車が狂うと激烈な反動が来るのはバブル崩壊でもリーマンショックでも十分体験済みなのに、結局のところ人間は数ある動物の中でも懲りなさ加減がダントツの種というべきなのか、あるいは景気浮揚はもはや何処の国でもバブルを仕掛けることでしか達成できない段階に人類社会が達してしまったということなのか、いずれにしろ危うきこと累卵の如き経済社会に我々は生きてるのでした(-.-;)y-゜゜




2014年11月26日

白菜と鶏肉の生姜蒸し煮

QPで見た料理。鶏もも肉は紹興酒を揉み込んでしばらく漬けておく。土鍋に白菜たっぷり敷いて上に鶏肉をちらし、さらに白菜と鶏肉を重ねて生姜の千切りをこれまたたっぷりちらし、漬け汁を加えて塩で調味して蒸し煮にするだけ。仕上げにゴマ油を垂らす。鍋は最初強火で熱し、蒸気があがったら弱火にして2、30分、水分が出てから少し火を強めてさらに2、30分白菜がくたくたになるまで煮込む。超シンプルな料理だが、白菜も鶏肉も非常に柔らかくなって結構おいしく食べられます。
現在もアメリカで起きている暴動の映像を見ると、やはりこの国は色んな意味でリスキーな要素が多いことを改めて認識しなくてはならない。今年私は映画評の仕事のために『大統領の執事の涙』をDVDで観て、いかに最近まであからさまな黒人差別が現実に存在したかを知ったのだけれど、オバマ大統領が誕生してもなお、この問題は燻り続けて今度のように発火するのだから、アメリカという国の抱えている根本的な矛盾が解消されるのは一体いつのことやらといった感じである。映画の中でも「アメリカは海外の歴史にはあれやこれや言うが、自国の暗部の歴史にずっと目を背けてきた」と、いみじくも主人公に語られるのだけれど、カラードは人口的にもはや決してマイナリティーではないだけに、今度の件で共和党支持層のWASPがますます恐怖心にかられて硬化することも想像されて、一方に良識的な人たちも沢山いるとは思いつつも、今後の成りゆきが心配される。
そもそも何事によらず差別感情を抱く人たちは概ね自尊心に比して自信や実力の伴わないケースが多く、それゆえ臆病であるがために、改心させるのは並大抵ではない。そうした人たちの問題は何もアメリカ社会に限った話でないことは勿論いうまでもありません(-.-;)y-゜゜




2014年11月27日

牡蠣とニラの辛み炒め、ジャガイモとブロッコリーのホットサラダ

炒め物は今年の2/24に作ったQP料理のアンコール。サラダは今日のQPを見て作った。柔らかく塩茹でしたジャガイモとブロッコリーをマッシャーで潰し混ぜてオリーブ油とケッパーを加えて混ぜ合わせるだけ。シンプルだがケッパーがアクセントになって食べやすい。夕方のお散歩で写メした氷川神社の紅葉も併せてアップしました。
今日たまたま見た朝の報道番組で、かつて大変な注目を浴びた犬用ロボット「アイボ」のことが取りあげられて、久々に懐かしい姿を見たが、発売当初から驚くほど進化しているのもあって、本物のペット並に可愛がってる方もいらっしゃるのだけれど、メーカーのソニーが生産ラインとサポートの部品製造も中止したため、ロボットなのに死んじゃう(!_+)恐れが出て来たとのこと。これって今後のロボット社会にも大いに起こりそうな問題で、とかく採算を最重要視する企業の論理によって、機械類のほとんどが修理してずっと使い続けることを不可能にしているのは困ったものである。それにしても、ソニーもアイボを作ってた頃はまだ少しは元気だったわけですよね〜。時は世紀末の頃で「失われた20年」の真っ只中にあって、確か25万円という玩具としてはビックリ価格だったにもかかわらず、まだ世の中はそれを夢のある未来商品として大らかに受け容れる雰囲気だったように記憶する。ソニーの凋落が著しいのは、採算ばかり考えてアイボを作るみたいな発想が死んじゃったからなんだろうけど、世の中全体も景気は順調に回復軌道に乗っている(と誰かさんは言ってる)はずなのに、アイボが生まれた時代よりもっと雰囲気が暗い感じなのはやはり天災が相次ぐせいだろうか。アベボンが笛吹けど一向に第三の矢が踊りださないのは、消費マインドはもとより生産者のマインドも冷え込んでるせいなのかも?と、久々にアイボの姿を見て思ったのでした。




2014年11月28日

ビーフシチュー、ムール貝、松葉ガニのカッペリーニ他

先月グルメの中岡さんから久々にご連絡を頂戴して、「京橋に隠れ家的ないい店があるんで今度ご一緒しませんか?」とお誘いを受け、今日伺ったらなんとそこは東銀座で知る人ぞ知るビストロの名店「ペルシー」だった。私はよく松竹の大沼さんとご一緒して、リーズナブルでとても美味しい店だという認識はあったものの、まさか中岡さんの行きつけの店とは夢にも知らず、世間ってやっぱり狭いよな〜と、いつも通りの感心をしながら、モン・サン・ミッシェルから空輸されたばかりの小粒のムール貝を始め、今日もこの店ならではのこだわりの食材による美味しい料理をたっぷり頂戴した。移転したこの店は今や本当の隠れ家状態で、ひと月以上先まで顧客の予約で満杯だそうだから、今回よくぞ中岡さんに誘って戴いたものだと感謝した次第。
たまの外出日は色んな用事を固め打ちするのだけれど、今日はまず午前中に新聞連載の初入稿を済ませ、午後から深川の現代美術館で「新たな系譜をもとめて」と題する展示会を鑑賞したのは、ここに武智鉄二師の演出記録が公開されているためで、ご遺族に招待券を頂戴し、何が展示されているのかもゼンゼン知らずに行ったのだが、神宮外苑で上演された野外オペラ「アイーダ」の写真はもとより、「ローエングリン」は映像までが一部であってもきちんと残されていたことにビックリさせられた。「アイーダ」も「ローエングリン」も本物の馬の行進が迫力満点に撮られていて、ひょっとしたらここから競馬界とのお付き合いが始まったのかも?なんてことまで想像させられたものである。「ローエングリン」の映像は何しろ昭和30年代のモノだからボケボケとはいえ、舞台美術を担当しているのがあの岡本太郎!!!であり、何だか人間としてのバクハツ度の凄い両巨匠がツーショット動画として残っているので、興味のある方はご覧になることをオススメします。
現代美術館での鑑賞を済ませた後は銀座のポーラビルで新聞小説を配信する会社の浅間さんからインタビューをお受けし、その前に銀座の街角でさまざまなポートレートを激写されて、何だか色んなことでとても濃い〜一日でした。




2014年11月29日

おでん、茹でブロッコリーとトマトのサラダ

おでんは市販の紀文製。サラダはいつもの酵素ドレッシングをかけただけ。
フィギュアNHK杯男子シングルフリー演技の中継を見ながら食事。ショート5位からの巻き返しが期待された羽生結弦だが、転倒のダメージを無意識に回避したものか、4回転や3回転がシングルやダブルに落ちてしまったジャンプが多くて点数は伸び悩んだ。トリプルジャンプが決まればキレイだし、男子としては珍しいイナバウアーも中国大会とは比べものにならないくらいたっぷりと見せて、今できることは精一杯やろうとした感じがあったとはいえ、やはり練習不足によるスタミナ切れは如何ともし難いのであろう。ともあれ4位に入ってグランプリファイナルに出場できることになったのは何よりでした。かくして大本命かと思われた無良が最終滑走のプレッシャーに負けたのか意外に硬い演技でミスを連発し、曲も羽生とかぶる「オペラ座の怪人」だけに粗っぽさが余計に目立つ恰好になったせいか3位に低迷し、それって誰?といいたくほど今まで余り注目されていなかったダークホースの村上大介がノーミスのコンパクトな演技を披露して初優勝という結果に。長らく女子が断然優位だったフィギュア界もいつの間にか男子の層が厚くなっていたようで、果たして大輔の後がまはまた大介ということになるのかどうか。どちらかといえば織田君の後がまっぽいキャラに見受けられたが。それにしても今季名前さえ出てこない小塚は絶不調なんだろうか。


コメント(2)

本当に去年から小塚君の名前が出てきませんね。彼はDNAをもってすれば高橋君の次に来べきなんですが。ただ華やかさには欠けてましたけど。

投稿者 お : 2014年11月30日 10:20

私も昨日ははらはらしながら羽生君を見ていましたが、体力が落ちているのがはっきりわかり、残念でした。
村上君、無良君はジャンプはレベル高いものの、スケーティングの滑らかさや演技では羽生君にはとても及ばず、まだまだ羽生時代が続きそうです。
グランプリファイナルで、復活した姿を見られるのがとても楽しみです。

投稿者 礼華 : 2014年11月30日 13:15



2014年11月30日

アボカドと鶏肉のサラダ、麻婆茄子冷製、ハンバーグステーキ

乗馬の帰りに大宮エキュートでゲット。
騎乗中に降られないだけでもマシと思うしかない泥んこの馬場で今週末も2レッスンを受けて3鞍騎乗。こういう日は、少数精鋭とは言わないまでも、部班が少人数になりがちだから意外に充実したレッスンが受けられる可能性もあるのだった。インストラクターの方も臨機応変にレッスン内容を変えられて、超お馴染みハイセイコーのお孫さんがお相手だったI. S 氏のレッスンでは脚の使い方の集中トレーニングによって全頭が実にスムースな発進をして気持ち良く駈けられた。いつも騒ぎを起こす暴れん坊ペガ君と超ビビリーのツブ嬢とが一緒の部班だったのでちょっと心配されたが、珍しく何の問題も起きなかったのは I . S氏のマジックというべきか。もう一つの90分レッスンのお相手はこれまたお馴染みアイドル系鹿毛のヤブサメ君で、インストラクターのHさんのレッスンは徹底した輪乗りの駈歩で数十回もぐるぐるすることに。ヤブサメ君は途中からブヒブヒいいつつも懸命に駈けてくれたし、こちらも何とか乗りこなせてホッとひと息で、一旦馬場外で休憩し、再入場しようとしたら、ヤブサメ君は逃げまわってなかなか戻ろうとしない。ヤブサメ君は男の子だけれど小柄で恐がりなので、ひょっとして馬場の何かを怖がっているのかと思いつつ、彼をいつも自馬と一緒に世話してらっしゃる古参会員のAさんにそれについてのご意見をお伺いしたところ「 そりゃあ馬場に入ったらまた仕事をしなきゃならないってわかってるから、嫌がってるだけなんですよ」と言われて啞然(・o・)えええ!いつもキュートぶった態度をしとるくせに、そんなオッサン臭い理由だったのか〜と呆れてしまい「その子はあんまり叱られたことがないから、叱るとけっこうビシッとなりますよ〜」とAさんも仰言るので、今後はもっと厳しく接することに!それにしてもヤブサメ君は年齢からすると結構なオッサンなのに、態度が可愛らしいので年下の男の子っぽい印象を与え、女性会員さんにとても人気があって、あんまり叱られたことがないらしいのだから、人間も馬も可愛らしいことは生きていく上に大変お得な要素なのかもしれない。
ところで今日クラブに出かける際に大宮駅前でJ党幹事長の石バカ君とすれ違ってしまい、ゲロゲロ!といいながらさっさとその場を離れたのだけれど、あれも私にとっちゃ年下の男の子ながら、ホントどっからどう見ても可愛くも何ともないのが気の毒でした(-.-;)y-゜゜